丹沢表尾根〜主脈縦走〜西丹沢

塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳

日 時 2012429()30()

参加者 L末石、田中(新会員)、渡辺(綺)記録

経 費 交通費 約3,500円 山小屋(12食)7,000円 

  参考:水(500ml300円、お湯(テルモス1本)300円、ビール(350缶)500

コース

 1日目(晴れ)小田急線秦野駅着78分 秦野800⇒(バス)850ヤビツ峠910…登山道入り口935・・・二ノ塔1050烏尾山荘1145・・・行者岳1213・・・1225鎖場の渋滞1320政次郎ノ頭1330・・・新大日1355・・・1440塔ノ岳1500・・・竜ヶ馬場1550・・・1620丹沢山・みやま山荘(泊)

 2日目(曇り)みやま山荘630・・・不動ノ峰715・・・棚沢ノ頭725・・・蛭ヶ岳815・・・臼ヶ岳1000・・・神ノ川乗越1030・・・金山谷乗越1110・・・檜洞丸山荘1200・・・檜洞丸1215・・・ゴーラ沢出会い1435・・・つつじ新道入口1535・・・1545西丹沢自然教室バス停発1620⇒(バス)新松田駅

1日目(4/29

   秦野駅着トイレの後、北口バスターミナルへと向かう。なんとC番ヤビツ峠行きバスは長蛇の列、列… C番以外のバスは次から次と到着しては発車していくのだが我々の乗車するバスは一向にその気配がなく長蛇の列は伸びていくばかり。このゴールデンウィーク始めの休日にも関わらず臨時のバスは用意されていないようだ。1時間ほど待って8時10分やっと乗車できた。
 秦野のバス停は長蛇の列、最後尾に向かう  

 私は6年振りに今回と同じコースの縦走、リーダーの末石さんは30年振りだと言う。ヤビツ峠で登山カード代わりに山行計画書を提出してコンクリート道路を登山道入り口を目指して出発。天候も申し分なくウグイスの鳴き声を聞きながらほど良い汗をかいて11時過ぎに三ノ塔に着いた。

 水分補給をして小休憩をする。眺望の良いここは登山者で大賑わいだ。これから縦走する烏尾山〜行者岳〜塔の岳の尾根が左手に連なっている。右手東方にはその名の通り大山がどっしりと構えている。  
   大山を背に黙々と表尾根を登ります
   三ノ塔から烏尾山、行者岳はやせ尾根とガレ場のアップダウンの連続する箇所で鎖も設置されている。逆コースで塔ノ岳方面からの登山者と我々塔ノ岳へ向かう登山者が鎖場で大渋滞となり、ここでもまた1時間ほど待つはめになた。歩行のペースも乱れ重たい足どりでやっと塔ノ岳にPM2時40分到着した。
 この鎖場で1時間以上の大渋滞です。  
  広々とした頂上は登山者でいっぱいだ。今日の最終目的地・丹沢山が尊仏山荘の後方に綺麗な三角錐の姿を見せている。コースタイムでは1時間の歩行であり安堵する。 塔ノ岳までは大勢の登山者で賑わっていたが、丹沢山へと向かう下りに入ると登山者も少なくなり静寂の中眺望の良い竜ヶ馬場から丹沢山へと続く尾根を歩く。足元の笹やぶからはずーとウグイスの鳴き声が聞こえてくる。  
    まずは1座目の塔ノ岳山頂です
 

PM420分みやま山荘に到着。まづは宿泊の手続きを済ませて待ちに待ったビールで乾杯!朝のバス待ち、登山道での渋滞とタイムロスが続出したものの大幅な遅れもなく無事小屋到着できたことも乾杯!寝床の割り当ては当初「3人で1枚の布団」だったがキャンセルがでたおかげ?で「2人で1枚の布団」で寝ることができた。PM830分消灯。

 

 
   丹沢山頂のこじんまりしたみやま荘にお世話になりました

2日目(4/30

  当初、朝食6時からのグループであったが5時半過ぎには朝食をとることができたので630分に山荘を出発する。丹沢の最高峰・蛭ヶ岳までは約2時間の行程である。昨日ほどの良い天気ではないが雨の心配はなさそうだ。水場の休憩場所手前で本日初めての富士山を見る。父子連れの登山者に3人の集合蛭ヶ岳に到着。頂上からの眺望が素晴らしい。 
 丹沢の最高峰 蛭ヶ岳山頂まで来ました。  

 

 富士山が目の前に大きくそびえ、少々霞んではいるがやっぱり感動してしまう。これから縦走する尾根、臼ヶ岳〜金山谷ノ頭〜檜洞丸がずーと西に続いている。再び富士山をバックに集合写真を撮り蛭ヶ岳を出発。ミカゲ沢ノ頭まで崩落したやせ尾根の急下りが続く。途中、真新しくみえる遭難者の供養塔と花束が目に付いた。積雪時に滑落したのだろうか?そっと手をあわせ慎重に下る。振り返ると蛭ヶ岳の頂上から一気に下ったガレ場の厳しい登山道が見える。  
   崩落して危険な下山路

写真のシャッターを押してもらう。 不動ノ峰〜鬼ヶ岩ノ頭のアップダウンを繰り返して815

   

蛭ヶ岳〜臼ヶ岳〜金山谷乗越〜檜洞丸までは約3時間の行程。振り返る蛭ヶ岳の頂上が高く見えたり低く見えたり、アップダウンのくり返しと崩落したやせ尾根を行く手は厳しかった。

 

 最後の山頂となった檜洞丸でほっと一息  

 檜洞丸に1215分到着。すぐ下の青ヶ岳山荘でお湯を買い(テルモス400円)頂上でホットコーヒーで一服する。天気も少しづつくづれて肌寒い。いよいよ最後の行程、檜洞丸〜ゴーラ沢出合〜西丹沢のつつじ尾根を下る。コースタイムでは、木段の後ゴーラ沢出合まで70分とあるが下っても下ってもゴーラ沢出合は遠く1時間ほど超過してPM235分やっと到着した。広々とした河原には数グループの登山者がくつろいだ様子で休憩していた。最後の水分補給と休憩の後、やっと穏やかな新緑に包まれた登山道を歩いてバス停に続く車道に出た。1620分発バスの乗客となった。新松田での生ビールのおいしかったこと!

 




 4/29
 
 4/29  720秦野のバス停は長蛇の列、最後尾に向かう
 
 4/29  853  ヤビツ峠に到着すると出発準備でトイレも混雑
 
 4/29  1036大山を背に黙々と登る
 
 4/29  1145三角の烏尾山荘
 
 4/29  1320 この鎖場で1時間待ちの渋滞となる
 
 4/29 1442塔の岳山頂は食事タイムで大賑わい
 
 4/29  1444先ず1座目の塔の岳山頂
 
 4/29  1500尊仏山荘裏に家畜然とした鹿が草を食む
 
 4/29  1521調べずじまいのこの花がちらほらと目立つ
 
 4/29 1617 .誰もいない丹沢山頂
 4/30
 
 4/30  618 .丹沢山頂のこじんまりしたみやま山荘
 
 4/30  622歩くコースにしばらく富士山の雄姿あり
 
 4/30  738 .鎖場のそれぞれの降り姿
 
 4/30  813 バイケイソウがあちこちに芽を出していた
 
 4/30  817蛭が岳山頂にて
 
 4/30  1106荒れて危険状態の下山路
 
 4/30  1200小さな檜洞丸の青ヶ岳山荘
 
 4/30  1214最後の山頂となった檜洞丸でほっと一息
 
 4/30 1354麓に近くなってミツバツツジが鮮やか
 
 4/30  1405柔らかな新緑が美しい
 
 


 





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