冬の集中山行

湯ノ丸山・「東篭ノ登」山・「西篭ノ登」山

日時:'201329日〜211

参加者:新幹線組 高橋・渡辺()・末石()・福井

(東京駅8:16→佐久平9:35→小諸9:58→滋野10:08→タクシー→ぎんれい荘10:50

    乗用車組:宮林・深沢・堤・渡辺(綾)

    飯田より参加:新美
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1日目)29日・・湯ノ丸山

参加者:新美・高橋・渡辺()・末石()・福井

行 程:宿出発11:50→リフト12:05→鐘分岐12:20→頂上13:10→頂上出発13:30→宿14:20 

3連休の初日とあって、東京駅はやはりたくさんの人で賑わっていました。自由席に座れたが、立っている人も多く高橋さんは離れた席になってしまった。

 佐久平に着く15分前位に、高橋さんから次で降りるとの連絡があり早めに用意をしていた。佐久平に着き、通路に立っている人の後ろに並んでいたのだが、白馬にスキーに行くというグループの方と暢気にしゃべっていたら列車が静かに動き出しだしたのだ。「停車位置を合わせているのよ」なんて言われたのでそうかと思っていたら止まることなく出発してしまいました。そう、並んでいた前の人達は降りるのではなくて立っていただけなのです。

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高橋さんは一人降りたようで、私達3人は次の停車駅の上田まで行く事になりました。高橋さんが私たちを捜しているんだろうと心配になるが仕方ありません。上田駅で駅員さんに「佐久平で降りられなかった」と説明をしたら、料金は取られずに、しなの鉄道で滋野に行く時間を教えてくれました。しなの鉄道で滋野に向かっている時に乗用車組の深沢さんから電話が入り、車が渋滞で遅れているので、湯の丸山には行けそうに無いとの事。

前方の湯ノ丸山目指してゴー

こちらも高橋さんと離れ離れとは言えず「いる人で湯の丸に行きます」と伝えた。結局、高橋さんとは滋野に10分送れ程度で合流でき、タクシーでぎんれい荘に向かいました。新美さんはもう到着しており、お昼を済ませ5人で湯の丸山に行くことにしました。
 

  宿のすぐ横のリフト乗り場から出発となります。リフトを降り、わかん・スノーシュをつけ、高橋さんはスキーで行くことになりました。しばらくは平坦な道をハイキング気分で歩きます。本当に良いお天気で青空に雪景色が綺麗です。新美さんを先頭に登ったのですが結構早い歩きです

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湯ノ丸山頂で記念撮影です

途中、後ろを振返ると明日登る東篭・西篭ノ登山が綺麗に見え浅間山もとても綺麗に見えました。噴煙が上がっているのも見ることが出来ました。

スキーの高橋さんがなかなか姿が見えないので、心配になりましたが木々の間から登ってきている姿が見え、安心しました。結構、直登で登ったので今までにない好記録の1時間あまりで頂上に着きました。360度の展望を楽しみ、風が強いので少し下に降りお茶を飲んで下山にしました。高橋さんとは下山途中で会え、頑張って頂上まで登るとの事です。 「3時半まで戻らなければ探しに来て」なんて冗談を言いながら別れました。

鐘分岐を過ぎた所で、スノーシューを付けた深沢さんと綾乃さんに会い、ゲレンデを下っていたらスキーの宮林さんと堤さんに会いました。一緒に湯の丸に行けなかったのは残念でしたが、その後、宿で堤さんと深沢さんの用意してくれたビールとおつまみ・野菜などを食べ大いに盛り上がりました。夕食が食べれないと心配しましたが、宿の食事も結構美味しくて完食しました。その後、叉部屋に集合して楽しい時を過ごしました。ぎんれい荘は宿の方も親切で食事も美味しくて居心地の良い宿です。、朝食は7時なので夜10時に就寝しました。明日の天気も良さそうなので安心して寝る事が出来ました。

(2日目)210日湯ノ丸高原 「東篭ノ登」 山&「西篭ノ登 」山 

参加者 新美L、堤SL、高橋、福井、宮林、渡辺(綺)、渡辺(綾)、末石(た)記

コース    
地蔵峠ぎんれい荘(1732m830・・・高速カプセルリフト乗り場850〜〜高速カプセルリフト頂上(1850m905・・・池ノ平(2061m9:501005・・・東篭ノ登山(2227m1045・・・西篭           ノ登山(2212m1205・・・東篭ノ登山1220・・・池ノ平1300         1330・・・第6リフト頂上14:00・・・ぎんれい荘1430

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 天気は連日の晴れ。昨日よりやや雲が多い。高速カプセルリフト頂上につくと三角の真っ白な烏帽子岳、その手前右手には昨日登った湯ノ丸山が眺望できた。早速スノーシューを装着し堤さんを先頭にスタートする。一緒に乗ってきた深沢さんは肉離れの後遺症で一人下山する。目標に向かって樹林を歩き林道にたどり着く

池ノ平を目指して歩きます

 樹林帯にはうさぎの足跡が何度も現れた。スキーやスノーシューのあとで林道は歩きやすい。目的地を左後にして池の平を目指す。そこは休憩地として日あたりと眺望が良く一息入れる。

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林道を少し引き返し樹林帯の細い踏跡を東篭ノ登山目指して進む。しゃくなげの木が健気に葉を垂れて雪から顔を出している。30分もすると樹林帯は終わりゴツゴツした岩が顔を出してきた。吹きさらしで風が顔を刺す。気づくともう頂上だったのだ。寒くて、集合写真を撮り周りの景色を楽しむ余裕もなく早々に踏み跡なき西篭ノ登山を目指す。

東篭ノ登山に到着  集合写真

 急坂を滑ってお尻で滑り降りる羽目に何度なったことだろう。途中の樹林帯で風避けし休憩タイムをとる。池ノ平の建物と小諸の街を見下ろしてホッと一息つく。スノーシュー登山者は多数見かけたが流石に西篭ノ登山を目指す人は我々だけ。

トップは交代しながら山頂についたがいつも後方に位置し安住してしまった。山頂は岩がゴロゴロで東と同じだった。滑った坂道をまた昇り返す苦労が思いやられた。違う道を帰りたかったが一度踏み固まっているので今度は3番手について東篭ノ登山を目指す。

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東篭ノ登山から西篭ノ登山へ向かいます

踏ん張りが効かず踏み出す一歩が何度も滑った。それでもいつしか積み重ねの一歩で東篭ノ登山に到着する。池ノ平を目指す途中でリーダーの指示でスノーシューを外す。

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バランス感覚と足首の柔軟性の鍛錬の為とのこと。つけていないと踏み固まってるようでもズボッズボッと沈んでしまう。後方に戻った私など最後のはずなのにドボッ。一番重いということ?の問いにリーダー曰く、沈みそうになったらすぐ次の一歩らしいのだが忍者のようにいかず。みんなでドボドボの連続。

スノーシュウをはずし、ドボドボと沈み大苦戦

池ノ平に戻りランチの休憩タイムを取る。湿原を目指そうかの案も出たが全員一致でパス。このあたりにくるとスノーシューのグループに何度もすれ違う。スキー、スノボー客で賑わう第六リフトに到着する。第六リフトの脇の樹林帯を何度も沈み漕ぎ分けるようにしてぎんれい荘に無事到着する。心地よい疲れを風呂に入ってからのビールとワインがかき消してくれました。

3日目)211  予備日 

昨夜月と星が出ていたが霞んでいた。多分明日は雪だろうと思われた。
目が覚め外を見ると雪がしんしんと降っていた。今まで何度かこの地に来ているが3日連続で晴れたことはなかった。今回は山行日2日間が晴れ予定通り実施でき本当によかった。今年度の会行事はことごとく雨天中止になってしまっているので3日間雪の心配もあった。

今日はのんびりとスキーと宿でのお喋りで過ごす。ぎんれい荘でスキーセットを借りると「どうぞ使ってください」と無料。昨日は深沢が今日は綾乃さんと綺子さんが借り、スキーを楽しんだ。

ぎんれい荘は、建物は古いが温かくて、もてなしがアットホームで良かった。

 

 「雪の季節の集中山行」はCグループの担当だった。グループリーダーの高橋さんが宿の手配から計画全体まで尽力して頂いたのでなんとか実現した。秋のように複数のコースから集中する登山はできず、宿をベースキャンプにして参加者全員で同一行動する雪山山行になってしまった

お世話になった湯の丸高原の「ぎんれい荘です

昨年度の北天狗岳雪山登山も同様だった。秋と異なり冬山の道具が必要、その上遭難する危険があり参加者が少ない。
山行グループで取り組むのは難しく、今後この山行をどのようにしたらよいか検討が必要である。
とにかく無事に終わり正直ホッとしている。            深沢

 

 










1日目 は湯ノ丸山に登りました。

1149先着5人でスノーシュー、スキーを持ってリフトに向かう

 宿のすぐ横のリフト乗り場から出発となります。リフトを降り、わかん・スノーシュをつけ、高橋さんはスキーで行くことになりました。



1211  前方の湯ノ丸山目指してゴー。

しばらくは平坦な道をハイキング気分で歩きます。本当に良いお天気で青空に雪景色が綺麗です。新美さんを先頭に登ったのですが結構早い歩きです。途中、後ろを振返ると明日登る東篭・西篭ノ登山が綺麗に見え浅間山もとても綺麗に見えました。噴煙が上がっているのも見ることが出来ました。






1307無事湯ノ丸山頂に到着

スキーの高橋さんがなかなか姿が見えないので、心配になりましたが木々の間から登ってきている姿が見え、安心しました。結構、直登で登ったので今までにない好記録の1時間あまりで頂上に着きました。360度の展望を楽しみ、風が強いので少し下に降りお茶を飲んで下山にしました。高橋さんとは下山途中で会え、頑張って頂上まで登るとの事です。 「3時半まで戻らなければ探しに来て」なんて冗談を言いながら別れました。


1316  木を風よけに休憩タイム

鐘分岐を過ぎた所で、スノーシューを付けた深沢さんと綾乃さんに会い、ゲレンデを下っていたらスキーの宮林さんと堤さんに会いました。一緒に湯の丸に行けなかったのは残念でした。



1418 スキー場の脇を下山する

その後、宿で堤さんと深沢さんの用意してくれたビールとおつまみ・野菜などを食べ大いに盛り上がりました。夕食が食べれないと心配しましたが、宿の食事も結構美味しくて完食しました。その後、叉部屋に集合して楽しい時を過ごしました。ぎんれい荘は宿の方も親切で食事も美味しくて居心地の良い宿です。、朝食は7時なので夜10時に就寝しました。




2日目 は東篭ノ登山と西篭ノ登山に登りました。



2/10  829  宿の前で準備体操



844  リフト目指して行進

904   リフトの頂上からは三角の烏帽子岳、右手前は湯ノ丸山

 天気は連日の晴れ。昨日よりやや雲が多い。高速カプセルリフト頂上につくと三角の真っ白な烏帽子岳、その手前右手には昨日登った湯ノ丸山が眺望できた。




934  池ノ平を目指して歩きます

早速スノーシューを装着し堤さんを先頭にスタートする。一緒に乗ってきた深沢さんは肉離れの後遺症で一人下山する。目標に向かって樹林を歩き林道にたどり着く。樹林帯にはうさぎの足跡が何度も現れた。スキーやスノーシューのあとで林道は歩きやすい。目的地を左後にして池ノ平を目指す。



945池の平に到着

1007林道の細い雪道

そこは休憩地として日あたりと眺望が良く一息入れる。林道を少し引き返し樹林帯の細い踏跡を東篭ノ登山目指して進む。


1014 シャクナゲが健気に葉を垂れる

しゃくなげの木が健気に葉を垂れて雪から顔を出している。



1047 東篭の塔山に到着

1047 東篭の塔山に到着  集合写真

30分もすると樹林帯は終わりゴツゴツした岩が顔を出してきた。吹きさらしで風が顔を刺す。気づくともう頂上だったのだ。



1100  東篭ノ登山頂から前方の西篭ノ登山を目指します

東篭ノ登山頂は寒くて、集合写真を撮り周りの景色を楽しむ余裕もなく早々に踏み跡なき西篭ノ登山を目指す。急坂を滑ってお尻で滑り降りる羽目に何度なったことだろう。途中の樹林帯で風避けし休憩タイムをとる。池ノ平の建物と小諸の街を見下ろしてホッと一息つく。スノーシュー登山者は多数見かけたが流石に西篭ノ登山を目指す人は我々だけだ。



1219  西篭ノ登山を折り返して東篭ノ登山に戻った先頭の二人   
              私のカメラには西篭ノ登山頂の記録写真がとれてなかった残念

トップは交代しながら山頂についたがいつも後方に位置し安住してしまった。山頂は岩がゴロゴロで東と同じだった。滑った坂道をまた昇り返す苦労が思いやられた。違う道を帰りたかったが一度踏み固まっているので今度は3番手について東篭ノ登山を目指す。踏ん張りが効かず踏み出す一歩が何度も滑った。それでもいつしか積み重ねの一歩で東篭ノ登山に到着する。



1341  スノーシューを外しての雪道はドボドボと沈み四苦八苦

違う道を帰りたかったが一度踏み固まっているので今度は3番手について東篭ノ登山を目指す。踏ん張りが効かず踏み出す一歩が何度も滑った。それでもいつしか積み重ねの一歩で東篭ノ登山に到着する。池ノ平を目指す途中でリーダーの指示でスノーシューを外す。バランス感覚と足首の柔軟性の鍛錬の為とのこと。つけていないと踏み固まってるようでもズボッズボッと沈んでしまう。後方に戻った私など最後のはずなのにドボッ。一番重いということ?の問いにリーダー曰く、沈みそうになったらすぐ次の一歩らしいのだが忍者のようにいかず。みんなでドボドボの連続。池ノ平に戻りランチの休憩タイムを取る。



1401  第6リフトの頂上に戻ってきました。

湿原を目指そうかの案も出たが全員一致でパス。このあたりにくるとスノーシューのグループに何度もすれ違う。スキー、スノボー客で賑わう第六リフトに到着する。第六リフトの脇の樹林帯を何度も沈み漕ぎ分けるようにしてぎんれい荘に無事到着する。心地よい疲れを風呂に入ってからのビールとワインがかき消してくれました。


 























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