南会津の雪山

山(1315.7m)

期日:2013.2.1617
参加者:L田口、SL蓬生 松平 堤 上野 佐藤(記)

コースタイム

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浅草発710==(東武鉄道)==会津高原尾瀬口駅1055==(バス)==1115番屋バス停1120──1135除雪終点(ワカンを履く)──1235テントサイト973m付近【泊】 2020消灯
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起床438──出発650──836黒峠山山頂905──956テントサイト着(休憩と撤収)1113発──1151道の駅「番屋」1205──(タクシー)──1227会津高原尾瀬口駅(駅前で食事)1350発 浅草行き乗車

打ち合わせの時、2月の雪山山行がどこにしようかの話し合いの時、会津湯の花温泉近くの大嵐山1635.4mに決めましたが、私自身もややこの時期の積雪の量では12日で1日目は現地入りの時間も考えると行動時間は2時間半程度では大嵐山に届かないかもと思っていたところリーダーもそのように判断し、湯の花温泉と会津高原尾瀬口駅との中間地点にある黒峠山1315.2mに山を変更したとの連絡があった。

今度は標高が300mも違うので時間的に往きに3時間帰路に1時間の4時間の短縮で、こんどは少し楽かなとの思いです。 

 

 

216    会津高原尾瀬駅は結構な雪が降り積もり、低山といえども結構なラッセルが予想されます。駅でバスを待つ間に雨具・スパッツを着用しバスから降りてもすぐ出発できるよう準備します。 

会津高原尾瀬口駅は深い雪の中でした

バスは深い雪の中を走り、番屋集落のバス停を下りると銀世界です。集落のはずれ500m程度までは除雪されており、そこからワカンを付けての行動です。木々は雪に覆われ低山といえども素晴らしい静寂の雪景色で大満足です。

戸倉沢を越えるといよいよ黒峠山への取付きです。麓は林道らしき道が戸倉沢の奥へと引っ張られそうになりますが、林道から離れ左手の尾根に取り付きます。しばらく交代でラッセルするうちに目標の973m地点の平坦地にでますが、そこは風が強く30m程度下ったところにテントを設営することにしました。テントサイトは風がなく快適です。

 

トップを行き、雪の壁に挑む上野さん

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行程が短いので気分は気楽です。ワカンを付け出発です。気温は−11℃〜−12℃ですが思ったより寒く感じません。手袋も冬用ですがやや薄めです。暫くは雪が深かったのですが上部になるほど浅くなり、黒峠山直下の120m程度は雪が強風吹き払われて、岩や木の根ら露出してワカンでは歩きにくいもののラッセルはなく、予想以上に簡単に山頂に到着しました。

今日は皆さん余裕があります

    山頂手前の木々の間から一瞬    土倉山1559.8mの鋭峰が見えます。有名ではありませんが結構立派な山容です。あまり登られていませんが、それなりに厳しい一面を持っているようですが人知れない名峰かもしれません。来年は余裕のできる23日程度で登ってみたいと思います。

黒峠山山頂は雪は降っていないもののあまり展望もなく、記念撮影をして下山です。下りはワカンで歩きにくかった頂上直下もワカンの爪を横にし易く、エッジが効いて快適にくだり、あっと思う間にテントサイトに帰着しました。余裕があるのでお茶をし、甘酒を飲みテントを撤収し出発です。
黒峠山山頂で記念撮影です
帰路は往きに目標していた尾根をくだり、往きに付けたトレースに合流しテントサイトから40分程度で道の駅「番屋」に到着しました。すぐにジャンボタクシーが到着し、会津高原尾瀬口駅に到着しました。
山麓におり、除雪された林道から黒峠山を振り返ります

今回は駅前の温泉はパスし、早速近くの中華店で打ち上げの食事です。ここの中華店の茸ラーメンは茸たっぷりで、いかにも会津の山奥を感じ、山で汗をかいた後のせいかおいしく感じます。
  会津の山は静かで、他の登山者はおらず自分たちのペースで山行できることは嬉しいことです。

 

 








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