道志山塊 大畠山(〜蛾ヶ岳には届かず)

≪日程≫ 2013年2月24日(日)晴れ

≪参加≫ 高橋(リーダー、記録)、渡辺(綺)、堤、木伏、蔦、渡辺(綾)、和久井(君)

≪行程≫新宿発6:00→(中央線高尾行)→6:38立川乗換6:43(中央線甲府行)→8:38甲府9:06→(JR身延線)→9:39市川本(まち)駅9:50→大門碑林(だいもんひりん)公園(標高300m)10:10→10:25、四等三角点717.0m→11:55烽火(のろし)台(標高860m)⇒13:00四尾連(しびれ)峠⇒13:35大畠山分岐⇒13:40四尾連湖分岐⇒13:50標高1080mの鞍部⇒14:00標高1100mから戻る((ひる)ケ岳1279.0mの前で撤退)⇒大畠山(1117.6m)14:30⇒14:55四尾連湖15:35→(タクシー)→16:00市川本町16:27→17:05甲府17:30→20:05新宿

≪費用≫ JR¥2520x2=5040(新宿〜市川本町141km)、タクシー2台¥7900/7人

≪記録≫

 

 

 

朝6時前後の中央線は新宿駅16番線ホーム(総武線ホーム)から出る。知らなくて過去にオロオロホームを探して走ったことがある(ジョルダン路線検索では何番線ホームか表示されるが)。メンバー5人は普通列車に乗って甲府駅で特急利用の2人と合流する。プラットホームにいても風が肌を射すような冷たさに山はどうだろうかと思う。JR東海の身延線は近代的な田舎町の田園地帯を走る。

市川大門町にある大門碑林公園  風は充分冷たいが快晴で歩き出すと暑い。大門碑林公園の脇で衣類調整を行う。ここは甲斐源氏発祥の地で紙と書道の町づくりをアピールする意図で作られ、急勾配の丘に書道の宝典の西安碑と曲阜碑林の中国の名碑15基を模刻したコピー公園。真っ赤な派手な楼門が斜面に林立していて奇異な景観。

 今日は30分歩いて5分休むペースで歩くつもりで木伏さんにトップを歩いて貰い登山道入口から雑木林の斜面に入る。

計画書の予定時間で歩いているが皆のペースが早い。最後尾を和久井さんと歩く。烽火台を過ぎ四尾連湖分岐から片斜面の水平道を気持ちよく歩く。1080mの細い鞍部の先に5人が待っている。

大門碑林公園を抜け雑木林の登山道を気持ちよく歩きます

 堤さんらが「時間が遅い・アイゼンをつけていると更に遅くなる・アイゼンの不調が出るともっと遅い・山頂近くで急登になるから4時に戻れない・・・」と言って、戻るべきという意見になっている。「ウーン、戻る?タクシーの予約は4時から4時半の予定でしょ」と思う。大半が戻るというので仕方なく下山を決める。

固くしまった残雪を歩きます

 

 富士山を見たいと思い標高1100m迄進んだが見えない。先に見えるのは平らな尾根。仕方なくここから戻ることにする。戻って素通りしてきた大畠山に行く。眺望は木々に遮られるが2等三角点がありビクリ。頂の木がなければ三角測量に適した山だったのだろう。

 

四尾連湖に下りる。濃青色の湖面の日陰の部分は凍り雪が積もる。山を見上げると四尾連峠から大畠山へ到る美しいスカイラインが青空の中にくっきり続く。

甲府盆地を臨みます。富士川の奥に八ヶ岳連峰 右手に茅ヶ岳を展望します

 品川からは遠い道志山塊に入るのだから16時半までに下山と考えていたが、慎重な決定なのか腰抜けなのか、はたまた・・・安全なのは確かであるだろう。難しいものである。

紅葉より芽吹く季節がとても良いとタクシードライバーに聞く。桜の咲くのは5月GW直前からだそうでさくらイベントもあるらしい。品川から少し遠いが道志山塊は歩く価値ある山だと思う。とにかくとんでもない山行になり、メンバーの感想を下山後いただく。

 

寂しい感じの春遠い四尾連湖です。

渡辺(綺):「身延線に乗るのはたぶん初めてでした。車窓から眺めると四方が山々に囲まれて盆地であることが実感できます。お寺や史跡も多く興味をひかれる地方でした。蛾ヶ岳までは思ったより雪が多く残っていて変化に富んだ山歩きでした。日が短いこの季節なので下山時の雪の凍り具合を心配して頂上登頂は断念しましたが、十分楽しんだ登山日和の1日でした。春の芽吹き時、桜の季節も楽しめそうです。

堤 :小春日よりの枯葉道と寒さで固くしまった雪山と、一つの山にこんなに違う道があるのが不思議。今度は落葉松の芽ぶきの頃に再挑戦したい。

木伏 :幹事役お疲れ様です。せっかく蛾ヶ岳の登頂を目指して登っていましたが、時間切れで断念した事とても残念です。2月とはいえ天候に恵まれたのですから16時半下山でギリギリ間に合ったような気もするのですが・・・。

蔦 :冬型の気圧配置が連日続いていたのである程度覚悟しての山行。やはり途中で時間オーバーのためピークハントを断念することになった!賢い選択・・・。次回はたくさんあったカラ松の芽吹きの頃、是非行きたい!

渡辺(綾) :残雪のため蛾ヶ岳山頂へは断念しました。次回はぜひ大きな富士山を見てみたいと思います。リーダー車の手配など有難うございました。

和久井 :10年以上前になるが自分の体力でいける山と思い、計画までしたところで断念した山でした。何とかいけるかのギリギリの体力で参加させていただき、頂上前まででしたが自分の体力の確認やWストック使いなどができて、ある意味で充実していました。季節を変え、キャンプをしながらまた訪ねてみようかと思いました。

 

 

 

 



















 























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