信州峠から横尾山1818m

―ファミリーハイクでにぎやかです−

 

当初計画は、会津朝日岳に行こうと相談していたのだが、夏の集中豪雨により登山口に向かう林道が崩落しており、復旧見込みがないとのことだった。10月例会の折に、『新ハイキング』の記事と写真で行き先を瑞牆山のパノラマコースへ変更した。

初日は移動に時間がかかることでもあり、歩行時間が短く、展望にも優れている横尾山を選んだ。峠の登山口には56台の駐車スペースがある。すでに4台が駐車していた。幼児連れの家族もいる。峠の標高は1500mほどで、山頂は1818m。カヤトの原に出ると展望が開け、金峰山・瑞牆山はもちろんのこと、南アルプス、八ガ岳も見られる。一昨年に登った天狗山・男山・御座山も分かる。

 早くに到着し、時間の余裕もあるので豆腐石へ脚を伸ばす。歩く人も少なく、手入れもされないので、登山道は所々不明瞭ではあるが、迷うほどのことはない。木賊の頭1787mから往路を戻る。横尾山頂は大勢の人で、朝日旅行主催の団体客もいた。帰路、カヤトの原で休憩しているときに、M氏から靴の異変を教えられる。左右とも靴底のラバーが剥がれかかり、左踵はひび割れ山田氏の靴と同様の状態だった。これ以上の悪化を避けるように慎重に足を運んで下山した。明日の行動が心配だ。

今夜は「みずがき自然公園」にあるキャンプ場に泊まる。紅葉のピークとあって、広い駐車場は満車だった。靴は、川上村で瞬間接着剤を購入し、キャンプ場に戻ってから何とか補修し、翌日の行動中に支障はなかった。

登山口から30分、展望が開ける

木賊の頭側からの横尾山

 

【山行日】 2013.11.2

【メンバー】 飯島、佐藤、田口、松平、蓬生(記)

【コースタイム】 登山口9:15 横尾山頂10:1510:40 木賊ノ頭11:2511:45

 横尾山12:20 カヤトの原 12:40-13:00  登山口13:30

 













906都内を5:30に出発、3連休の渋滞も早朝出発で少なく、順調に信州峠に到着し、出発準備をします。


914 落ち葉を踏みしめ、気持ちよく横尾山を目指します。スタートは緩やかな雑木林です。


954 カヤトの手前で一気に標高差150mの登りがきつい程度です。


958 カヤトの原を横尾山頂までのんびり歩きます。


1019 出発から1時間ほどで横尾山頂に到着、コースタイム1時間30分よりかなり早かった。


1020 南アルプス甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳が見えました。


1024 横尾山頂には何組かの登山者グループがいました。


1046 時間もたっぷりあるので横尾山から更に西に行ってみることにしました。これから先は全く
人には出会いません。



1050 古い道標があるものの道は歩かれていないせいか、細々です。大平牧場の道標です。


1051 気持ちの良い笹の原を西へ西へと行きます。


1053 だんだん八ヶ岳連峰が近くなってきました。


1109 豆腐石といわれる大岩を通りすぎます。


1116 木賊ノ頭でこれ以上先に行っても同じ雰囲気なので引き返すことにしました。


1125 再び横尾山を目指して帰ります。横尾山山頂は大勢の登山客であふれ、休憩する雰囲気ではなく
通過します。


1222 横尾山の南に見える牧場らしき平原です。大平牧場?もう仕事はしていない廃牧場?


1238 再びカヤトの原です。ここでのんびり休憩です。休憩中に蓬生さんの登山靴が崩壊している
ことに気づきました。まだ買って5年程度との事です。使用頻度が高いのにこの劣化はどうしたことでしょう。


1339 登山口に近い気持ちの良い林です。


1340 再び信州峠です。長野県と山梨県との県境を感じさせる標識が立っていました。


1402 蓬生さんの靴の修理をするため、川上村の市街地へ接着剤を買いに長野県側に下りました。
千曲川の上流で水は日本海に流れます。


1410 川上村の古い商家を改造して食事処にしています。小さいスーパーで接着剤はアロンアルファー
しかなく、それで応急修理をすることにしました。
再び山梨県側に戻る街道脇に巨大スーパーが出来ていました。去年はなかったのに時代の流れはかって
山村とか寒村といわれた川上村にも着実に押し寄せています。地元の人も通りすがりの我々にも便利です。


1515 再び信州峠から黒森集落を通り、 瑞牆山山麓のテント適地を探しますが「みずがき山自然公園」のテントサイトが広々とした
芝生の中でトイレ・水も完備し快適なのでそこに決めました。1名500円×5名=2500円です。


1516 テントサイトから素晴らしい 瑞牆山を一望できます。何枚も写真を撮りました。

1516

1521


1625 夕食まで時間があるので飯嶋さんと二人で明日のルートの入口付近を下見に行きました。
自然園として開発され、園内は複数のルートが交錯して肝心の 瑞牆山ルートは判りにくいのですが、
特定してテントに戻りました。

夕食は寄せ鍋で何品入ったのか判らないほど豪華でたっぷりありました。
鶏肉、豚肉、タラそしてえのき茸、白菜、ニラ、ネギ、その他いろいろ入っていましたが忘れました。
食当さんにはいつも感謝しています。ありがとうございます。消灯20:00



 













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