五月晴れに恵まれ

入笠山(1995m

日 程 2014614日(土)

参加者 L和久井 吉田 渋谷 長谷川 中村 深沢(記)

テレビの気象情報で梅雨の晴れ間を「五月晴れ」ということをこの歳で知る。前日までの長雨が嘘のように晴れる。晴れ女ばかりが集まったみたいだ。

中央線富士見駅から10時発無料バス入笠山ゴンドラリフト行きに間に合うようそれぞれ集まる。富士見町と富士見パノラマリゾートの努力のせいかこのバス停には沢山のハイカーがあつまっていた。電車も混んでいたとのこと。このバスは親切で何度もシャトルして、お客に不愉快な思いをさせない。

 

ゴンドラ乗車切符には「入笠に咲く花」散策ガイドブック、ソフトクリームの割引券、花の苗のプレゼント券が付いて20116月高橋さんリーダーで参加した時とまったく同じサービスだったがお客が数倍に増えている。

 ゴンドラに乗り一気に1000m上空のゴンドラ山頂駅に着く。トイレを済ましストレッチをして1045歩きだす。すぐ右の斜面にドイツスズラン見頃の案内板があったがそれを横目に見て入笠山登山口から歩く。直ぐに今度はホテイアオイ見頃の案内板ありゆっくり見て入笠湿原に向かう。

ホテイアツモリソウ

 

存在感のある大型の赤い九輪草

 

3年前にはなかった湿原の入口にシカよけの立派なガードがある。ネットも張り巡らされていた。(湿原を守る地元の人たちに感謝。)一歩入ると足元に黄色い茎の長い花が沢山咲いているので早速花のガイドブックをみるとウマノアシガタだった。かわいい花には似合わないなまえで葉っぱが馬の足に似ているからだという。元会員の井上さんが「花より葉っぱが大事」と言っていたのを思い出す。花のガイドブックを片手に、花の名前を確認しながら木道を歩く。存在感のある大型の赤い九輪草、その陰に咲いているスズラン。

 

よく見るとスズランは山の斜面に沢山咲いているのに背が低くて目立たない。約100万株あるという。ほかにもツマトリソウ、ニリンソウ、シロバナヘビイチゴ等数え切れないほどの花が咲いていた。目を上げるとズミの樹が満開。並木のように真っ白い花を桜のようにつけて見事。優雅に本を見ながら歩いた木道が終わると御所平登山口。

 

いよいよ入笠山へののぼりである。入笠山湿原が1734m入笠山山頂1,995m標高差261m。ガイドブックによると30分。これが意外に急登。途中で立ち休みをしながら5分咲きのレンゲツツジに励まされ頂上に着く。

5分咲きのレンゲツツジ

入笠山山頂は360度の大展望

 

入笠山山頂は360度の大展望。残念ながら南アルプスの白い山の上は雲に隠れていたけど八ヶ岳の展望が素晴らしかった。ハイカーもいっぱい。半数はツアー客見たいだけど若い人が多いのにおどろく。食事休憩を30分取り、首切清水登山口に下る。急降下で転ばないよう慎重にあるいたが標高差100mを10分位で下り、楽かな。そして大阿原湿原に向かう。

和久井さん、吉田さん、渋谷さんは茅野で一泊して明日は車山に行く予定。長谷川さん中村さんそれに私は日帰りの予定なので15時ゴンドラ発着駅発の無料バスに乗る予定で今までのようにのんびり花観察していられず、長谷川さんと二人大阿原湿原の展望台まで歩く。この湿原には水らしきものがなく木道が湿原らしかった。後から追い付いてきたメンバーにここで解散にしてもらい長谷川さんと二人で駆け足のように歩き、行きで見過ごしたドイツスズランを見る。都会でみるスズランのように大きく良いにおいがしていた。自然のスズランとの違いがわかりよかった。

期待のソフトクリームを食べる暇もなく無料のバスに乗ることができた。

 

コースタイム ゴンドラ頂上駅1045→御所平登山口1130→入笠山1210/45

       首切清水1300→大阿原湿原1315/1330→ゴンドラ山頂駅1430

 

  中村さんは急ぐ旅でないので宿泊組と日帰り温泉に入り帰る。
  宿泊3人はさらに天気に恵まれ車山に登山。360度の大展望に感動し諏訪湖温泉で日帰り入浴をしたそうです。   

 

 











































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