奥多摩 北秋川・惣角沢 (沢登り)

期 日 2014.06.15(日)

参加者  (L)田口  丸山  松平  宮林

コース新宿(中央特快622発)ー立川(青梅線658発)−武蔵五日市(825発)ーバス藤倉バス停終点(855着)ー入渓地点(920着準備1040遡行開始)ー二股(左へ)(1055)−石積堰堤(1110)ー2度目2又(右へ1135)ー最後の2又(右へ1210)一旦水涸れ(1330)ー稜線(惣岳山〜御前山1455)ー惣岳山(1515)−奥多摩湖(1707)ー奥多摩駅(1724着慰労会)帰路(1926

 

しばらく休んでいた山行にようやく復帰出来るようになった。田口さん立案企画の惣角沢(奥多摩)に参加した。1年数ヶ月ぶりなので同伴者に大きな迷惑をかけないか緊張と不安の参加となる。ガイドブックに「初級」と在るが沢登りは登山の「初級」とは違い登山の豊富な経験の上沢を始める事を「初級」と捉える事が自然であろう。初参加の滝子沢(初級)では散々な思いをした経験がある。

P6150667.jpgF1 7m左岸高巻

P6150670.jpgF4 右岸直登 フリーハンド丸山さん

 

梅雨の晴れ間の日曜日とあって武蔵五日市駅のバス停には大勢のハイカーが集っていた。藤倉バス停終点に着く頃は其々の登山口で下車したため数組の登山者のみだった。入渓地点までのアプローチは25分程度、早々に腹ごしらえと身支度にかかる。9時20分 丸山さん先行 松平さん2番手 3番宮林  アンカー田口さんで遡行開始。天気も良く水量もたっぷりの(F4の写真)ベストコンデションの様だ。

 

F1・2左岸高巻きでクリヤーF3記憶なしF4右岸直登(写真左)丸山さんのフリーハンドでクリアーの後同じルートで私は支点に届かずお助け紐をもらって通過。やはり身長差は大きな武器だ、仮に丸山さんの左足の先から右手の指先までの距離を2.2mとするとπr2の円の面積計算で約3.8u私が1.9mとすると約2.8uで1uの支点範囲差が広がる。増してパワーも大きく差があり完敗。松平さん田口さんのビレーでクリヤー。(写真右)

IMG_20140615_095706.jpg田口さんが松平さんをビレイ

IMG_20140615_104550.jpg二股でしばし休憩後左沢を遡行

 

この先しばらく ナメ ゴロタ 倒木帯を通過する。倒木を潜るのは時にザックを倒木で抑えつけられたり

結構中腰で体力を消耗する。異常気象のせいか倒木がやたら多い、朽ち果てるには相当な年月がかかるだろう。初めての出合いでしばしの休憩。(写真左)

 

石積堰堤を過ぎ小滝が続く敢えて水中を選び徒渉、水流が多くて足運びに抵抗があったが冷たい水遊びを水流が多くて足運びに抵抗があったが冷たい水遊びを十分堪能した。この頃から地図と現在地があいまいになる。沢の詰めは斜度がきつく巨岩とガレが続く。最終稜線下は一番苦手な草付きと土壁で始めは苦戦したが田口さんのアドバイスで沢靴で土壁を蹴り込んで見ると意外と足掛かりが安定した。時間を要したが惣岳山直下の稜線に15時10分到達。

P6150678.jpg5?かな F6?かな10mの滝 入ってみたら釜の底は胸まで深かった



やれやれもつかの間、奥多摩バス停迄の下山は今日一番の苦戦で17時00分試合終了。奥多摩で無事下山を祝し慰労会をしたが疲れが限界を越えたか3杯目のビールは進まなかった。19時26分発の電車で帰路についた。





沢は始めたばかりだが普通の登山に無い特別な魅力がある。冷たい清流.きれいな滝、蒸し暑い山道とは違い清々し風等々在るが、やはり一番は危険が魅力との表裏一体となり遊び心を生む。山渓・テクニカルブック・登山技術全書Cに依ると難易度は初級から仙人級の6級迄分類され当然2級3級と難易度は上る。級が増す毎に適切なギアの活用・ロープワーク・体力等々要求されている。又更には複数に依ってクリアー出来るチームワークも大きな魅力でもある。少しでも興味があったら先ずは一度体験してみたは如何か?先ずは初級を数多く楽しみたいと思っている。記録 宮林

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はたして出場の機会が来るのか?ギアの数々

 

 

 

 














































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