尾瀬への入口/片品川上流根羽沢の沢

を楽しみ鬼怒沼の景観に感激しました

期日:2014.7.2527

参加者:L田口、蓬生、松平、宮林、佐藤()

7月25日 晴れ

上野7:23==[高崎線]==9:08高崎9:23==[上越線]==10:11沼田10:45==[関越交通]==

12:15大清水(着)─(昼食)出発13:08─13:38(着)根羽沢金山跡付近 ベースキャンプ設営[泊] 20:00消灯

 

沢の打ち合わせの時、今回は尾瀬の近くの沢をつめて鬼怒沼へ行くとのこと。尾瀬から日光への縦走はいまだ実現していないが、その途中にある鬼怒沼へ行けるとあって心踊る思いです。

 

今日は尾瀬登山口で有名な大清水でバスを下り、ゆっくり食事をしてから歩いて30分ほどでテント予定地に到着、広々とした広場に沢が近くを流れ絶好のテントサイトでした。

早速 薪を集めて焚き火の準備をし、ビールを楽しみ昼寝をしてのんびりです。
大清水バス停から30分の絶好のテントサイト のんびりを楽しみました。

 

私は近くの根羽沢金山跡(1982年ごろまで採掘)を探索に行きました。トロッコレール跡や橋そして鉱山の廃棄物のズリ石の山をみて在りし日の鉱山に想いをはせました。




根羽沢鉱山跡のトロッコ軌道跡 30年位前までは採掘されていた

 

  

7月26日 晴れ 湯沢遡行し物見山新道を下山床4:00 出発5:35──5:52入渓地点──6:05F1-8mを高巻6:33高巻完了─7:00ナメ滝が多く現れる─7:52上の二俣─9:20階段状の小滝の連続─9:25水補給─長い笹と藪の急登─11:07物見山山頂(2113m)─12:50鬼怒沼散策12:15─12:43再び物見山─長い長い急な下り─15:10テントサイト帰着[泊]  19:25消灯


スタートはF1 8mの大滝です。これは高巻ました。


今日は湯沢を詰め、物見山へ登り鬼怒沼を散策して登山道をベースキャンプに戻ります。テントを出発して20分ほど直ぐにF1-6mにぶつかります。一目で直登は困難と判断し、右の急斜面を草や根を掴みながら這い上がりトラバースして滝上に上がりました。



F1 8mの滝の上部の川底にはロープで下りました。

F1 8mの大滝を高巻後、ロープで川底に懸垂下降をする松平さん。川底で蓬生さんが見上げます。

 

暫く小さな滝を越えるとそこから美しいナメが続き始めます。足元をさらさらと水流が流れ快適です。20分ほどナメを進みます。
中流は美しいナメが連続し、楽しませます。

 

 

 

中流より上は小滝が連続するようになり、傾斜も増して、岩や木の根に掴まりながら、身体を引き上げます。930頃標高1800m付近で水も枯れ、笹の中、そして藪の中を1時間半ほど掻き分け這い上がると物見山山頂2113mに着きました。

上部は階段状の小滝が連続します。

鬼怒沼のワタスゲの群生を散策します。

 

山頂は展望なく鬼怒沼へ向かいます。鬼怒沼は私にとっては憧れの場所です。白いワタスゲと池が点在し、池は日光連山を鏡のように写しています。ここはさすがにハイカーも多く、人気の高さを現しています。

 

 

鬼怒沼の池塘に映える日光連山

 

再び物見山に登り返し、物見山新道の段差の激しい登山道を2時間半、正味の行動時間10時間さすがに疲れて、テントサイトに到着しビールで乾杯の後は昼寝でした。

 

 

7月27日 晴れ 大薙沢左俣遡行し大薙沢右俣を下る

起床4:00 5:44出発  5:50FIを高巻 手がかり少なく苦戦─6:56左俣と右俣の出合─8:20 3段20mの大滝は挑戦するも諦める─10:05稜線─10:26四郎峠─ナメが多く滝はほとんどない─12:00にわか雨─12:10再び右俣と左俣の出合─13:00鉱山跡の軌道に這い上がる─13:22テントサイト(着)撤収14:12─14:45大清水 15:00大清水(発)バス─沼田駅で田口、蓬生、松平下車  新幹線上毛高原駅で宮林、佐藤下車

 

テントサイトの横を流れる大薙沢から入渓します。早速F1-6mの滝が現れ、右斜面の泥付の斜面を這い上がり乗り越えます。軌道したにある小釜は腰まで浸かりながらヘツリます。帰りは宮林さんがここを気持ちよく泳ぎました。


小さい釜を腰まで浸かってヘツル松平さん。

7mスダレ状の滝の前で。

 

左俣と右俣の合流点を左俣方向に進み、ここからは広い河原をナメ歩きをしながら進みます。7mスダレ状の滝を気持ちよく越えます。

 

次の320mの大滝は大迫力です。蓬生さんが中段まで登るも立ち往生、残念ながら引き返し滝の基部から右斜面をなんとか這い上がります。上部からみても恐ろしい感じです。


その先10m滝は今度は滝の上部の河原へ少しトラバース気味の下りはいやらしく蓬生さんにスリングのお助け紐を出して貰らました。

20mの大滝には苦戦しました。大きくて滝の全容は写せません。蓬生さんの後ろに宮林さん。

 

核心部はここまでで水流も細くなり稜線までは昨日と異なって笹も少なく快調につきました。稜線は登山道があり、1人の登山者とすれ違いました。今度は四郎峠から下山しますが、道はなくとも歩き易く、沢に入ると延々と広い平坦なナメが続き、四駆車も走れそうです。気持ちの良い水の流れが足元を浸し快適です。
道路のようなナメに水が流れます。どこまでもどこまでも続きました。

困難箇所はなく下山用としては最高の沢です。再び左俣と右俣の合流点を過ぎ、スタートで苦戦したF1-6mは根羽沢鉱山跡のトロッコ軌道まで河原から崖を這い上がり迂回しました。そこからテントサイトはすぐです。

テントを撤収後、大清水バス停までは30分でした。

今回の沢山行、美しいナメが多くそしてワタスゲの群生する鬼怒沼を散策、思い出に残るコースになりました。

 





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42 尾瀬の登山口で有名な大清水のバス停前で昼食をゆっくりとりました。


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18 大清水バス停から林道を30ほどのんびりと歩きました。


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02 早速テントを設営します。快適で虫もおらず、広々快適な場所です。テントは10張は張れそうです。みずばも近くにあり、最高です。


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25 時間がたっぷりあるので私は近くの根羽沢金山跡を散策します。鉱山施設のあった石垣跡です。


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28 トロッコの軌道跡も残っていました。30年位前まで採掘していたようです。


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29 トロッコの橋梁跡が続いています。


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11 これは翌々日の朝 大薙沢の沢登の時にくぐった根羽沢金山跡の施設のなごりです。


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07 明日早朝出発のため、作りおきした稲荷ずしです。食欲のない朝でもおいしく食が進みました。

 

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