=“谷川連峰の沢登り入門的ルート”なんだそ〜で!=

谷川連峰 信濃川水系:魚野川・(しげ)倉谷(くらだに) 

 



2014
823() 24()
L.蓬生  田口、松平、 佐藤()

 

ガイドブックの文章を読んで、“これは楽勝かな?!”と思ったのですが予想外にシンドイ沢でした。



23()

 土樽駅で降りたのは我々のみ。取水口で身支度を整え、遡行開始。1時間程歩いたところの右岸にテントを張る。焚火もちょっと苦労したが何とかおこす。

 

24()

 昨日は、単調なゴーロ状に時々ナメ状の滝が現れる沢の遡行だったが、今日もしばらくは同じ感じ。8時頃ようやく滝らしい滝が現れる。

1100 標高1400m付近の滝を登っています。

 大きな滝はないが、多くのナメと巨岩からなっている滝に意外と苦労し、“お助け紐”が活躍する。奥の二俣の右にある滝を越えると源頭状になる。クマザサ帯に突入。背丈を越えるササに対しトップのYは格闘しているが、雪のラッセルと違って後続は交代もままならず、おまかせ状態。そのうちに雨が降り出し、ササやぶの中で苦労して雨具を着ける。稜線に近づくとシャクナゲも現れ、さらにつらい行動になる。

 

14時半過ぎにようやく登山道に出る。雨は止んでいるが展望のない茂倉岳に立つ。避難小屋まで下り、ヘッドランプがすぐに出せる状態にして土樽駅を目指す。渓流シューズのままの3名は途中何度かすべって転び、ズボンとザックを泥だらけにして土樽駅にたどり着く。

1450雨合羽を付け、苦戦した熊笹の藪を抜け、茂倉岳(1977.9m)の山頂に立ちました。

【タイム】
8月23日
上野939==[高崎線・快速アーバン] ==1017高崎1031==[上越線] ==1135水上1141==[上越線] ==1159土樽1220――1300取水口1315――1420..
8月24日
4:00起床 5
45出発――815最初の滝らしい滝F1/5m――1045二俣(左俣へ)1055――1220奥の二俣(最後の.滝・右へ)1230――1435登山道――1450茂倉岳――1510避難小屋1530――1645矢場ノ頭1655――2010土樽2053== [上越線].==2110越後湯沢2139==[Max.たにがわ] ==2308東京               【記・田口】         

 








12
28 JR上越線土樽駅で昼食を食べ、出発します。

1309 土樽駅から魚野川沿いの道を歩き、橋を渡って茂倉谷へと入って行きます。入口から10分ほどのところに取水堰があります。 

1316 取水堰の上部で沢靴に履き替え、入渓準備をします。

1326 いよいよ茂倉谷へ出発です。しばらくはゴーロ歩きです。

1348

1354 ゴーロを歩き最初の5mのナメ滝付近でテントサイトを探しますが、良い場所がなかなかありません。15分程度探したでしょうか。

1430 テント適地を探しましたが、なかなかありません。結局この場所を整地して設営しました。
水場が近く便利でした。

1446 テントサイトに40cm程度の岩が10cm程度とび出していましたが、どかせませんので、その上に設営しました。近くに水が流れ便利です。

1511 早速ビールで乾杯です。焚き火は薪が濡れて、苦戦です。





上記の遡行図よりこの遡行図の方が実態に近いように思います。 。

 

8月24日  550 いよいよ本番です。夜も明けたばかりの暗い沢を登ります。

600

604 出発して直ぐ3mナメ滝。

611 茂倉谷に美しく花はイワギキョウでしょうか?

634 ナメ滝はスタートだけで後は5m〜10mの滝が連続しました。

820 階段状の滝です。標高1140m 4段15mかも知れません。 

824 茂倉谷は中間地点より上は大型の滝はないものの、4m〜8mの滝が連続し、ぐんぐん標高を上げます。

937 標高1230m 2段12mの滝左右が壁で登れず、蓬生さんは滝の中央部に活路を見出します。難所でした。

946 この難所をロープで確保して登りました。

950 すぐその上は8mの滝です。

1000 シモツケソウらしいピンクの美しい花が咲いていました。

 1012 ところどころに咲いていました。

1059 標高1400m F10 5mの滝です。これで滝は終了でしたが、ここまで大きな滝は少なかったものの、微妙に難所が多く、時間がかかりました。

1145 標高1540m だんだん水流が細くない、小滝が連続し。源流が近づいてきました。

1230 最後の枝沢を左に見て、右の最後の滝 F12 10mの滝の前で軽く食事をして備えました。
この滝の左の草付きの斜面を這い上がりましたが、泥が岩の上についているだけで滑りやすく苦戦しながら、漸く滝の上部に上がりました。
 

1327 F1 10mを過ぎると熊笹の急登になりました。途中で雨も降り出し、斜面の急登で熊笹を掴みながら身体を引き上げていきます。

1336 熊笹の一瞬途切れた場所から、茂倉非難小屋が見えました。

1441 14:30に熊笹から開放され、稜線に立ちました。ガスが濃く這い上がった場所を特定できません。

1454 登山道には秋の高山植物のリンドウの種類が咲きそうです。

1454 稜線にたどり着いて25分 疲れた身体で(茂倉岳1977.9m)山頂で記念撮影です。

1502 茂倉新道の下山道にトリカブトが美しく咲いていました。

1513 茂倉岳避難小屋に着きました。内部は新しく清潔で寝袋もありました。遅くなり疲れた身体では下山途中で真っ暗になるため、ケータイも通じることから、泊まってとの会話もでました。

1539

1539 万太郎山1954.1mと奥に仙ノ倉山2026.2mを遠望しました。

1652

1654

 










































inserted by FC2 system