秋深まる奥秩父甲武信ヶ岳に登りました

日 程 2014 10 18 ()

行 程
毛木平 740→千曲川水源地 930→甲武信ヶ岳頂上 1005→三宝山 1040→大山 1205→十文字小屋 1230(休憩)1330→毛木平 1425
   (歩行時間 5 時間 45 )
メンバー 得津


台風 19 号が通過し、一段秋の深まった今週末、奥秩父甲武信ヶ岳に行って来ました。長野県川上村に入ると県道に設置された温度計は 1 度、冷え込んだ朝でした。整然と区画されたレタス畑には霜が降り、八ヶ岳連峰は朝陽で受け輝いていました。

甲武信ヶ岳へ向かって千曲川源流の道を登りました

 今回は毛木平を起点に千曲川水源地から甲武信ヶ岳を登り、十文字峠を経由して毛木平に戻る周回コースを辿ります。奥秩父の持つ山の深さと渓流の美しさ、それに四季の趣を存分に味わえる素敵なコースです。千曲川水源地までは常に瀬音を聞きながらの潤った歩きです。水源地からの急坂を登り切り、奥秩父主脈稜線に出ると、甲武信ヶ岳山頂と木賊山が見えていました。

甲武信ヶ岳山頂2475mから西に瑞牆山や八ヶ岳連峰を遠望しました

10 05 分、甲武信ヶ岳山頂は登山者でにぎやかでした。あいにく富士山や南アルプスは雲の中でしたが、瑞牆山と八ヶ岳連峰が小さく見えていました。僕は甲武信小屋には立ち寄らず先を急ぎました。

 

 武信白岩山までは倒木とシラビソが密集する静かな森を歩き、大山までは花崗岩の岩稜伝いを歩きます。幾重にもなった奥秩父の山並みとカラマツの黄葉が美しかった。 

 

幾重にもなった山並みとカラマツの黄葉が美しかった

森の中に佇む十文字小屋は懐かしく一時間も長居をしました

 

大山からはひたすら下ること 30 分。森の中に佇む十文字小屋に着きました。昔、年末に歩荷のお手伝いをしたことがある懐かしい山小屋です。ここで小屋番さんと常連さんと三人で山の話となり、一時間も長居してしまいました。
12月、雪が積もった静かな冬の十文字小屋をまた訪れたいという思いを残し、毛木平までの落ち葉が積もったふわふわの登山道を下りました。

 

 

 

 

 

 












































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