秋晴れの土曜日に 小金沢連嶺 を歩いて来ました。

 

(行 先) 小金沢連嶺(石丸峠〜湯の丸)

(日 程) 2014 10 25 ()
(コース) 小屋平 905 出発→石丸峠 940→小金沢山 1020→牛奥ノ雁ヶ腹摺山 1040
              黒岳 1125→湯ノ沢峠 1200→やまと天目温泉 1340   (歩行時間
 4 時間 35 )

(メンバー) 得津

 

8 時。甲斐大和駅は上日川峠行バスに乗込む多くの登山者で溢れていました。

臨時バスに押し込められ、揺られること 40 分。車酔いで我慢出来ずに途中下車のボタンを押そうとした時、小屋平に着きました。

9時過ぎに小屋平を出発しました

 

小屋平バス停を降りると下痢を発症し、急いで土手を駆け下りました。僕はバス停に座り、吐き気が和らぎ多くの登山者が居なくなるのを待ってから歩き出しました。




9 時過ぎてからの出発。すでに太陽は昇りきり朝の冷え込みを感じることもなく、霜が溶けたぬかるんだ登山道を歩いて行きました。

 

 

 

小金沢連嶺は 2000m の稜線を持つ中級山岳という認識ですが、登山口の小屋平はすでに 1700m 近い標高にあり、ほんの 300m 登るだけで小金沢連嶺の稜線に立つことが出来ます。
小金沢連嶺の最高点の小金沢山2014mです

 手前の天平尾根の先に雲取山からの石尾根を遠望しました

 

その稜線の最高地点である小金沢山山頂は東面が開け、手前に大きく横たわる天平尾根の向こうには奥多摩駅に続いている石尾根が鴨沢からの登り尾根と合流し、東京都最高峰の雲取山へと達する稜線をはっきりと確認することが出来ました。

 

僕は牛奥ノ雁ヶ腹摺山を少し下った誰もいない小岩にザックを降ろしました。

ここからは金峰山、国師ヶ岳そして先週登った甲武信ヶ岳へと続く奥秩父主脈稜線とその左奥に編笠山から始まり権現岳からキレットを越えて主峰赤岳に達し、横岳、天狗岳を越えて麦草峠へと落ちてゆく南八ヶ岳の赤茶けた稜線が見えていました。


西には奥秩父と八ヶ岳を遠望しました。

 

今日の視界の中心はやはり富士山でした。草原上の広々とした尾根とその先に続く南大菩薩連嶺の終着点である滝子山が甲州街道に没し、そこから丸っこい三つ峠の山塊が立ち上がり、最後に小さな雲片を集めて板状の巻積雲がまとわりついた富士山が大きく裾野を広げているのが見えました。

今日の視界の中心はやはり富士でした

湯ノ沢峠に着いたのが 12 時過ぎ。このまま天目山温泉に降りてしまうのが惜しい気持を残しながらの下山となりました。(得津)

 

 

 












































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