中央本線沿線 岩殿山 ハイキング

 

【日 程】 20141025日(土) 快晴

【参加者】 渡辺綺(L)、三部、三戸(記)

【行 程】 大月駅(930)→登山口(1000)→岩殿山(1045)→天神山(1230)→稚児落し(1250)昼食→大月駅(1430

 

前日のやむなき酒席がたたり、高尾駅にて乗り換え失敗し、大月駅に予定の30分遅刻の到着となってしまいました。

 同行のお二人に平謝りの後、本記事を書くことで何とかお許しを頂き、3人揃っての元気なスタートとなりました。

クリックすると新しいウィンドウで開きますコースは大月駅から北へ周遊コースを選びました

大月駅から国道139号線を歩くこと約30分、丸山公園経由コースを避け、もう一つ先の別登山口から岩殿山頂上を目指しました。この岩殿山の標高は634ⅿであり、東京スカイツリーと同じ高さということから最近話題の人気山のようです。

岩殿山山頂付近から大月市街と富士を望みます

 

 

階段をひたすら上る登山道でしたが、途中冠雪に冴える富士山を垣間見ることが出来、その雄姿に実に爽やかな気分になりました。登山口から約45分で頂上に着き、戦国時代の城跡である烽火台に寄り道した後、築坂峠、兜岩、天神山、稚児おとしと続くルートに向かいました。
岩殿山山頂で記念撮影です
「稚児落とし」への道は鎖場の難所もありました

 

どちらかというと、ここからがハイキングコースという感じになりますが、兜岩付近ではやや高度感のある2か所の鎖場や、左側は深い谷底になっている断崖の側面をトラバースする足場の狭い部分などがあり、ここはしっかりと鉄製の手すりにつかまりながら慎重に通過しました。

 しばらく行くと、稚児おとしに到達します。ここはまさに断崖絶壁、谷底を覗くと思わず足のすくむ思いです。戦国時代、織田軍の岩殿城攻めに抗しきれず、小山田氏の妻子が逃げ落ちてきた際、連れていた稚児の泣き声が追手に聞こえると、その子を谷底におとしたとか・・・。また母も苦悶の末に自らも身を投じた、と伝わる戦国悲話に思いを馳せるのも束の間、ここからの展望は抜群であり、歩いてきた岩殿山からの稜線の景色は素晴らしく、昼食のおにぎりの何よりのおかずとなりました。

 

岩殿山頂上から約1時間45分で天神山に着いての小休止です。ここでちょうど昼食の時間になりましたが、展望の良い「稚児おとし」まで我慢ということになり、水分補給と頂いた熟柿、チョコレートで一時の空腹をまぎらわしました。
「稚児落とし」の断崖から谷底を覗き込みました

大休止の後、大月駅をめざし下山にかかり、やはり鎖場などを経過しながら、午後2時半ころ無事、大月駅に到着しました。

駅前の居酒屋の大将の気遣いで、帰りの電車時間に合わせた、少し早目の夜のメニューを出してもらい反省会を行いました。 結果、この山の素晴らしいところは、
1 .駅から直接、登山口まで歩いて行けること.
2 低山ながら、本格的鎖場など変化を楽しめること
3 秀麗富嶽十二景に指定されるなど、富士山の絶景ポイントであることとの結論を確認し合い、
  楽しく帰途につきました。

 

 







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