地図読みで登る

          奥秩父 金ヶ岳1764

期日:1111日(火曜日)

参加者:L飯嶋、堤、川田、佐藤

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大崎駅613──845瑞牆山荘──933みずがき山自然公園──1040カンマンボロン──1315瑞牆山──1510富士見平小屋──1602瑞牆山荘──1720金ヶ岳山麓のテント設営地点

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起床453 出発635──845兎藪──1040金ヶ岳1100──1110ルートミス1155──1307兎藪──1455テント設営地点  韮崎駅 入浴と食事 帰京

 

飯嶋さんが瑞牆山に下見山行に便乗した他3名とともに瑞牆山に登り、せっかくだから2日目もどこかの山へと選んだのが金ヶ岳を北西から登る地図読みルートです。

瑞牆山から下山してから日が沈む前になんとか今日のテント目標地点に着かなければなりませんが、往ってみると地図上の車道は廃道で行けません。、再び大回りして現地に向かうも介護施設の先はススキに覆われ前が見えず、車道も凸凹で暗くなった夜道を何とか先に向かいますが不安がいっぱいです。



前日に金ヶ岳山麓から見た金ヶ岳の山容です。左の山が兎藪1449.1m 右の高い山が金ヶ岳です.

 

なんとか目標の920m地点に達したので林道の真中にテントを張ります。勿論ここに車で通る人は考えられません。

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道なき急登を兎藪に向かって登ります。帰路が心配でした。

 

昨日までの秋晴れは終わり、今日は残念ながら曇天。紅葉の美しい林道30分を歩き、これだと思う尾根から上に向かいますが20分程登ると地図にない林道が現れ、それを横切って上へと向かいますが、このルートが急登で小枝に掴まりながら、上に向かいました。等高線も最大に詰まっているルートで帰路が心配です。

 

急登を終え、冬木立ののんびりした尾根を30分ほど歩くと兎藪という珍しい名前の山頂です。自然林の山頂は視界はありませんが、静かなやさしい感じの山頂です。


兎藪から尾根を少し下り、金ヶ岳へと向かいます。踏み跡のある尾根の途中には石祠もあり、安心を感じます。
兎藪の山頂は枯れた木立の間にひっそりとありました。

金ヶ岳山頂は曇って展望がなく残念でした。

 

地図では右手に断崖の印が続いていますが、尾根ルートは自然林の中で感じられません。順調に山頂の裏側から金ヶ岳頂上に着きました。頂上には2名の登山者、視界はなく残念です。昼食を済ませ、帰路を下山します。

帰路も順調に下っていると思われたが、途中で地図を確認すると北西ルート間違え北東の尾根を標高差で120mも下り過ぎているようだ。再び登り返して45分のロスタイムです。家で地図を見ているときはこの尾根に迷いこんでは行けないとの印を付けていたが、金ヶ岳に順調に登って、帰路に油断があったのです。懸命に登り返して正ルートに復帰し、尾根を歩き、兎藪付近の自然林で一休み。こんどは登りで苦労した急な斜面を木に掴まりながら下りました。

 

この広い急な尾根ではルートが間違い易いと思っていましたが、こんどはどんピシャで登り口に下山し、テント設営地点までの林道を紅葉を楽しみながら歩きました。韮崎までの帰路に根古屋神社の大イチョウを見。韮崎駅で堤さんを送ったあとは日帰り温泉ゆーぷる韮崎で温泉と買物そして駅近くで食事をして帰京しました。
帰路、昨日苦戦した林道はススキが覆い被り、昨日の不安を思い出しました。

金ヶ岳北西ルートは林道さえ整備されれば金ヶ岳への最短ルートですが、茅ヶ岳でとのセットで南ルートばかりが利用されたのでしょう。北西ルートその分ほっとする静かなルートでした。(佐藤)

 

 




 

842 東京を6時過ぎに出発し、みずがき湖を過ぎると集落の先に瑞牆山が姿を現しました。

934 天候は快晴、相変わらず美しい岩峰を見せていました。

1326 下見山行カンマンボンロから瑞牆山山頂に到着し、記念撮影です。

 

 

 

 

 

 

 

11月11日


前日に金ヶ岳山麓から見た金ヶ岳の山容です。左の山が兎藪1449.1m 右の高い山が金ヶ岳です.

 


下山して金ヶ岳の写真を確認すると地図になかった林道と思われる線が写っていました。もっと兎藪の南の長い稜線を利用すれば楽に登れたしょう。実際その方向には赤布もありました。

 


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16 林道上に張ったテントを撤収し出発しました。


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19 林道を30分ほど歩き、尾根らしい樹林帯を這い上がると再び林道が現れ、柵を乗り越え林道へ行きます


743 林道から樹林帯の急登を懸命に上がります。写真では高度感がでません。


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45 漸く傾斜も緩み、兎藪へと向かいました。


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59 静かな兎藪山頂に到着しました。ここから尾根を少し下り、ゆるやかな稜線を登って金ヶ岳を目指しました。


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47 標高1510m地点付近には石祠があり、地元との深い関係が感じられました。

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47 金ヶ岳山頂に到着しました。曇って視界はありません。

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48 金ヶ岳山頂での記念撮影です。この後昼食をして下山しますが、頂上から20分下りたところで左の尾根を下らなければならないのに右の尾根を標高差120mもくだってしまいました。途中なんとなく様子がおかしく、地図を見るとどうも右の尾根を下ってしまったようで再び登り直してから左の尾根を下りました。50分ものロスタイムでした。登山前は要注意場所としてチェックしていた地点ですが、登りでは容易に登ったのですっかり見落としをしていました。


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26 下山途中の立派な苔の盛り山です。


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53 金ヶ岳から兎藪へののんびりと静かな冬枯れの稜線を歩きました。


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27 兎藪付近を過ぎ、30分程歩くと往きに苦労した急登を下りましたが、岩と樹林との混ざった急傾斜の下りに時間が思ったよりかかりました。漸く林道が見えてきました。


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30 林道へ慎重に下ります。


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40 気持ちの良い林道を駐車地点に歩きました。


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16 駐車地点(昨日テントを張った場所)からの帰路、昨日の夕方の暗闇で不安になったススキが両側から覆い被さってきました。


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22 下山をした下の集落にある神社の大ケヤキの由来です。

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23 立派な大ケヤキでした。

 


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24 集落の大事な存在として大事に維持されてきたのでしょう。

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25 神社の前の屋敷の秋を感じさせる庭です。

 

金ヶ岳から下の集落におり、ひたすら韮崎に向かいます。時々現れる集落は秋に彩られて美しく、東京人にとってはうらやましい世界です。この美しさは世界のどこでも誇れるような気がします。

韮崎駅で先に帰る堤さんをおろし、韮崎の日帰り温泉「湯−ぷる韮崎」で汗を流し、前の道の駅でりんご、柿、白菜をたっぷり買い、韮崎IC近くで食事をして東京に向かいました。平日なので魔の中央高速の渋滞もなく順調にききょうしました。

 










































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