栃木・中三依 白倉山(しらくらやま) 1048m

【日程】 2015年1月11日()〜12日()            

 L田口、SL蓬生、装備佐藤、記録飯嶋、得津

【コースタイム】

 111   浅草7:10[快速]=中三依温泉 10:06→ 芹沢橋登山口 10:50 831mピーク12:10→白倉山頂上三角点(B.C)13:20

 112日  白倉頂上三角点(B.C)7:20 831mピーク7:50 芹沢橋登山口8:20→中三依温泉8:45 9:10快 速7分遅れ → 帰京

111浅草駅7:10発快速で中三依温泉駅へ10:06 すばらしい快晴だ。


中三依駅前の除雪車

川沿いの杉の間に2mの氷柱ができていました

駅前から除雪を始めた除雪車の運転手さんがエンジンを止め、どこに行くのかと聞く、白倉山だと答える。すると右の方向を指さし「荒海山、百名山だ」と教えてくれた。白倉山には何しに行くのと言わんばかりの顔だ。

芹沢橋を渡り、細くなった道を行くと、民家の雪の庭につながれた犬が、「わんわん」と一生懸命番犬の仕事をしていた。川沿いの杉の間に2m位の氷柱ができていた。気温の低さを実感する景色だ。


取付き地点を探し、林道の擁壁のなくなった植林帯のところを登りました

急登を詰め、尾根に出たところで一休み

白倉山への取りつきを探りながら歩く、尾根が林道に伸びているところはすぐ上に雪の着いた岩場が見える。少し先からとりついた。杉木立の急登を約200mつめて尾根に出る。


緩やかな尾根にでてからは快調です

 

積雪はひざ下、しばらく831mのピークまで急な登りだ。12:00ピークに着く。時間が早いのでリーダーの判断で頂上まで行ってテントを張ることになった。

  


白倉山山頂について適当なテント設営場所を探します

白倉山の三角点はテントの入口にありました

13:20白倉山頂上。早速テント場の整地。鉄棒の立っているあたり。30分でテント張終了。入り口を掘り下げていた蓬生さんが「石がある…」みんなで確認すると頂上の三等三角点の標石だった。「さんかくてん」のテントを「三角点」に張ったことになる。

 長時間の新年会と歌でこのロウソクが       こんなに短くなりました。

        

白倉山頂上で記念撮影後、7:20テント場(頂上)出発。

そのあと、雪で水作り、テント張終えて15:00頃から雪が降り始めた。蓬生さんの特製「たまねぎわかめサラダ」をつまみにビールでカンパイ。今日の夕食は「すき焼き」。ビール、ウィスキー、バーボン、ワイン、各種つまみが沢山。山の歌の合唱。 新年会登山であった。 21:10就寝。

                        

 

 

112

5:00起床。まだ雪が止まずに降っている。

昨夜からの雪で外に出していたコッフェルが雪の中に凍り付いていた。スコップで掘り出しているとカチンと音がした。そのコッフェルで「うどん」を作っていたらコンロのまわりに汁が溜まる。周りについた雪が解けていると思っていたら、得津さんが鍋の横から漏れていますよと…。穴をあけてしまったようだ。

「鍋の穴」で昔の「鋳掛屋」の話で盛り上がった。この穴は私がホームセンターで手に入れたアルミリベットで「鋳掛屋」、塞ぎました。朝食は肉入りの「うどん」。

 


中三依駅に着きました。数年前に入浴した駅前の中三依温泉は廃業のようです。
雪の中を列車が入ってきます。雪の列車は風情があります


昨日から降り続いた雪が昨
日のトレースを消し去っていた。明瞭な尾根なので忠実に尾根筋を辿る。新雪を踏みながらの下り…気持ちの良い山行だ。8:10林道の登山口取付き点着。得津さんの快調な先導で50分で下ってしまった。

8:45中三依駅着。

9:10中三依駅発 浅草行快速 7分遅れで出発。

12:30浅草着。 浅草駅周辺のお店で反省会後、解散しました。

 













914 東武日光線の車窓からのパノラマです。左から男体山2486m、中央は大真名子山2375.4m、白い峰が女峰山2463.5m、右隣が赤薙山2010mです。

7年前の冬に大真名子山2375.4mに登りましたが、雪は少なく寒いだけ(−15℃)が思い出です。

1001 鬼怒川温泉や川治温泉駅付近では雪がほとんどありませんでしたがトンネルをくぐり、湯西川温泉駅と五十里湖を過ぎると突然雪景色に変わり、ほっとしました。トンネルをくぐると中三依駅に着きます。

1032 中三依駅のホームにある待合室で先に到着していた得津さんと合流し、待合室で出発準備をして駅の外へ出ました。

1040 中三依駅から除雪した国道を南へ白倉山の山麓へ向かいます。真中の家の後ろが白倉山です。

1051 鬼怒川の支流の男鹿川の芹沢橋を渡り、直ぐに左手の林道に入ります。

1053 林道の尾根の末端から取り付きます。擁壁の途切れた箇所から植林帯の中を登り始めました。

 

1102 尾根に向かって標高差100m急登を登ります。

1119 緩やかな尾根に到着し、やれやれです。

1211 標高850m付近の緩やかなテント設営地点に到着しましたが、時間もたっぷりあるので白倉山山頂まで向かうことにしました。

1224 標高860m付近でワカンを着用します。

1255

1321 白倉山山頂に到着しました。なんだかあっけない感じです。

1349 早速テント設営完了、平坦で完璧なテントサイトです。

1353 テント入口の入口作業をしていると三角点の石の標識にスコップがぶつかりました。三角点の上に「さんかくてん」のテントを張ってしまいました。

1743 新年です。贅沢にすき焼きの夕食です。食べて飲んで又食べました。

1952 久しぶりに歌集を用意し、たっぷりと歌いました。消灯2120頃です。明日は下りるだけです。

 

 

 

719 白倉山山頂で参加メンバーの記念撮影をしてから下山します。

754 気持ちよく白倉山から下ります。

815 白倉山山頂から1時間たらずで林道へ下りてきてしまいました。ワカンを外す皆さんです。

832 芹沢橋の上から墨絵のように美しい男鹿川を見ます。男鹿川は鬼怒川になり、利根川に合流して、太平洋に注ぎます。江戸時代は江戸にも流れていたことになります。

 

832 芹沢橋の上から登ってきた白倉山の稜線が迫ってきました。

843 中三依温泉駅前の日帰り温泉「男鹿の湯」は6年ぐらい前にここから荒海山の登頂の帰りに立ち寄りましたが営業していませんでした。看板が寂しいです。

917  雪の中を東武浅草駅直通の電車が入ってきます。

1307 12時半頃浅草駅(着) 成人の日で浅草は振袖姿の女性と外国人観光客が多く、いつもの食堂もいっぱいの人です。
隅田川沿いの船着場の近くの大きな飲食店で打ち上げです。

今回の山行は雪が少なく、歩行時間が大幅に短く、正月太りを解消といかず、テントの食事はすき焼き、浅草ではたらふく食べてすっかり太った山行になってしまいました。

 















































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