奥多摩 丸山〜大羽根山 山行記録

【日  程】2015124日(土)

【メンバー】佐藤(L)、得津、上野()

【行  程】

  新宿発700〜上野原駅825~藤尾バス停908〜ふんどし山702(1033)

  丸山1213〜笛吹峠1247〜大羽根山1434〜数馬の湯1510  

 

佐藤さんから運動不足解消の足慣らしに、近くの山にでも行きませんか?とお誘いがあり、得津さんも誘って、男三人、冬の地図読み山行となりました。いつもながら、佐藤さんからの山行提案は、一般的なコースではなく、独自のコース設定を計画しますので、地図読みの勉強になることが多く、また私の山のブランク解消にも良い機会と思い、一緒に同行しました。







その日は風もなく穏やかな快晴で、登山には絶好の天気でした。いつものように、カシミールで拡大した地図を渡されてみると、最初の山が、“ふんどし山”。「こんな山どこにあるの?昭文社の地図にも載っていない!また、このルートで最後まで行けるのか?」と思いましたが、そこはいつも綿密に調べている佐藤さんのことですので、安心して出発しました。

 

 

 

 

藤尾でバスを下車し、いつものように、ストレッチを簡単にしてから、リーダー佐藤さんを先頭にゆっくり歩き始め、方向はこのへんかなと取付ました。しばらくして私と交代し、民家の脇を通り抜けて、裏に回って行くと、いきなり藪山が現れました。
車道よりかなり高所にある藤尾集落です。昔の本道はこの位置だったのでしょう

 


ふんどし山山頂には立派な山名標識がありました。でも標高表示は間違っています。

 気合を入れて、一気に早足で登ったところ、「2人からゆっくり上ってくれ」と、声掛けがありました。私には、変な癖があり、急登があると、どうも足が疼くらしく、早く登ってしまいたいという、衝動にかられてしまようです・・・。やっと稜線に上がり、例の奇妙な名前、“ふんどし山”に向かいました。名前の由来は、ふんどしの形をしている山とのこと。真偽は定かではありませんが、調べていないのでよくわかりません。頂上に着くと、大きな看板でただ名前が書いてあるだけで、なんの変哲もない小高い丘のようなところでした。そこには、標高702mと書いてあり、地図に表示されているのは、752m。どっちが正確かわからない、何とも不思議な山でした。

 

それでも、ゆるやかな稜線からの眺めは、素晴らしく、得津さんは、立ち止まっては写真をバシバシ。「(山座同定の)あれは雲取山か?あの山は何とか!?」と言って、気分高揚の状態でした。今度は私のほうにもカメラを向けて、写真をバシバシ。その後も続けてバシバシと、私の専属カメラマンになってしまったのか?と、思う程でした。
ふんどし山から丸山へ稜線、急登を終え、なだらかな尾根で休憩、静かで景色の良い場所でした。

丸山から笹尾根を三頭山方面へ進み、分岐北東に大羽根山への道を確認します。

 

その後、丸山、大羽根山へと続いて登り、積雪もありましたが、アイゼンを履くまでにはなりませんでしたが、スパッツを着けて、雪の感触を踏みしめながら、気持ち良い歩行ができました。

  

 

下山もそのまま私が先頭で、ストックを出して歩き始め、急勾配の道を、惰力のまま急いで降りてしまいました。すると、後ろの得津さんから、「上野さんが急ぐので、ついこちらも急いでしまった。」とのことで、マイペースの佐藤さんには、影響を与えてしまったのかもしれません。
奥多摩の穴場の大羽根山山頂のベンチで熱い甘酒を飲み、白樺の林と景色を楽しみました。来年も来よう。

 久しぶりの登山でしたが、なんとか私の足も大丈夫でした。これも日頃のトレーニングの賜物だと、自画自賛しています。全体的には、コースタイムも、5〜6時間くらいで、標高1000m前後の山、多少の積雪もあり、今の時期としては、冬のハイキングコースとしては、おすすめのポイントだと思います。 以 上

 

                                 

 

 

916 中央本線上野原駅を8:30のバスに乗り、9:15藤尾バス停で下車しました。

918 藤尾バス停前で上野さん指導の出発前のストレッチを行いました。

939 藤尾バス停から上へ上へと車道をジグザグにたどると藤尾の集落があります。昔は川沿いの道は険しくむしろ山の中腹にある集落と集落とを緩やかな等高線沿いに結ぶ道が幹線道路かなと想像します。

942 途中で犬が親しげに近づいて来ました。こちらは少しおっかなびっくりです。犬は私どもを先導するように暫く歩きました。

1006 集落を過ぎると国土地理院に記載された道が見当たりません。適当に杉林の中に入り、ふんどし山の鞍部を目指します。暫く上へ上へと歩むと明瞭な道が見つかります。集落と集落を結ぶ重要な道が簡単に廃道になるはずがありません。もう少しまめに探すべきだったと反省しました。

1034 鞍部までジグザグの道を上り鞍部から笹尾根と反対の方向のふんどし山を目指すと、ほどなく山頂の雑木林のはずれに立派な「ふんどし山」の標識がありました。 

1035 何故か標高752mが702mと誤記表示です。

1035 ふんどし山の雑木林の間から集落が見えます。一般登山者の山ではなく集落の人達の為の山なのでしょう。

1123 ふんどし山を再び鞍部(峠)までおり、笹尾根に向かいます。徐々に雪が出始めました。

1133 小棡集落からの道と合流する地点は明るい雑木林で気持ちが良い。

1155 笹尾根にある丸山に近づくに連れ、適度な雪が現れ、快適に歩きます。。

1216 丸山山頂で記念撮影です。

1318 丸山山頂から笹尾根を三頭山さん方向へ進みます。

1330 笹尾根を大羽根山への分岐を確認します。

1354 素晴らしく気持ちよい大羽根山への道、緩やかな下り道です。

1355 大羽根山はこの周辺では屈指の展望を誇ります。三頭山も良く見えます。

1359 気持ちよいベンチで熱々の甘酒を飲み、のんびり冬の奥多摩を味わいました。

1434 大羽根山山頂より御前山方向を遠望しました。

1434 大羽根山山頂にある俯瞰図の看板です。上の写真の解説にぴったりです。

1455 数馬の集落目指して雪道を快適に下ります。

1529 15:10頃 車道におり。数馬の湯目指して歩き始めると、なんと「数馬の湯」のマイクロバスが通りかかり、どうぞ乗っていって下さいとのことで、有難く温泉まで送って貰いました。雪道で冷えた身体に暖かい温泉は最高です。ビールを飲みざるそばの美味しかったこと。満足の雪山ハイキングでした。景色も素晴らしく来年も散歩したいと意見でした; 





























































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