谷川岳 トマの耳・オキの耳

日 程: 2015328日(土) 天候:快晴

メンバー:横山(L)、得津、金子(記録)

コースタイム:上野駅(7番線大宮寄り5:30頃集合)543〜(高崎線ローカル)〜728高崎駅745〜(上越線ローカル)〜850水上駅900〜(バ ス)〜920谷川岳ロープウェイ930〜天神平1010〜熊穴沢避難小屋1110(天神尾根)〜1250谷川岳山頂(トマ・オキの耳 1310)〜(天神尾根)〜1535天神平〜谷川岳ロープウェイ〜土合駅1713〜水上駅1741〜(上越線ローカル)〜1844高崎駅

 

 201012月の雪山教室を最後に、次男の出産をはさんで雪山登山に行けていなかった私ですが、日帰りで参加可能と聞き、「行きます」とすぐに返事をしました。しかしあとから「本当に大丈夫?絶壁ばかりだったらどうしよう・・?」と少々不安ではありました。

 しかし、当日は終日晴れの天気予報で、電車の車窓から谷川岳の山頂もくっきり見えて、不安よりもだんだん期待が高まってきます。水上駅からバス、ロープウェイと乗り継ぎ、ロープウェイ駅の中で登山準備に取り掛かりました。おひさまたっぷりなので日焼け止めをしっかり塗り、サングラスもかけ準備オッケー!いざ、屋外に出たところ・・・「暑い」。この時点で3枚着ていたのですが一枚脱ぎました。

 

 

何十回と谷川岳を登っているというベテランの横山さんを先頭に、天神平のゲレンデ脇を登りだし、まもなく正規ルートをはずれて、登山道のショートカットのために直登コースを進路にとります。横山さんが楽しそうに小さな雪庇を超えて行くので、私も足跡をたどって同じように・・・「ん?越えられない」急坂で足が思ったように雪にひっかからないのです。ピッケルをつかって手がかりにするようアドバイスいただき、やっと乗り越えました。


この小さな雪庇を超えると目の前に谷川岳がどーんと見え、すばらしい景色です。ここでワカンを付けました。楽しい新雪歩きで、後ろをあるく得津さんの「最高ですねー」の声がたびたび聞こえます。
ショートカットしたルートは雪庇が立ち塞がっていました。

 

 熊穴沢避難小屋を過ぎると、急坂が続き、さらに暑い!!ザラメ状の急な雪面は、ワカンの爪が効かず、ずるずるすべってしまってとても歩きにくかったので、結局、「天狗の溜まり場」にてワカンからアイゼンに変えました。ここでまた一枚脱ぐ。結局シャツ一枚ですがそれでも暑いくらいです。休憩をはさみながら、順調に高度を上げていくと、苗場山の特徴ある山容が目に入ります。 

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=608166&fname=03c4a84a400a2856140572e09fd04381.JPG谷川岳トマの耳山頂での記念撮影

 

肩の小屋に着くころには白馬連峰も見えてきて、まもなく双耳峰のひとつ目・トマの耳に着きました。どこを見ても絶景!すばらしい!記念撮影してすぐ二つ目の双耳峰のオキの耳へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

ここでおなかがすいた私は絶景を眺めながらおにぎりを頂きました。オキの耳山頂でも無風。みんなテンションが上がるようで、山頂では記念撮影をしながら、他のグループでも登山者同士おしゃべりがはずみます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=608166&fname=7e3203f4310e02d4a3dc5995208822ba.JPG谷川岳オキの耳山頂での記念撮影。

 

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=608166&fname=f1d7533fde5958f5668e15a82268a3d1.JPG谷川岳オキの耳への途中から登ってきたトマの耳山頂の豆粒のような登山者を見ます。

 

 

 

下りはすべらないように気を付けながら歩きましたが、アイゼンの爪が効いているので怖くはありません。しかし、広大な雪面の新雪ゾーンはアイゼンの底に雪がだんごになって付き、舞妓さんの高下駄のようになって横によろけます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=608166&fname=b3690c8816570a0e98e4831990a55dc8.JPG再びトマの耳への戻り道で歓声。

 

 

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横山さんと得津さんは「どこを歩いたっていいんだよー♪」と言って子犬のようにはしゃいで降りていきますが、私は思うように大股で歩けませんでした。この好天を楽しみつつ、途中途中では登山雑誌の取材かなにかように写真をとりまくり、ゆっくりゆっくり下山しました。

 

日帰りでこんなに絶景と雪山歩きが楽しめるなんてうれしい限りです。朝から夕方まで「最高ですねー」の声が止まらない、そんな一日でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=608166&fname=a36f622ffba029d2efca2da8a8e3a694.JPG天神尾根を下る途中、振り返ると谷川岳と西黒尾根のシルエットがありました

 (写真は横山さんのヤマレコホームページより頂きました。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-608166.html

 

 








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