スケッチハイク 横浜三溪園

場 所 三溪園 入園料:500/

日 程        201541日(水)曇り、帰途小糠雨

参加者 高橋(L・記録) 和久井 山本 日比野 瀬畑 渋谷 手塚 

永嶋(絵師匠・元会員) 

集 合 JR蒲田駅8:30 または横浜市営バス乗場9:00

交 通 蒲田➩横浜駅東口そごうデパート前の横浜市営バス乗場(¥200本牧車庫行、35分)➩本牧三溪園前バス停下車➩徒歩5分で三溪園正門

【記録】

横浜港の丘陵地に広がる景勝の地であるから、天候は今一良くないが東屋とか休憩所があればそこで何かしら描けるだろうと計画通り三園へ出かけた。お花見も兼ねての計画であるのは言うまでもない。

 

「品川山の会さんかくてん絵画教室」のそもそもの始まりは2000年頃で、永嶋さんや深沢さん等を中心にできた。当時永嶋さんは山で休憩が入ると画帳を出し数分でシャカシャカっとスケッチをして、下山するといつの間にか山岳景色に彩色されているのを見せてくれたという。それを見るにつけ羨ましくて-「私でも絵を描けるかしら」「描けるよ」「教えて」-で始まった同好会で12-3人で発足したと聞く。「絵画教室」は年輪を重ね会員も替わり今に至る。

 生憎の天候だがお蔭で入園客はものすごく少ない。例年平日でも観桜客23千人が押し寄せて遊歩道を歩くのもままならないと聞いていた。



園正門から入園して、丘陵地に散在する建造物のどれを描こうかスケッチ対象を探しながら散策する。両手を額縁の如く矩形に伸ばし構図を決めていく。思い思いの座を決め、満開の桜に魅せられつつ筆を走らせる。私が描いた三溪園を囲む東側の丘陵地は標高37mである。尾根道がついているかもしれない。

 正午になり池にせり出した東屋に集結して昼食にする。


この東屋に豪華な金襴緞子の花嫁が花婿を伴いカップルで現れビックリ。思わず今日は大安?いやいや友引です。園内の「鶴翔閣」を借りて披露宴ができるのだが、訊くと写真撮影だけを利用しているという。こういう記念写真のイベントも良いね。

 一生に何度も花嫁衣装を着ないようにと祈るのはおばさん根性かしら。「幸多かれ、きみたち!」  絢爛たる着物って桜に負けないくらい素適だ。人気の記念撮影スポットのようでこの後庭内にカメラマンを連れた花嫁花婿を4-5組見かける。

 

渋谷さんと毛塚さんは園内をくまなく廻り、三重の塔の丘も登り、もう見るところも無いと言って14時半に帰った。残った6人はもうひと踏ん張りする。描きたいところと描ける所が違うから困る。時折強い風が吹き花びらが舞う姿も美しいが、この寒さでは花はまだ散らないだろう。

 

16時に正門に集合して帰路につく。バス停までの間に小糠雨に遇う。山本さんは所用で横浜まで帰るが、私たち5人は中華街入口バス停で下車。大きな店に入る。中華料理店で絵の感想合評をやる予定でしたが、ビールと食事に気を取られて合評は後日やる事になりました。夕闇が迫る頃、月餅やら煎堆仔(ゴマ団子)などお土産に買いこんだりしてから石川町に向かい帰宅の途に就く。

嶋さんがお元気なので私たちも頑張らねば!

感想

永嶋さん:天気もまあまあ、雨の心配もまあまあ。ここは初めてで桜も満開で良かった。

和久井さん:花見もできて良かった。スケッチも4枚も描け、彩色も3枚できた。

野さん:「嶋さん、松を描くのは難しいですね」。三園は3回目。外でじっくりゆっくり絵を描いたのは初めて。絵を描く対象が沢山あって奥深かった。今日の桜の絵の講評を永嶋先生に来て貰って5月にやりたいがどうですか。

瀬畑さん:花見もできて良かったです。「練り消し」など道具を揃えたので、6

月のスケッチも行くつもりでおります。今日は入門編です。

山本さん:久々だったので皆さんと一緒で楽しかったです。初めて行って、合掌造りなんかがあったりしてこんな所にこんなのがあったのかと思いました。花がきれいでした。

渋谷さん:曇りでラッキーだった。のんびり見られ、楽しく参加できてよかった。

毛塚さん:絵を描ければいいなって思いながら皆様の絵を見ていました。雨も降らず、先に帰った私たちも中華街に入って五目粥などいただきました。

高橋:絵の方は上達がないが好きで続けている。あいにくの天気で絵を覗く人がとても少ないのは大助かり。45年前訪れて以来の三溪園にこの齢でスケッチに来るとは思ってもみなかった。その頃周囲に住宅は無かったが海岸線に原油タンクが林立していた。

昔の鄙びた(荒れた)庭園がすっかり観光用に整備されていた。

62日(火)に江戸東京たてもの園スケッチハイク(1月会報掲載)を計画。

622日(月)14時中小企業センターグループ室Ⅱで講評の集まりを持つ。

会報裏表紙と記事の重なる部分があろうかと思いますが御容赦願う。 (了) 


 






























































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