南秋川・熊倉沢左俣・西沢遡行

 

【日 程】2015.7.19(日帰り) 

【参加者】L:蓬生、SL:田口、佐藤、堤、上野()、安達()

【コースタイム】

 武蔵五日市 900発の数馬行バス 9:40南郷下車

 9:50南郷→10:00矢沢林道・熊倉林道→10:30沢出合(作業小屋)→10:40遡行→二俣→西沢→13:30 15m滝手前の二俣で昼食→14:10熊倉山登山道(920m)15:00浅間峠→15:40登山口出口→15:50上川乗バス停16:20発→17:10着 武蔵五日市

 






台風の影響か、雨と快晴を繰り返す不安定な数週間でしたが、今年度の沢登り入門編の2回目の本日は、台風一過の快晴のスタートとなった。




武蔵五日市駅は五日市周辺のハイカーで賑い、臨時バスが数台出た。50分程で南郷バス停で降りる。数件の人家と廃校となった小学校を通り抜け、矢沢林道に入り、矢沢橋を渡り見下ろすと水流の音に驚き、水量の多さが通常の3倍あるのではと思われる。

 

 

1110 東沢との合流点を過ぎても水量は非常に多かった。

 

落合橋を右に折れ熊倉林道の終点手前の二俣に入り、沢装備をする。


蓬生Lの後ろに沢登り初体験の安達がコバンザメ化し、堤さん、上野さん、佐藤さんが続き、田口SLはしんがりで入渓。ひんやり気持ちのいい水温です。

 

 

最初は緩やかに登り二本足で進んでしたが、少しずつ水かさが深くなり水流もやや強くなると三点支持で安全を確保し、姿勢が低くなるにつれシャワークライミングの洗礼が始まる。
増水して激しい水流の脇を慎重に登りました。

 

1120 沢の中で記念撮影です

 

いくつかのゴルジュを登りきると絶好な滝壺があり、前回(小坂志川)の撮り損ねたので、ここで滝を背景に集合写真を1枚。

 小さなチョックストーンを乗り越えるなか、女性二人は腕力・リーチを懸念して迂回する箇所が一か所あったが、それ以外はリーダのルートについていけた。大岩を超えると一旦水流が減り、岩をステップして進む。再び沢になり、本日のハイライト・4mチョックストーンの滝で立ち止まる。

 

4mチョックストーンの滝は左に滝、中央はハングの大岩、右はホールド出来そうがかなり切り立った斜面。ガイドブックによると滝から上がれるようだが、今回の増水した水量・水流で、ホールドはかなり厳しい様子。

蓬生Lが途中まで行きかけるも引き返し右斜面のルート確認をし、僅かなホールドを見逃さずに登りきった。

上からザイルが降りてきた。ザイル使用の実践練習です。全員無事に引き上げられ安堵。

1245 CS滝は水量が多く登れず、左の壁を登った蓬生さんがロープを下げ、これを利用して滝上に上がりました。

 

1415 熊倉沢遡行を終え、最後の詰めを登って一般登山道のある稜線に到着し、ハーネス等をはずし、やれやれです。

 

最後の奥の二俣で左に15mの滝をみながら昼食を摂る。休憩を終え右に進むと水が細くなり消えてしまうと、フガフガとした土の急斜面となり踏ん張り効かず登り難い。潅木や拾った杖に頼り、やっと登山道にでる。今回一番きつい登りだった。

 熊倉山山頂には行かずに尾根を右に折れ浅間峠へ向かう。この尾根道は「関東ふれあいの道」として整備され、気持ちよく歩けます。

何度かのアップダウンを経て浅間峠分岐から南秋川橋に向う。一般道にでから間もなくバス停に着く。バスの到着までに沢靴を脱いだり乾いた衣類に替え身支度をした。武蔵五日市駅手前の刺身のでる中華屋さんで反省会。

 <上野さん談>

今回の沢は台風の影響か?水かさが多くどこも滝のように流れ勾配も多く変化に富んだ沢登りでした。

先日(小坂志川)のようなロング遡行のきつさは感じられませんでしたけど一カ所ザイルを使用して牽引され実践練習ができ有意義な1日でした。

 

<目にとまった植物>

岩タバコ、ヤマユリ

 

 









937 JR武蔵五日市から西東京バスで40分 出畑のバス停をおり、集落の中を通り矢沢林道への入口へ向かいます。

941 矢沢林道から熊倉沢を覗き込むと白い濁流が流れています。普段は川底がくるぶし程度のとても穏やかな流れ
なのに普段の3倍〜4倍で異常です。前日までの大雨の影響でしょう。

952 熊倉林道と矢沢林道の分岐、左の橋が矢沢林道への道です。

1017 熊倉林道の終点近く、木橋を右俣ノ流れを渡り今日の遡行予定の熊倉沢左俣へ向かいます。

1045 左俣の木橋付近で入渓準備をします。

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