笛吹川・ナメラ沢遡行

日  程】201595日〜6日      

【メンバー】蓬生(L)、佐藤(SL)、堤、渡辺(綾)、渡邊()、上野()

 

【行  程】5日 (一日目) 曇り

 塩山駅集合8:55 ― 9:05発西沢渓谷行きバス乗車 ― 道の駅みとみ下車10:05− 雁坂峠登山口入口10:39 − 林道(終点)11:44 − ナメラ沢入渓点11:54−1575m付近テント泊14:30



まず今回の山行は、テレビ放送で雁坂峠を知り、ここは是非行きたいと佐藤さんに申し出て、蓬生さんに話が伝わり、無理に計画して頂いた山行でした。沢には以前、誘われてもあまり関心がなかった私が、これで3回目。だんだんと沢の魅力にはまってしまったようです。

  

道の駅「みとみ」から長い急な舗装道路を2時間歩きました。

 道の駅で下車し、林道を歩いてしばらくすると、ナメラ沢への標識がありました。あのテレビで見た光景を、いよいよ自分も体験できると思うと、わくわくしてきました。

  

 

沢に着いたらさっそく沢靴に履き替え、準備開始。最初の頃より少し慣れてきたのか、靴もスムーズに履けるようになりました。蓬生L、先頭に稜乃さん、美知子さん、堤さん、上野、佐藤さんの順に出発しました。
林道終点踏切沢橋を過ぎ登山道を下って入渓点で沢装備を身につけます。

 

入渓して直ぐに美しい滝が現れ、皆シャッターを押します。

 

最初は水流も穏やかに流れて、遡行しやすい状態が続きました。 





しばらく行くと、ナメ滝(一枚岩の波)が現れ、思わずあのテレビで見た波だと感動してしまいました。それから続々といろいろな段差のあるナメ滝、階段状滝とみられ、ナメ滝にも種類があることがわかりました。

 


ナメ滝が連続しました。

 

このナメ滝を感じながらの遡行は、何とも気持ちがいいし最高です。ぜひ、さんかくてんの皆さんにも経験してほしいと思います。

  

 

それから続々といろいろな段差のあるナメ滝、階段状滝とみられ、ナメ滝にも種類があることがわかりました。このナメ滝を感じながらの遡行は、何とも気持ちがいいし最高です。ぜひ、さんかくてんの皆さんにも経験してほしいと思います。
苔が滑りやすく、蓬生リーダーがスリングで補助しました。

 

沢の中間地点を過ぎた1575mまで到達、沢の脇にテントを設営し、ビールで乾杯し、焚き火を楽しみました。

 

明日は、午後から雨という予想だったので、その日はできるだけ目標地点(1575m)付近のテント場を目指して遡行しました。そこでちょうど良いポイントを見つけ、テント泊をしました。

 

  

 

【行  程】6日 (二日目) 曇り

テント場6:05 ― 左俣遡行6:34 ― 東破風山9:30 ― 雁坂嶺11:06 ― 雁坂峠11:40 ― 道の駅みとみ14:20

 

 4:30起床。早々とテントを片付け出発し、さらに登っていくと、「ゴーロ」と言われる岩がゴロゴロと出始め、巨岩体、倒木などもあり、とにかく歩きにくく、体力を使いました。
617 早朝 冷たい水の中をナメ滝歩きでスタートです。

  「二俣」と呼ばれる同じ水流が出会う所などが現れると、沢には道がないので、どっちへ行ったらいいのか分かりにくかったです。岩には苔が付き、時には大きなキノコが土壌に生えていたり、山道にも変化があって、自然も楽しい。ただ沢の歩行は、いつも緊張感とバランス能力・体の筋力勝負で、少しも油断はできず、普通の登山よりも疲れます。しかし、気の緩みが出てしまい、自分は途中でバックを忘れ、15分〜20分くらい仲間の行動をストップさせてしまいました。(申し訳ありません。)

沢も涸れ、樹林帯に真っ赤なキノコと緑の苔が美しい。

ナメラ沢の源頭部の岩石と苔の庭園を過ぎつと奥秩父主稜線に近くなりました。

 

やっとの思いで、源頭部(沢や水の最上流部)に近づくと、水嵩も少なくなり、いよいよ地獄の詰め(水が無くなって稜線まで行く行程)と言われる最後の難所。そこを皆で必死に登り切り、やっと稜線に到達しました。そして、東破風山頂上へ。景色は曇りの為、ぼんやりと山並みが見えた程度でした。雨もポツポツと降り始め、〜雁坂嶺〜雁坂峠(日本三第峠の一つ)に登頂。

小雨ぽっつりの雁坂峠で記念撮影。あわててジグザグ道を下りました。

 

ここで長休みをする予定でしたが、早めに切り上げて、下山を開始しました。帰りの下りは、蓬生さんの本領発揮で、相変わらず早歩き。そこにコバンザメのように後ろについていた綾乃さん。後で聞いたら、ついていくのが大変だったとのことです。(同情します)下山路は、比較的歩きやすかったのですが、最後の林道が長く、雨の中こちらも急いで降りて、出発地点に戻りました。

※最後に今回の山行は、あまり乗り気でなく、渋々OKの蓬生さんにリーダーをしていただき、感謝いたします。

                                     以 上

 

 

 

 

                                  

                                    

 

 
































































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