奥秩父 笠取山(1953m)

期 日:2015.10.1718

参加者:関山(個人)

交 通:往路 京王線・新宿駅(5:41)・・・<京王線>・・・八王子駅)・・<JR中央本線>・・・塩山駅)・・・
                  <
バス>・・・新地平9:27

           復路 西沢渓谷)・・・<バス>・・・塩山駅・・・<JR中央本線>・・・高尾駅・・<中央特快>・・・新宿駅

行 程 1日目 新地平940・・・1305雁峠・・・雁峠分岐・・・水干・・・1453笠取山頂上・・・雁峠分岐                              ・・・1555笠取小屋[])  

2日目 笠取小屋700・・・715雁峠分岐・・・雁峠・・・903古礼山・・・1028雁坂峠1045                            ・・・1235沓切沢橋・・・1345西沢渓谷

 山行にはとても快適な季節となってきました。近郊の山々の紅葉もそろそろ終わりかけてきているようです。まだこれから紅葉という低山を探して登るのも楽しみですね。又、冬山に向けた体力強化のためにも、どんどん歩きましょう。ところで、私は先日10/17,18に笠取山に行ってきました。参加希望者がいらっしゃらなかったので、日程を1週間前倒しをして一人で行って来ました。「2つの移動性高気圧に本州全体が覆われて、全国的に爽やかな晴天に恵まれる。しかし、高気圧と高気圧の窪みに低気圧ができて、東海・関東甲信地方が雨模様となる」と天気予報が報じていました。しかし、その影響は太平洋沿岸周辺に限定されるのではないかと判断し、決行しました。

現地の塩山は曇り空で、西沢渓谷入口行のバス停には約20名程の登山客が乗り合わせ、途中、乾徳山登山口で1名下車、そして新地平で私一人が下車し、残りの乗客は終点まで行ったようです。実は、この笠取山は私の初登山となるので、登山道の状態(悪路ではないか?、勾配はきつくないか?、渡渉するケ所があるのか?・・・)や紅葉の見頃のタイミングはどうか、歩行時間が比較的長いので体力が持つだろうか、などなどの心配となることがたくさんありました。そこで、インターネットの投稿山行記録を探して、全行程の状況を把握しました。しかし、その上に恐れていたことが生じました。小屋泊の予約者のキャンセルが出て、利用者が私以外に他に無く、食事を提供してもらうことができないという小屋事情もあって、リュックの荷物が大きくなってしまったのです。
雁峠までの気持ちよい沢沿いの道

1016

新地平(9:40)から雁峠までのコースは、沢が登山道に寄り添って流れ、途中、数回の渡渉を経て峠下まで続きました。峠下はいく筋もの細い川の流れがあり、水源地らしい水量の多さを実感しました。

 

峠下からは急な登りもなく、斜面をトラバースして楽に明るく開けた雁峠(13:05着)に着くことができました。ここから雁峠小屋の廃屋を見ながら約15分程で分水嶺に着きました。
秩父主稜線の雁峠に到着しました.

 

東京の多摩川と富士川の水源の碑があります

 

ここからは、笠取山に直登せずに水干を経て東側から登ります。3つの岩峰を上り下りしてようやく笠取山頂上に着きました。(14:53着) とても厳しい岩場を乗り越えてきたので、予想以上に時間がかかってしまいました。急いで分水嶺まで下りて、ここでしばらく景色を楽しみ小屋に向かいました。

 

 

小屋着は15:55で予定の15:30を25分遅れです。小屋からは夕暮れに赤く染まる大菩薩嶺を見ることができました。 小屋の近くに、都水道局が建てたきれいなバイオトイレがあります。 外のテーブルで缶ビールで食事をして、8時の消灯ともに貸切小屋で就寝しました。
今夜の宿、笠取小屋の前で

 

 1017 翌日は快晴で、予定通り7時に小屋を出発し、分水嶺で富士山を拝み、草原の道を少し下って廃小屋を見やって雁峠に着きました。(7:00-7:15) ここから燕山7:50、古礼山9:03、水晶山9:42に続く尾根道を歩きます。

秋晴れの中の絵のような富士山

 南方向に富士山がいつまでも見渡すことができ、白根三山を望むこともでき、気持ちの良い快適なアップダウンの少ない登山道です。水晶山を下るとやがて雁坂小屋への分岐10:08となり、ここを更に下ると鞍部となります。

三大峠に例えられる雁坂峠から一気にバス停まで下りました。

 

雁坂峠はこの鞍部を少し登り返したところにありました。10:28-10:45峠からは西沢渓谷入口に向けて傾斜のきつい下りが延々と続き、やがて沓切沢橋に着く。12:35 ここからは、舗装された林道となり、やがて鶏冠山大橋のしたをくぐって歩みを進めると、秩父縦環道にでる。ここから、バス停まではもうすぐです。13:45

 

 
































































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