今年最後の沢!  紅葉の中、遡る!!

丹沢 中津川・二十女沢(はたちがさわ)

2015125() 
.田口 蓬生 

ヒルが出る時期は敬遠していた丹沢の沢ですが、10月の最終日に行った四十八瀬川以来、今年2本目の遡行になりました。

 

5()】 快晴

宮ケ瀬行きのバスは1台増発されている。経ヶ岳と仏果山の近くでほとんどの登山客は降りてしまい、「三叉路」で降りたのは当然のように我々のみ。

途中、宮ケ瀬霊園で用事を済ませ南下する。最初の目標である対岸へ渡る橋への入口はフェンスで閉じられているので、その切れ目から橋に向かう。二十女沢右岸につけられた林道を沢への下降点を捜しながら進む。水源林管理用の道への入口があり、下降して沢に下りる。

 

 

遡行を始めてしばらくすると、オオユナラノ沢(オオナラノは間違いでオオナラノが正しいとの説があり、こちらのほうが有力か?!)に出合う。水量の多い右俣が二十女沢。30分ほど遡って現れたチョックストン滝は釜に入ると冷たそうなので、右から高巻く。懸垂下降で沢に戻る。滝を何個か越えてゆくと28m滝が現れるが、このあたりの紅葉はまだきれいで気持ちがいい。この滝も高巻く。

 炭焼窯跡と奇岩を過ぎると三又になり、稜線に一番近そうな左を選びガレた斜面を苦労して登ると水源林管理用の道に出る。何となく鍋嵐に向かう。頂上には板があり、「ナベワラシ」と書いてある。

鍋嵐から辺室山と物見峠との分岐までは水源林管理用の道なので標識がなく、整備された登山道との違いがよくわかる。
煤ケ谷に下り本厚木へのバスを待つ間に渓流シューズを脱ぐが、さすがに12月の沢だけにヒルの侵入はなかった。

本厚木7:50[バス]8:44三叉路→9:00宮ケ瀬霊園9:109:25対岸への橋→9:35二十女沢右岸の林道入口→10:05下降点(水源林管理用の道) 10:10入渓点10:3010:50オオユナラノ沢出合→11:40右へ大きく曲がる所→12:00 28m滝の高巻き終了→12:35炭焼窯跡→13:00奇岩→13:20稜線(水源林管理用の道) 13:40鍋嵐13:5014:25辺室山方面との分岐→14:35物見峠→15:30煤ケ谷16:04[バス]16:45本厚木18:31[小田急]
                                                                                                                                        〔記・田口〕

 

 

































































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