南会津・大博多山(だいはたやま)1315

−暖冬・異変?少ない積雪でした

 

山行日 2016.1.91.10

参加者 田口、飯島、蓬生(記)



1998年発行の『会津100名山』では、登山道がない山として紹介されている。その後に登山道が整備されたようで、山開きはシーズンも終わりに近づく10月に行われている。

BCに下山し、祝杯

登山道は南東方向の青柳林道終点の登山口から、1100m付近の尾根に上がり頂上を往復するルートで、所要時間は、上りに2時間30分、下りは1時間30分程。計画当初は別のルートを考えたが、登山口近くには沢が流れており水の確保が容易なことと、この冬の積雪量が少ないことから距離的に有利な夏道を利用するルートとした。

 

1/9 会津田島駅前には全く雪がない。毎冬のように会津の山に来ているが、こんな経験は初めてである。タクシーで、青柳集落まで入る。ここから林道終点の登山口までが初日のノルマ。林道分岐からようやく積雪が現れるものの深さはおおよそ足首程度、歩行に支障がない。1315登山口に到着し、多少整地したところにテントを張る。沢水を利用するので雪を解かす必要もなく、早い時間から宴会開始。夜は満天の星空が眺められた。
1/10 雪がちらついているが、気温が高い。ルートにはピンクテープがある。沢を越えるといきなり尾根の急登が始まる。赤松の巨木940m付近のところに出ると平坦になったのもつかの間、すぐに木の根が張り出した尾根の急登が続く。雪も少なく、ワカンでは大層歩きにくい。しばしの辛抱で頂上から南東に延びる尾根上1100m付近に出た。

大博多山 山頂で

 

ここからは明確な尾根を進むと前衛峰1280m。頂上到着かと思ったものの、山名板もないのでGPSで確認。向かい側に見える峰が本峰のようだ。緩やかに下って登り返したところが大博多山頂上だ。一等三角点が置かれているが、今は雪の下に埋もれている。ときおり青空が顔を出すが、雲がかかっていて周囲の山容ははっきりしない。

 

 頂上からの眺望で特徴ある山探しをしようと考えていたが、適わなかった。写真だけを撮って下山。帰路、尾根上からの急傾斜地に困難が伴った。青柳からのバスは、途中の集落に立ち寄りながら会津田島までの1時間の間、乗客は我々3人だけだった。

早々に山頂を後にする

 コースタイム

1/9 青柳林道入口1200−登山口1315 BC

1/10 BC640−赤松の巨木730−尾根上810−前衛峰925−頂上955

尾根上1100−赤松の巨木1115−BC1200−撤収1240−青柳バス停1345

 

 
































































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