三頭山(みとうさん)(1/奥多摩三山)山行記録

三頭山(東峰1528m、中央峰1531m、西峰1405m) & 三頭大滝

     2016年1月10日()

参加者   L関山、末石た、三部、長谷川、松尾(佳)、松尾(和)、山口、松下、川田()

アクセス

  往 路   JR新宿駅(7:44)----<ホリデー快速あきがわ3>---武蔵五日市駅(8:48)/乗換
      (9:00)---<西東京バス>---数馬バス停(9:56)---<臨時バス>---都民の森(10:25)

  復 路  都民の森(15:40)---<臨時バス>---数馬バス停(16:06)---<西東京バス>---
      武蔵五日市駅(17:00/乗換817:21)----<ホリデー快速おくたま6>---
新宿駅(18:22)

 

      都民の森入口(10:25)・・・鞘口峠(さいぐち峠)(10:45)・・・見晴小屋(11:30)・・・
     三頭山/
中央峰(12:12-12:45)・・・三頭山/西峰(12:50-13:00)・・・
    ムシカリ峠/三頭山非難小屋
(13:10)・・・ブナの路テラス(13:35)・・・三頭ノ大滝(14:00)・・・森林館(14:30)

私は、参加申込締切日を過ぎて、山行日直前になって申し込みをしましたが、参加を承諾してもらい9人目のメンバーとなりました。しかし、一番最後に参加を申し込んだ者が山行記録を書くという暗黙のルールが適用されてしまいました。そもそも、交通の便が悪くなる冬季に奥多摩の山を登ろうなどと考えたリーダーには、どのような思いがあったのでしょうか。「初心者でも雪と付き合って、無雪期の延長でそれほど無理なく、東京近郊の雪がある山を登ろう!」、そして、「一年を通して山登りを楽しもう」という思いがリーダーにはあったのです。そして、年頭に掲げたのが、「〇〇〇三山」をテーマとする登山を始めることでした。ある地域の標高NO.1NO.2NO.3の三山を登ろうというものです。

東京近郊の山々には毎年降雪があり、積雪をもたらします。しかし積雪があるといっても、八ヶ岳や北アルプスを登るような本格的な技術も道具も必要としない山が多くあります。奥秩父エリアは冬期間は本格的な雪山の様相を呈し初心者にはハードルが高いのですが、奥多摩、丹沢の山などは比較的積雪が少なく、軽アイゼンやトレッキングポールの装備で登山が可能なエリアも多くあります。雪が降っても降らなくても、積雪があっても無くても、ごく初級の雪山対策と知識を身につけ、ちょっとした準備をして「雪があっても雪の上を歩こう」と考えていたのです。雪とうまく付き合って、一年を通して登山を楽しめる訓練の地として奥多摩を選んだのです。そして、一番目の座が今日の三頭山なのです。

今年は穏やかな天候に恵まれ、今日も絶好の登山日和となりました。数馬にバスが着くと、「都民の森」行のバスの臨時便が出ると聞いてうれしくなりました。今日は、バードウォッチングのイベントが開催されるために、朝1便、夕1便の臨時便が数馬⇔都民の森間に出るというのです。帰りの便は都民の森15:40発です。この便を逃してはなりません。

臨時バスで都民の森に着くと予想を超えるマイカーが止まっていて、売店ではあたたかな甘酒を売っていました。各自で準備運動を行い出発です。

森林館のトンネル

 

バス停のある駐車場から北西に向かう舗装された車道を歩いていくと、森林館などの施設の建物が見え、その下のトンネルをくぐってまっすぐに登った先に鞘口峠がありました。スタートして約20分の地点です。

 

ここは十字路になっていて、直進すると奥多摩湖へ、右手(東方)に向かうと御前山へ通じていますが、三頭山へは左手(西方)に向かってやや急峻なブナの林の尾根道を進みます。

やがて見晴らし小屋を通過し、東峰にたどり着きます。ここの展望台の上に立つと視界が開け、大岳山が見えました。

 

ここから尾根通しに進むと中央峰(三頭山の最高峰)に着き、ベンチテーブルで昼食を取りました。
三頭山の最高点の中央峰での記念写真

 

中央峰での昼食

 

陽だまりのなかで、各々が持ち寄ったイチゴやサンドウィッチ、カップ麺、大福などをいただきながら、のんびりと楽しいひとときを過ごしました。

 

 


中央峰での記念写真

 

 

 この後、少し下った道を登り返すと西峰に着きます。ここは眺めがいいので、たくさんの人で賑わっていました。富士山、三つ峠山などを望むことができました。ここから整備された木段の歩道を下って行くとムシカリ峠に着きます。峠から沢沿いに20分程下ると「ブナの路テラス」に着きます。標高1200mの地点です。
西峰からの富士山遠望

滝見橋からの大滝

 この近くで霜の花を見つけました。周囲の変化にとんだ自然林の中を更に下って行くと、やがて大滝休憩小屋(トイレ完備)に着きます。ここを回り込むと滝見橋があり、落差30m程の三頭大滝が岩肌を白い水しぶきを上げながら足元を流れ落ちる様は迫力があります。

 

滝の雄姿を堪能して、ウッドチップが敷き詰められた遊歩道(森林セラピーロード)を通って終着地点の森林館に向かいました。森林館の下のトンネルをくぐって駐車場に戻り、臨時バスの出発時間までの1時間程をテーブル席に陣取って、山行の無事に感謝し乾杯をし歓談をしました。

臨時バス待つ間の歓談

 






























 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

































































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