屋久島 宮之浦岳

日 程  55日〜8
参加者  金子L, 渡辺絢、松尾、金子泰、吉岡(前半記録)安達(後半記録)

行 程  
     5/5
 羽田発8:059:50鹿児島空港10:45→屋久島11:20島観光後安房民宿泊

   (予定コース) 
     5/6 淀川登山口-黒味岳-宮之浦岳-新高塚小屋テント泊
     5/7 新高塚小屋-縄文杉-白谷水雲峡入口-宮之浦港民宿泊
    
     5/8
 屋久島13:15→鹿児島13:50 鹿児島14:35→羽田16:15(解散)


     計画変更後     
     5/6
 荒川登山口-ウィルソン株-縄文杉-高塚小屋泊
     
     5/7
 高塚小屋-縄文杉-白谷水雲峡入口-宮之浦港民宿泊




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真直に滝が迫ってくる大川の滝

 

予定通り屋久島に到着後、金子さん運転のレンタカーで屋久どんという海沿いのお店でトビウオの姿あげ、屋久島うどん、泰征君はカレーを頬張る。夕方までは時間があるので大川の滝、千尋(センピロ)の滝の観光をする。

 

トンネルになったガジュマルの木

 民宿での豪華な食事。これにお刺身と煮豆が付き、笑顔いっぱい、お腹もいっぱい。 

明日訪れる予想以上に厳しい山行になるとはまだ誰も知りません。雨の予報が入っていたので宮之浦岳登山から荒川登山口―縄文杉―新高塚避難小屋泊に変更する








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5時ジャンボタクシーで荒川登山口。6時前にも関わらずそこにはもうすでにたくさんの登山者が雨の中出発していた。私たちも支度を整え6:00トロッコ電車の前で記念撮影を済ませ1日が始まる。平坦な旧トロッコの道を雨に打たれながらただひたすら泰征君の元気につられ歩く・歩く・歩く

トロッコの前で記念撮影 こんな橋をいくつも渡る

 

やっとトロッコ道も終わり杉の世界に入ってきた。

 雨はさらにひどくなり、疲労もたまってきたがもう少しであの世界遺産の縄文杉とご対面というところで、前を歩いていた金子さんの「タイセイー」という叫び声とともにガサガサと音がし、音の方を見ると泰征君が10メートル程滑落した姿が目に入った。

私たちのすぐ後ろにいたガイドの方がすぐに「うごくなー」と声を出しながら降りて行ってくれた。泰正君はガイドの指示のもとゆっくりと立ち上がり、どこも痛めたところはないことを確認して上がってきた。

 

 

おでこにかすり傷はあったが、その程度で済んで本当に良かったと皆でホっとした。

ガイドの方にお礼を述べ、ゆっくりと歩き始め、12時に高塚小屋に到着し予定ではこの先の新高塚小屋で泊まる予定であったが、変更して今日はここに泊まることにした。小屋は3階建てで、1階は現地ガイドと女性2名、2階は私達6名、3階はリピータか地元の男性2名が配置した。屈託のない泰征君は、1・3階のお兄さんらのアイドルだった。1階のトビウオの干物のあぶった匂いにそそわれたり、3階からはネズミ対策を指南してもらったり、なごやかな感じでした。雨風で体力を消耗していたので、3日目は宮之浦〜淀川登山口を断念し、白谷水雲峡ルートに変更。翌朝はのんびり起床します。

 

 

 

 

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「昨晩の豪風雨音がすごかった」「ヒメネズミ(体長10cmほどのようです)いたかな?」と話しながら、朝食のラーメンを食べ終えて、荷支度し小屋を後にする頃には雨もあがり、足どり軽やかに出発しました。
昨日ゆっくり出来なかった縄文杉のデッキで各自写真を撮ったり、風景を吟味する余裕ができたのかヤクシカに遭遇したり、

 

 特徴的なマムシソウも目に着きました。

 切り株のウィルソン株の天井はハート型の空が見えます。

複雑に絡みあう巨木・巨石に悠久の時間を感じ、深緑の回廊をぬけてウィルソン株に到着すると、この日の縄文杉トレッキングツアーでにぎわっていました。






 

大株歩道入口で登山道は終わり、トロッコ軌道が楠川分れまで続きます。道が平らになると、お母さんの重量ザックをいとも軽々と背負い、力持ちのちびっこラガー・泰征君の勇士がなんとも頼もしい。

 

 

楠川分れから水雲峡合流点へ入る。途中小休憩をとりながら、1時間強登りが続きピークの辻峠に到着し、昼食を摂る。ザックをおろし空身になって太鼓岩へ向うが、この登り道の勾配は結構キツイ。10程で太鼓岩に到着したが薄雲が広がり始め、眺望したかった宮之浦岳が次第に霞んでしまい気を落としたが、この周辺の淡いピンク色の「サクラツツジ」が心和ませてくれた。
 太鼓岩からの展望は霞んでしまいました。

 


もののけの森

 

辻峠から下り始めると、<苔むす森>(もののけの森)は昨日の雨でしっとりした緑に覆われ神秘的でした。

白谷小屋は、原生林歩道と楠川歩道の分岐でしたが、水雲峡の特徴的な杉の生息している原生林歩道はアップダウンが続くようなので、バスに間に合うよう楠川歩道を選びました。

 

宿は、種子島から郡の大会できているバレーボール部(男子)の若者で満室でした。なんと水雲峡バス停で置き忘れてしまった荷物が、宿に届きました。(松尾さんの雨具関係。松尾さんが感激していました。)

 

 

 

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飛行機搭乗まで時間があるので、レンタカーで屋久島巡り。(初日と逆回り方面)宿のオーナーに(ウミガメ産卵期なので)カメ足跡が見られるよと教えてもらい、いなか浜へ行きました。浜は、細かくなった貝の粒で、かなり先でも海水が澄んでいてきれいでした。

 

浜に踏み入れるとすぐさま、産み落としている(?)窪みからつづいているカメのキャタピラのような足跡があちこちでみることが出来ました。満潮時に上陸するのだろうと思うので、産卵場所はかなり陸でした。孵化は7月下旬〜8月下旬だそうです。

 

 

空港路途中のガジュマル公園で妖怪のような植物たちを見学してから、空港に到着し、帰京しました。

 計画、予約、レンタカー、諸々手配、天候によるルート変更の判断など、金子さんの心強いリーダのお陰で無事で楽しく過ごせ、本当に感謝感激でした!

 

 

【小ネタ】 樹齢1000年以上を屋久杉、1000年以下は小杉いうそうです。

 

 































































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