北アルプス縦走

薬師岳〜黒部五郎岳

日 時:2016818日〜21(前夜発)

参加者:L松尾 渡辺綺 吉岡 福井

817日・・新宿発22:40夜行バス⇒富山行

818日 1日目

富山駅5:00⇒タクシー折立登山口7:00⇒三角点8:59⇒五光岩ベンチ10:13⇒太郎平11:12⇒昼食⇒太郎平出発11:37薬師平12:47⇒ケルン12:48⇒薬師岳小屋13:38⇒夕食17:00⇒就寝20:00

DSCN2426712折立登山口からいよいよ出発です

 

台風7号の過ぎ去った東京を夜行バスで富山に向かい、富山駅に5時に到着。

雲が重く垂れこめているが、タクシーの運転手さんの「今日から天気良くなりますよ」の言葉に気持ちが軽くなる。しかし、折立に向かう途中、雨がポツポツとフロントガラスに落ちてくる。嫌な予感もしてくるが、折立に着いた時は雨は止んでいた。

 

 太郎平までは、先月行っているので、様子もわかり少しは安心だ。最初から登りで急登ではないものの、きつく感じる。三角点を過ぎたあたりから、ややなだらかになり、景色も変わってくる。

日光キスゲなどの花はほとんど終わり、天気のせいか、秋の気配が漂っている。五光岩を過ぎた頃から雨がひどくなってきたので雨具をつける

DSCN24391137昼食を済ませ太郎平を出発
DSCN24481334今日のゴール薬師岳小屋までもう少しです。

 

やや小降りになったりもするが、薬師岳山荘まで、結局雨模様でした。明日は晴れるとの事なので、薬師岳は明日の朝一で登ることにして、今日はビールで乾杯して、明日に期待する事となった。

 

8192日目

起床3:30⇒小屋4:00⇒薬師岳4:55⇒小屋5:35⇒出発6:10⇒ケルン6:37⇒太郎平キャンプ場7:08⇒太郎平7:37⇒北ノ俣岳9:53⇒赤木岳10:55⇒黒部五郎岳肩13:35⇒黒部五郎岳13:51⇒黒部五郎小屋15:59⇒夕食18:00

 

 

朝4時に小屋を出発して、ヘッドランプを付け薬師岳を目指す。他の人も登っているし、月明かりもあり真っ暗でないのは幸いであったが、登りはやはりきつい。小一時間たつと祠らしき物が見えたので、頂上かと思いきや、避難小屋で、頂上はその先でした。巻くように登り15分ほどして薬師岳頂上に到着。
DSCN2456457早朝の薬師岳山頂2926mに到達です。

 




今日は、遠くに槍ヶ岳も見え、お天気は良さそうです。記念撮影をして小屋に戻る。

 

 

下りは快調であっという間に薬師岳小屋に戻る。
DSCN2460534薬師岳を往復してアッと言う間に薬師岳小屋に戻りました。

 

DSCN2472802太郎平から先の草原で花畑を楽しみました。

 


お弁当を食べ、昨日来た道を太郎平まで戻る。昨日は見えなかったカールが綺麗に見え、お花もウサギ菊、アザミ、リンドウなどが見られた。太郎平から、黒部五郎岳までは初めての道のりになります。小屋から少し登ると、草原が広がり、お天気も良いし気持ちの良い道です

 

 

しかし、この後は、だらだらの登りが待っていてこれが案外きついのです。

北ノ俣岳に着き、赤木岳を巻くつもりが登ってしまい、そこから中俣乗越を目指したのですが、標識がなかったのか見落として、人に聞いた時は過ぎていた後でした。

DSCN2482953北ノ俣岳2662m山頂です。

 

DSCN24921351黒部五郎岳2839.6m山頂です。ここから黒部五郎小屋まで長かった事。頑張りました。

 そこから更に2時間近くかけてやっと黒部五郎岳肩まで着きました。肩から15分程で頂上に到着です。
黒部五郎小屋までは、北側カールルートで行く事にしました。カールまで一気に下り、そこから小屋まで1時間程度で着くかと思っていたら、岩に書かれた「小屋まで2時間」の文字にショックを受け、休憩をして気を取り直して出発しましたが、2時間近く岩ごろごろの悪路を下り、小屋に着いた時はホットしました。朝4時から夕方4時まで本当に良く歩きました。危険な所はないので、体力勝負の山だと思いました。 

(福井 記)

 


820日(3日目)

 

4:45 黒部吾郎岳小屋まだ薄暗い中出発し、高度が上がるにつれ、振り返ると黒部五郎岳からのカールと昨日の午後やっと着いた小屋を遠望しました。
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昨日登った薬師岳を遠望しました。


後ろを振り返ると、昨日歩いた道のりが見えるのがこのコースの醍醐味のようです。

 

 



朝日を浴びた美しい笠ヶ岳2897.2mです。今回の山行では登りませんでした。

こんな美しい景色を見ながらお弁当を食べました。なんと贅沢な朝ごはんでしょうか。
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9:00三俣山荘から鷲羽岳を登っていると美しい虹が私たちを迎えてくれました。

 

 

 

荷揚げのヘリは500キロの食料を運んでくるそうです。

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9:30  2924m鷲羽岳山頂 

  

 

可憐なイワギキョウ 








 12:10 三俣蓮華岳 13:40 双六岳 深い霧のため何も見えず14:35双六小屋到着
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821日(4日目)

34日の長い道のりでしたが、リーダー松尾さん、小屋予約の綺子さん、トップを歩いてくれた福井さん、ありがとうございました。(34日目 吉岡)



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 5:00 双六小屋出発
最終日今日は新穂高温泉へ下ります。

 

 

天気は快晴 槍から大キレット、ジャンダルムと 素晴らしい眺めでした。
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雲海に浮かぶ北アルプスの山々を見ました。

  

 

鏡平で最後の記念撮影
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