雪山テント泊 南会津・大嵐山(1635.6m)

【日 程】2016312日(土)〜13日(日)

【メンバー】L蓬生、SL田口、(食当)堤、福井、(装備)飯島、吉岡、(記録)松尾

【行 程】

1日目)東武浅草(710発)→会津高原(1021着)(タクシー)→

湯の花温泉・大嵐山登山口(1110/1125出発)・・・湯ノ倉山頂上BC1432

2日目)湯ノ倉山BC645出発)・・・大嵐山頂上(935/1005)・・・湯ノ倉山BC

1105/1155発)・・・湯の花温泉・大嵐山登山口(1320着)

 1日目>

今シーズンは雪が少なく初心者向け雪山テント泊教室が何度も中止となる状況で、3月になってやっと実現した雪山山行ですが、ルートをみるとテント予定の湯ノ倉山山頂までは標高差700m弱あり結構ハードな山行のように思われ当日の朝憂欝な気分のまま浅草駅に向かう。途中車窓からは雪景色が見られず、それでも湯西川のトンネルを抜ければ間違いなく雪国になると言われ楽しみにしていたが結局会津高原駅についても雪はなく、もしかしたらこれから行く山にも雪がないのではと心配になる。

 

 

1122

 会津高原駅で予約していたタクシーに乗り、1時間弱で湯の花温泉の大嵐山登山口に到着する。登山口に着くまで4時間と苦労してここまで来たのだからぜひ大嵐山まで行きたいと思うが、荷物を分担し準備を整え久しぶりに雪山装備のザックを担いだ瞬間いつもとは違う重さを感じつつ湯ノ倉山山頂へと出発する。

 

 

天気は予想通りの曇りであったが視界はそれほど悪くなく、雪が15センチぐらい積もった林道を1時間程歩く。それでもトレースがないのですぐに汗だくとなる。
登山口から暫く雪の林道歩きです。

 

1401

 

湯ノ倉山への分岐の標識あたりからは本格的なラッセルとなり、先頭を交代しながら前に進む。山頂までは急な斜面が続きいつまで急登が続くのかと思っていたら視界が開け14時32分湯ノ倉山山頂に到着する。

 

 

山頂ではまずテント設営(2張)を行い、その後テントの中で登頂を祝いビールで乾杯。夕食までは各種お酒とおつまみで歓談。18時頃夕食(豚汁)。夕食後は山の歌を楽しみ、20時就寝となる。
DSCF1180湯ノ倉山山頂にテントを設営します。

 

<2日目>

647

 

5時起床。天気は曇りで視界はあまり良くないとのことだが、とりあえず朝食(煮込みラーメン)を準備し食事をする。せっかくここまできたのだからと大嵐山へ行く準備を行い、645BCを出発。

 

湯ノ倉山山頂にあった標識の大嵐山方向へと下っていくが、20分程下ってリーダの蓬生さんが下りている尾根が間違っていることに気が付く。どうやら途中下る尾根を間違えたようで登り返すと別の尾根方向に目印の赤いテープがあるのを見つけホットする。
DSCN3499湯ノ倉山のテントを出発、大嵐山頂を目指します

 

911

 

大嵐山山頂まではかなりキツイ登りが続き、ルートを探しながら進むが、途中天気も少しずつ良くなり遠くの山々が見えはじめる。935分大嵐山山頂に到着。

 

 

大嵐山山頂に立った直後には遠くの景色が見えたがすぐにガスで何も見えなくなり残念。
大嵐山頂の雪に埋まった標識

 

DSCN1070大嵐山山頂で記念撮影

 

大嵐山山頂で温かい飲み物と行動食を食べ暫く休憩後、記念写真を撮る充分休憩を取った後、蓬生さん、田口さん、アイゼンが苦手な私以外の方はアイゼンを着け、今度は来たルートをひたすら下りBCを目指す。遠くに見えていたBCのテントが少しずつ近くになり、11時5分到着。BCからは大嵐山がはっきり見え、急な斜面であったことが確認できる。

 

 

 

BC到着後、すぐにテントの撤収を行い、昨日のトレースを頼りに下る。途中何度か雪に足がはまったり、すべり落ちたりと苦労しながら登山口へと戻る。
1256

 

1455

 

登山口に着くと吉岡さんがすぐに温泉の場所を確認して下さり、共同温泉で汗を流した後タクシーで会津高原駅へと戻る。

 

 

電車が来るまでの間近くの食堂で反省会を行うことにしたが、ビールとうどん、ソバしか頼んでいないにもかかわらず、漬物、お茶菓子、コーヒーと次から次へと出てきて、結局乗る予定の電車を変更し次の電車で帰路に着く。
1654

 

 
































































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