紅葉満開・安達太良山

爽やかな秋晴れの中、高村幸太郎が智恵子抄で詠った「ほんとうの青い空」と紅葉をもとめ、日本百名山安達太良山に行ってきました。

 【日程】2016/10/15(土)〜10/16(日)

【参加者】渡辺(綺)(L)、安達、金子(貴)、金子(泰)、三戸(記)

【行程】

10/15 岳温泉民宿「和楽荘」に宿泊

10/16 700奥岳登山口→815勢至平→905くろがね小屋→955峰の辻→1015馬の背→1050鉄山→1150馬の背→1240安達太良山(昼食)→1400展望台を経てロープウエイ

 

前日泊まった民宿の車で奥岳登山口まで送ってもらい、登山開始する。整備された馬車の道と名のついた山道をゆっくり歩き始めるがが、昨夜の超盛り沢山の夕食がお腹にこたえ、やや体が重い。「紅葉はまだ早いかも知れないネ」などと話をしながら勢至平付近で展望が開けると、見えました!!満開の紅葉が!!

山肌が燃え上がる様な鮮やかな色で染まり、実にお見事。真赤や黄色、緑が織りなす様は正に錦絵を見ているような豪華さだ。

やがて、山間に黒塗りのくろがね小屋が見えてくる。カレーと温泉が有名な小屋だが、紅葉シーズンは予約満杯でなかなか取れないらしい。ここから、少し登りになってくるが、周りの紅葉を見ていると疲れを感じず、峰の辻を経て馬の背に着く。に安達太良山、右に鉄山を見る分岐点で、鉄山往復へのコースに向かう。

 

そもそも安達太良山は磐梯朝日国立公園内の南端に位置する活火山であり、ここから見る展望は今までの穏やかな景色とは一変した荒涼とした世界だ。硫黄で白くなった月世界のクレーターの様な火口を見下ろしながら風の強い鉄山頂上に向かう。鉄山からは遥か磐梯山を見渡すことが出来た。
 再び馬の背に戻り、安達太良山山頂を目指す。日曜日の紅葉シーズンという事もあり、この辺りからはロープウエイを利用して上がってきた家族連れのハイカー達で大賑わいである。特に乳頭山とも言われる安達太良山の頂上は、芋の子を洗うような大混雑ぶりであった。それでも上を見上げると真っ青な空が広がり、これこそが「ほんとうの空」であると実感することが出来た。


安達太良山頂上を降りたところで、昼食をとり安達太良山ロープウエイ口に向け下山を開始する。途中、紅葉に彩られた安達太良山を振り返りつつ、秋の気配を満喫しながらの山行を十分楽しむことが出来た。お天気と紅葉、渡辺リーダーに大感謝である。

 

 

 































































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