11月26日~29日熊野古道小辺路果無峠越えと谷瀬の吊り橋

  奈良、和歌山往復夜行バスと日本一長い路線バスの旅をしてきました。

 

参加者 L渋谷、SL和久井(君)、毛塚、吉田、吉岡、橋本(雅)

行 程 26 2315新宿発深夜バスやまと号→

27日 奈良五条着8:05(朝食で時間待ち)路線バス10:30発→十津川温泉13:45

28日 小辺路果無峠越えコースタイム 
           民宿700発→登山口725→果無集落80020分休憩)→天水田912→観音堂1005
       (10分休憩)→果無峠1100→二十丁石1210→七色分岐1300
八木尾バス停1400
        バス→熊野本宮(自由行動2時間半)1658熊野本宮→
新宮駅1821
        (バスが出るまで夕食反省会2時間) 深夜バス新宮2030

 29日 横浜530着 

 

1127  十津川村は2728予報だったので行くと決めた。橋本さん以外の5人は深夜バスで五条へ。翌朝8時に着くが小雨模様。十津川村宿泊者優先無料バス1030まで[ガスト]でモ-ニングとおしゃべりで時間をつぶした。五条駅前で橋本さんが合流。一本前のバス乗るはずだった私たちを見て「あらーいるじゃない、どうしたの」。
さすが日本一、乗る時間が長い

バスに2時間乗り、吊り橋のある上野地で下車したが大雨。悩んだが、吊り橋は断念した。バスに戻り、また1時間揺られ宿に向かった。バスに乗っていた地元のハイキング客によると、前日からの雨なのでもう上がってもいいはずが「今回はしつっこいわー」と果無集落に行く予定を残念がっていた。そんなわけで民宿に早く着き、湯治客のように温泉を楽しんで夕食を待った。食事はやはり山の料理が主に並んだ。

 

 

1128日  いよいよ小辺路へ行く日の5時ころから起きだして、風呂へ行ったり、出発準備やら体操したり。玄関で出発しようとしていたら、後ろから男性の宿泊者が「あのー、すみませんがー……」と早くからの会話物音を注意され深く深く反省した。

 

古道登山口でおいしい湧水でのどを潤し、和久井さんを先頭にゆっくり出発した。

 

前日の雨の影響もなく、道は急であったが歩きやすかった。30分ほど登って果無集落に着いた。風を避けて、宿のおにぎり弁当で腹ごしらえをした。
果無集落の家の影で冷たい風を避け食事

 歩き始めると、医者に行くという腰の曲がったおばあさんに遭遇。「若い時、峠に行ったなー」と懐かしそうに言われ、バス停までゆっくりゆっくり足を運んでいた。集落の端まで来て振り返ると、ちょうど日本のマチュピチュ村のポスターのようでした。くもり空が哀しい。

道沿いには三十三観音様が迎えてくれます

 

果無峠1114mで、近畿クラブツーリズム15名の団体に追い越された。その先のビューポイントのランチ場所も占領されてしまった。やはりガイドはポイントを心得ている。自分の未熟さを感じながら、日当たりのよい場所をもとめ先へとすすんだ。やっとの場所でランチをして、後はひたすら下り八木尾のバス 停に14時に着いた

  熊野本宮大社では、お参りをしたり、スイーツのはしごやら、大鳥居見物、立ち寄り入浴など各人自由に過ごした。大社前の和菓子屋さんの世話好きのおばさんに写真を撮ってもらった。

 

バスまで13分あったが、日がさして温かく気持ち良さを、この上なく感じた。

ずーと樹林の中を歩きっぱなしで体が冷えていたのかも知れない。ほっとした瞬間だった。

小辺路の峠道は身体が冷えました。

 

新宮駅までバスに1時間半揺られたが、途中にひなびた温泉地がいい雰囲気で残されているのが目に留まった。「あーここいいねー、泊まってみたいなー」という声が聴かれた。深夜バスを待つ間、2時間近くホテル2階食事処で反省会をした。2030分バスに乗り横浜に着いたのは翌朝530分でした。

 今回は6人6様の協力のおかげで、Kさんの「私を熊野古道につれてって」を達成することができました。

往復夜行バスと長い路線バスの経験に、ややきついコースの小辺路歩きなど、慣れない日程でしたが無事に終了できました。皆様には感謝です。

次は中辺路を歩こうかなという気持ちになりました。 
  
記録 渋谷

 

熊野本宮大社の大鳥居前で記念撮影です。

 

 

 

 
































































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