2月なのにアイゼン、ワカンの出番なし!  

足尾山塊 中倉山(なかくらやま)沢入山(そうりやま)

201723()4()

.田口 蓬生

 

山行当日の10日ほど前までには雪の日が続いていたと記憶しているので、もしかしたらラッセルがあるかもと期待していましたが、それからの数日は晴天続きでかなりの雪が融けてしまったようで、とても2月の山とは思えない山行でした。

 

 3() 快晴

浅草からの東武スカイツリーラインを太田で乗り換え、桐生線で相老を目指す。わたらせ渓谷鐵道は1輌でやって来た。平日とあって終点の間藤まではほぼ貸し切り状態。ほとんど人の姿が見えない通りを銅(あかがね)親水公園に向け歩き出す。渡良瀬川を渡り、立入禁止の看板がある導水管橋を利用して元仁田川に沿う林道に降りる。林道上にはほとんど雪はないが、雪解け水を避けて歩くのが難しくなった所で登山靴に履き替える。登山口には汚らしいほどピンクのテープなどが取り付けてあり見落とす心配はない。すぐ近くの林道脇の平地にテントを張る。

浅草7:12[東武スカイツリーライン]9:11太田9:38[桐生線]10:02相老10:16[わたらせ渓谷鐵道]11:41間藤11:50 12:30 銅親水公園12:40 12:50導水管橋    13:50 登山口(B.C.)

 《中倉山最高点で  中央が沢入山》

4() 快晴    

南向き斜面の道にはほとんど雪が無い。頻繁に鹿の鳴き声が聞こえ、魚影ならぬ鹿影が濃く、足跡とフンがそこら中にある。朝日を浴びながら登ると尾根に出ることが出来、西側の山が見える。中倉山三角点は樹林帯の中で展望はあまり良くないが、すぐに木々はなくなり中倉山最高点は近い。北東方面には社山を挟んで男体山が黒い姿を見せている。地図を見ると中倉山最高点から4つ目のピークが沢入山だが、その間には木がほとんどない。1539m峰はトラバースルートを選ぶが、南側の斜面が急で気が抜けない。頂上の木にそれを表す標識が下がっている沢入山を早々に後にして戻ることにする。復路は尾根に沿って下る。

B.C.に戻るが、間藤発1632分の電車に間に合わすため、残ったビールを処分しながら、急いでテントを撤収して歩き出す。

 

B.C. 6:25 9:00 中倉山三角点 → 9:10中倉山最高点 9:15 10:50 沢入山11:0012:25中倉山最高点12:30 14:10 B.C. 14:35 15:10導水管橋 →15:25銅親水公園15:35 16:15間藤16:32[わたらせ渓谷鐵道]17:48相老10:16[特急りょうもう44]19:55浅草

                                 〔記・田口〕

 

 
































































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