小出俣山(おいずまたさん)(赤谷山)1749m

貸切の雪山で《ラッセル》と《まったり》

日 程 2017128()29()

参加者 和代さん(CL) トラちゃん (SL) 愛ちゃん 桑村(企画、食当) 渡邉()

行 程 28日 東所沢駅集合→川古温泉→林道→千曲平(BC)

 29日  BC→オゼノ尾根→小出俣山→オゼノ尾根→千曲平→林道→川古温泉→東所沢駅解散

 28日 
6:30
東所沢駅集合、和代車(運転はトラちゃん)で川古温泉を目指す。関越は少々渋滞気味。

10:45川古温泉駐車場着。当初は、オゼノ尾根途中で幕営も有りかとの計画だったが、この時間ではたぶん無理だろうと、千曲平(せんげんだいら)を幕営予定地にする。のんびりと身支度を整える。

11:30出発。林道は積雪70cmくらい?か?トレースはまったくない。とりあえず、ツボ足で出発する。しかし、暖かい。春のようだ。雪も溶け始めている。途中、ワカンをつける。林道はところどころに小さな雪崩のあと(デブリ)があり、恐い。千曲橋(ちくまばし)のあたりから真っ白な小出俣の山頂が見えてきた。

15:00 千曲平(624m)到着。テントサイトにはもってこいの場所だ。トイレもつくり、そのトレースを含め「下の廊下」と命名(by桑村)。美味しい茸なべとお酒(濁り酒、ワイン、梅酒、焼酎)を食べつくし飲みつくし盛り上がる。

21:30頃就寝。

 

 

29日 
3:00起床、5:30ヘッドランプを着けて出発。ピークとの標高差は1000m以上ある。山頂まで辿り着けるか?10:30まで頑張って登ることにする。林道をしばらく歩き、尾根に取り付く。雪は深く急登。交代しながらラッセルをするが、200m高度を上げるために1時間かかった。




1400mあたりで大きな露岩が出現。このあたりは岩稜帯だ。直登は出来ず、右をトラバースすることに。トップをリーダーに替わりトレースをつけてもらう。が、そのトレースがトラちゃんの体重には耐え切れず、崩れていく。結構な急斜面だったので、後ろにいた愛ちゃんと私は不安で「ザイル〜」と叫ぶが、「トレースつけたでしょ〜」と返事。「それが崩れて〜」と、アーダコーダ言っているうちにどうにか登りきった。ふー!今日一番の難所か。

 

 

しばらく行くと右側に阿能川岳の稜線がみえてきた。もうそこからは、青い空に白い雪、ラッセルを楽しみながら目の前の小ピークを目指す。小ピーク到着!うわぁ〜目の前に谷川岳!!こんな素晴しい景色が待っていたんだね。景色の良い場所で休憩。山頂まではもう僅かだが時間は10:15を過ぎている。桑村さん、トラちゃん、愛ちゃんは、山頂へは行かずここでマッタリするという。

 

 

すると、リーダー和代さんが「じゃ、行ってくる」と歩き出した。さすが早い。あっという間に姿が小さくなっていく。私はというと、取あえず時間まで歩こうと決めた。10:30和代さんの姿はもう見えない。たぶん登頂しただろう。私はみんなが待っているところへ戻る。と、あっという間に和代さんが戻ってきた。登頂成功!「ばんざーい」!!

 

下山開始。それぞれが思い思いのルートを下りていく。楽しいねー。


あの難所も、無事に通過。するとなにやら人の声が。1組のパーティが登ってきた(ガイドパーティ風)「トレースありがとうございます」と声を掛けられた。とんでもない。せっかくのノートレースの山を荒らしてしまってすいません。

 

 

12:40 BC着。テント撤収13:45出発。トレースはついているので、ツボ足で林道に向かう。林道の雪崩のあとは昨日より多く規模も大きなものになっていた。自然に足も早くなり、1時間ちょっとで駐車場についた。川古温泉で汗を流し、帰路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

































































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