会津雪山山行

三岩岳〜会津駒ヶ岳縦走

 

期日:2017.05.0305

参加者:L佐藤、堤、松平、福井、横山、吉岡、桑村、川田

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東武浅草駅630──特急リバティ──822会津高原尾瀬口駅953──(タクシー)──1040小豆温泉手前の登山口1100出発──イワウチワの群生が続く──1230 1000m付近より急登──1355 1308mピーク、テント設営【泊】 1915消灯

小豆温泉手前でタクシーを下り、直ぐに尾根の急登に取りつきました

 

久しぶりの雪山縦走で荷物の重さにめげそうでしたが連休中は晴れて暖かくなる予報で天気が見方してくれそうで気持ち楽になり家を出ました。東武鉄道のダイヤ改正で特急列車にて会津尾瀬口駅まで予定より1時間早く到着した。駅前の桜はこれから満開を迎えそうでした。タクシーで登山口へ、雪はちらちらある。いきなり急登、落葉、朽ちかけた階段、歩きにくい。大丈夫かな?不安になる。

 しばらくして登山道にイワウチワの群落が現れ白、ピンクの花の可愛さに荷物の重さを忘れさせてくれた。

登山口から1000m付近までイワウチワの群生が続きました。

 

下りて来る単独の男の人に会う、駒ノ小屋からとの話。間もなく雪道になります。稜線からの景色は素晴らしかったですと教えて下さった。

標高1200m頃から木の杖をピッケルに変え、前の人の足跡をたどる。周りの景色を見る余裕なし、汗が目にしみた、緩やかになり美しいブナ林の中のテント予定に地到着でした。風も無く暖かいので外に雪のテーブル作りお茶タイム。目指す三岩岳、南会津、日光の山々をゆっくり眺めた。山座同定は難しかった。

1308mの小ピークにテントを設営、ゆっくりとビールとお茶をのみ、暖かい午後を過ごしました。

  夕食は牛丼、サラダ、スープと盛り沢山で美味しかった。外は18:30頃まで明るいが早目に就寝。

 

 

 

 

 

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3時起床 506出発──740避難小屋755──850三岩岳山頂920──1207大戸沢岳山頂手前でテント設営【泊】1815消灯

548 三岩岳への急登の途中、標高1308m地点テント設営地点を振り返りました。写真中央部分の台地状のところに設営しました。

 テント撤収し5時出、明るくなり寒さは感じなく天気は良さそうでした。今日も急登から始まるが体が慣れたのか荷物の重さは少し楽に思えた。窓明山との分岐にある避難小屋の屋根が見えた。一階からまだ入れなく二階の窓からなら入れそうでした。今年は雪が多くまだ3m位ありそうでした。

 

 

雪に埋まった避難小屋です・2階窓からなんとか中に入れそうです。 2階まどから覗くと10年前の秋にお世話になった。小屋の2階部分がありました。。

 窓明山との分岐にある避難小屋の屋根が見えた。一階からまだ入れなく二階の窓からなら入れそうでした。今年は雪が多くまだ3m位ありそうでした。

 

三岩岳への最後の登りを快調にのぼりました。

 

三岩岳山頂での記念撮影です。

 

左側に三岩が見えひと登りで山頂に到着した。数人のグループに出会った。周りの景色は素晴らしかった。真っ青な空、白い山々、駒ケ岳までの雪稜、感動の時でした。ああ登ってこれて良かったと幸せな気持ちになりました。

 

 

これから先は夏道が付けられていないそうです。稜線上の小さなアップダウンの繰り返し、トレースもあり雪の割れ目に気を付けながら展望を楽しみな雪の稜線歩きを満喫しました。
素晴らしい会津駒ヶ岳への稜線、快調に来たことから、テント予定地を先までのばす事にしました。

 

 

 

958 稜線を振り返ると雪庇の大崩壊が起きていました。できるだけ樹林帯の中を歩きました。

 

 

“あー虹が太陽の回りに見える”と声がし見上げる。しばらくして下にもうひとつ発生していた。雨上がりでもないのに初めての見る不思議な光景とカメラにおさめた。
1028 太陽の周りに虹色の日輪が現れ、よく見ると更に外周の日輪も薄っすら在りました。

 

1209 大戸沢岳のテントサイトを捜しなら歩いていると、こんどは青空に横一線に虹色にたなびく彩雲が現れ、皆大騒ぎでした。

 

 

テント予定地より先の大戸沢岳近くシラビソ林の中が今日の宿泊地、少し早めの12時到着。


テント、雪のテーブルを作り、ゆっくりお茶タイム、越後の山々。尾瀬の山、日光の山、南会津の山と心ゆくまで展望を楽しみました。
1331 テント設営後はのんびり太陽をあび、お茶を飲み、会話がはずみました。

15:12 ブラブラも飽きたので、近くの大戸沢岳山頂へ足慣らし散歩をし、雄大は景色をたのしみました・正面三角の山は燧ヶ岳です。
16:39 夕食は堤シェフのキーマカレーです。スパイスが効いて皆さんから大好評でした。東京からの下準備も入念で御馳走さまでした。 17:09 午後5時を過ぎて、影が長くなっても暖かく外で夕食を頂き、のんびりしました

  

今朝は早かったので、早寝の1830頃にシュラフに潜り込みます。テントに寝ながら真っ赤の夕日を眺めました。

 

夕食はキーマンカレー、暖かっかので外で食べました。またラッキーなことに目の前に夕日が見え、贅沢ね!とテントの中から横になり眺めた。明日も晴れるねと早目にシラフに潜り込む。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


55日 

4時起床、6時出発──710会津駒ヶ岳山頂(コーヒータイム)735──747駒ノ小屋──1017登山口鉄の階段──(雪の残った林道を歩く)──1043登山案内施設──1115檜枝岐 駒の湯入浴1210 蕎麦を食し、檜枝岐歌舞伎舞台を見学 1510バス乗車 1613会津高原尾瀬口駅 1701(発)乗換乗換で2120頃帰京

 

少し雲はあるが良い天気、会津駒ヶ岳を目指す。雪庇の割れ目に遅い春の近ずきを感じる。
大戸沢岳から会津駒ヶ岳へ気持よく稜線を歩きます。

三岩岳からの縦走を果たし、会津駒ヶ岳山頂で記念撮影です。

 

会津駒ヶ岳山頂から尾瀬の燧ケ岳、至仏山、が一段と鮮明に見えた。

 

 

会津駒ヶ岳山頂から見る中門岳への白い山稜です。

 

会津駒ヶ岳山頂から駒ノ小屋までの急な雪面を一気に下りました。

 

駒の小屋に寄り下山開始、急下りに気を引き締める。

 小屋からはびっくりするくらい多くの登山者に出会った。人気のある山なんだな。私達は無事檜枝岐登山口下山した。

駒ノ小屋は営業していました。横山さんは記念のTシャツを買いました。

 

駒ノ小屋付近から見る雄大な(左)燧ヶ岳と(右)至仏山です。

駒の湯の露天風呂でのんびり、近くの山は残雪が多く残っています。

 

檜枝岐村の中心部にある駒の湯で汗を流し近くのそば屋にてビールで乾杯。久しぶりのテント泊縦走、仲間達、天気で素晴らしい景色恵まれて心も体も満足し充実した3日間でした。

 

檜枝岐村のメインストリートは両側に多くの墓が並んでいます。人口よりも墓の数がはるかに多いでしょう。「星」姓がほとんどです。ちなみに村長も星、檜枝岐歌舞伎伝承館も星館長でした。

 

檜枝岐名物のそば「裁ち蕎麦」店で打ち上げの乾杯をしました。勿論蕎麦も美味しく頂きました。

 

 

バス乗車までの時間檜枝岐歌舞伎の舞台を見学し尾瀬口駅へ、ここのところの暖かさで桜が満開になっていました。ダイヤ改正で浅草までの直通電車がなくなり4回乗換やっとこさ浅草到着でした。お疲れ様でした。  松平記
漸くバスで到着した会津高原尾瀬口駅は55日ですが、桜が満開でした。

 

 

GPS軌跡
























































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