ネコブ山(1794m

日 程: 2017422日(土)〜23日(日)前夜発

メンバー:和代さん(CL、食当、無所属)、中島(SL、写真、めぐろ山学クラブ・仲間)
                 早田さん(銀座山の会)、愛ちゃん(無所属)、桑村(企画、記)

25千図:兎岳(うさぎだけ)

 


行程:

21 東所沢駅出発22時→和代車で移動(愛ちゃん運転)→道路情報センター道しるべ湯沢02時(眠)(行程の表記時間はおおよそ)

22:道路情報センター6時半→三国川(さぐりがわ)ダム管理事務所駐車場→しゃくなげ湖北側の林道→十字峡登山センター→五十沢(いそざわ)発電所の導水管横の階段を上がる→岩場→階段を下りる11時中ノ岳への登山道に取り付く12時→千本松原(二合目)14時半

23 幕営地9時→日向山手前(三合目)10時→幕営地11時→十字峡登山センター12時半→駐車場→五十沢温泉→とんかつ店→東所沢21

 

 

もう新雪のラッセルはできないので、今回の課題は、近場+貸し切りの雪山+美味しい料理と美味しいお酒でまったり宴会。選んだのはネコブ山。奥利根になろうか、越後三山の南、新潟と群馬の県境に近い。

取付きは、五十沢発電所の作業用階段を利用して尾根の末端からと支尾根(今回の候補は小岩沢左岸の尾根)から稜線に上がるのとどちらにするか、下津川(しもつごう)橋を渡り十字峡トンネルを抜けて山腹を眺めながら相談。支尾根は雪が少なくヤブが出ていて急登なので、階段を選んだが、こちらも急で雪がついている。階段を上がると管理施設、そこからは雨に濡れた岩場が私たちの行く手を阻む……。3級くらいと思うが、泊まりの荷物(まったり目的で軽量化は考慮していない)で、雨に濡れた岩場は上がれないし、ましてや下れない……、雨足は強くなるし、安全第一に徹して、断念。階段を下りることにする。

※中央右奥にネコブのコブの黒い部分が見える

 管理施設からは迫力ある入道岳(1778m八海山)の姿が望めた。怖い階段をやっと下りて、小雨の中で鳩首会談。丹後山(1809m)に行くには、デブリと雪で斜面になった林道をアイゼンとピッケルを頼りに2時間以上は歩かないと登山口には取り付けないし、その林道の下には三国川がゴーゴーと音を立てて流れている。で、中ノ岳(2085m)五合目の日向山(1561m)をめざすこととした。問題は雪があるかどうかだ。

トンネルの登山ポストからネコブ山の計画書を回収して、仕切り直し。イザ、日向山へ。幸いに、登山道はすぐに雪に覆われてひと安心。左手にず〜と阿寺山が大きく見えている。夏道を拾ったり、ヤブを漕いだり、雪に乗ったりと、好きに進んで二合目に到着。1000m辺りで木の根の周りが大きく雪が溶けて格好のテント場を発見。いつものようにリーダー和代さんがひとり働いて整地、風よけも完備。目の前に登るはずだったネコブ山を見ながらまったり時間を過ごす。雲が取れて、ネコブのコブ(耳)が姿を現す。遠いなあ……精進して(※)、来年は行けるかなあ……。

翌日は4時起床予定だったが、雨の音がしていたし、テントの外は真っ白、ホアイトアウトで、二度寝。やっと視界が得られたので、展望を求めて出発。三合目から上は雪が溶けて夏道になっていたので、三合目でネコブを始め越後の山々を満喫しながら優雅なお茶の時間を過ごす。ここで越後駒ヶ岳から縦走の沼田山岳会の男性2人パーティーに出会う。階段上部の岩場が上がれずネコブに行けなかったと話すと「精進が足らないなあ」と……(※)。

仮眠場所と温泉と人参亭(湯沢町のとんかつ屋)は銀座山の会御用達を教えてもらった。オススメ。越後は桜が盛りだった。

 

































































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