杓子山・鹿留山の地図読み 報告

○日 程 :2017311日(土)

○メンバー :L佐藤、上野、得津、渡辺(綺)、吉岡、堤、福井、関山、渡辺(美)、金子泰征、金子貴代(記)

○コースタイム:大月駅タクシー乗車8:00−不動の湯・林道終点9:30−杓子山11:00着−昼食後11:30発−鹿留山12:30−登山道分岐1580m1080m尾根分岐15:00860m鉄塔−大沢川ゲート(キャンプ場の奥)16:00−タクシー乗車16:20−大月駅17:00



2月から関東では雨が記録的に少ない。この日も晴れ予報で穏やかな地図読み山行となりそうだ。リーダーの佐藤さんは富士急行を使うよりもタクシー使用の方が安くて早いと判断しジャンボタクシーを含む2台を手配してくれた。1時間ちかく乗ったか、山道に入り、こちらが心配になるくらい車は揺れて、ゲートに到着。身支度してから恒例の上野さんストレッチをして歩き出す。

 

杓子山までは登山道を行くので特に心配はないが、今日は地図読み山行ということで、たまに歩みを止めて現在地確認をする。それにしても富士山の眺めがすばらしい。近くで見ると尾根のすじや雪の付き方、上空の風に巻き上がる雪の様子なども細かくよくみえて感動する。
大権首峠あるハングライダー基地から見る秀麗な富士です。

 

杓子山山頂で富士をバックに全員での記念撮影です。

 杓子山までの道のりにも雪は残っており、泰征が雪玉をつくり男性陣に次々に投げている(いたずらしてごめんなさい)。1回休憩をはさみ杓子山山頂に到着。どうなったらこうなるのか?と思うくらい山頂はものすごいドロドロ状態だった。ドロドロを避けて日当たりと眺めがよい山頂で昼食タイムとなった。富士山を眺めながらのコーヒーは最高の時間。

 

 

さてここからが地図読みの始まり。鹿留山を目指して歩き出す。尾根道にも雪が付いていて歩きやすく感触が気持ちがいい。

鹿留山は小さな標識があるだけの山頂(1632m)。しかも杓子山との間にあるピークの方が標高が高い(1640m)。なんだか不思議であった。
杓子山〜鹿留山の間ピークの確認が難しい、地図で確認しながら進みます。

 

鹿留山の先で登山道と別れ、雪の付いた尾根の急斜面を下ります。皆、慎重に下りました。

 

鹿留山を過ぎると雪の付いた下りが急になり、すべりそうになる人が続出した。TOPをつとめる身軽な上野さんや泰征はすべりつつもスイスイと下る。他の人はアイゼンを付けることにした。

 

 ポイントとなる分岐では地図とコンパスを取り出して皆で考え、コース(方角)をいく。コースを決めたら偵察隊が先を見に行き道を確認する。



そんなことを何回か繰り返して、なかなか高度が下がらないなと思っていたら、目印になる電線が見え出した。周りが杉林になり、メンテナンスのための電力会社の通路も現れ一安心する。

山行のたびに成長する泰正君の観察でした。アイゼンも付けず一番元気に安全に下山しました。

 

 

尾根の末端で送電線鉄塔を確認し、慎重に下る方向を確認するメンバー、難しかったけど正解でした。

 

最後は860mの鉄塔に至り、地図上の目印に到着。時間も夕刻に迫っていたので、ここで地図読みは終了し林道を歩くことになった。ゲートを過ぎたところでタクシー会社に連絡すると、3台が迎えに来るのに時間がかかるとのこと。タクシーをあきらめて道路を歩き出すが、15分ほど歩いたキャンプ場のところでタクシーが来てくれた。

 

 

大月まで移動して駅前の居酒屋で全員で反省会を行った。 

TOPの上野さんの的確なルート選択や、参加メンバーの足並みがそろい、無事に計画通り歩くことができた。
バリエーションルートは色々な発見が多くて楽しく、しかも勉強になり大好きだ。またよろしくお願いします。

参考:タクシー代 行き約11000円、帰り約900

黒線が実際に歩いたルートです。

 
































































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