薬師岳・早池峰山 山行記録

日 程:2017/7/6()7()

参加者:高橋(L)、安達(記)

■アクセス

行き)東京駅6:32 9:08 (via盛岡)新花巻駅9:40 10:09大迫(おおはやと)バスターミナル11:50→河原の坊 12:50

帰り)河原の坊13:0014:07大迫BT15:2416:20盛岡17:0719:56東京

■コース      

<1日目>河原の坊BC13:15→小田越14:00→小田越山荘14:15→登山口15:00→薬師岳16:30→小田越17:50
                 小田越山荘17:55

<2日目>小田越山荘5:50→登山口6:15→早池峰山9:15→小田越11:50→河原の坊12:45



<1日目> 東京から現地へそして薬師岳登頂

 

東北エリアは、数日前まで発達した梅雨前線・雨予報なため山行中止としたが、台風3号が太平洋へ路線を変え絶好日和に好転し開花のチャンスとばかり前日に急遽再開することにした。

慌ただしく荷を詰め込み、明朝、東京を後にした。登山口へのアプローチとなる初日は平日なので、直接到着するシャトルバスはなく、路線バスを乗り継ぐためバスターミナルで1H30Mの待機も地元の空気に馴染むための時間。

 

DSCN2432河原坊から小田越までの車道歩き、道路脇に咲く「ヤマオダマキ」が歩く程に数を増し出迎えてくれた。

 河原の坊ビジターセンターに到着するとホワイトボートに開花中の花が手書きされ、種類の多さに期待が膨らむ。

ヤマオダマキ紫
ヤマオダマキ ミヤマスミレ

 

ヤマオダマキの仲間

 

 ところが背後から不穏なサイレンがなり、救急車が通り抜け、大型消防車やパトカーが続いた。上空にはヘリが登場し何か起きている。登頂を終えた下りのハイカーにすれ違い、状況を尋ねると「8合目で滑落した」「剣が峰で…」など情報がはっきりしない。

遭難事故救助で騒然とする小田越です。

 小田越しに到着すると、花巻消防と遠野消防の二手から駆け付けていて、アクシデントは2件あったようだ。 救助は落ち着いた様子だったので、私たちは、小田越山荘へ向かう。

 薬師岳へいざ出発

 

小田越山荘で荷を下ろし昼食を兼ねた休憩後、薬師岳へ向かう。入口から暫くは木道で、熊よけのドラム缶がぶら下がっている。木道が終わると、マイヅルソウやオサバグサなどの小さい花が群生し、接写挑戦に足が止まってしまう。

 

オサバクサ マイズルソウ
ギンリョウソウ イソツツジ

大きな花崗岩に長い梯子がかかっている

 

気持ちを切り替え先に進むと大きな花崗岩に長い梯子がかかっている。梯子を登る切るころからガスが出始め、対面の早池峰山を拝むことができなかった。

 

1600m付近からハイマツに変わり、岩と道標が見えだすとそこはまだニセピークだった。
1600m付近からハイマツに変わり、岩と道標が見えるがまだニセピークだった。

1630薬師岳山頂に到達する

 

2~3の巨岩の脇をぬって、本ピークに到着。山頂で写真を撮り、風が出てきたので下山する。

 

中腹あたりで、ヒカリゴケ遭遇。こんなに光っているとは。


熊よけドラム缶を鳴らしながら、1時間ほどで登山口に戻り、小田越山荘で夕食を摂る。小屋は私たちのみで伸ばしてくつろげた。


20:00に就寝するころ、小屋の壁なのか屋根のか、コツッコツッ・コンッコンッと音がする。もしや熊?と身が竦んだが、たぶん木の実の落下のようだ。夜があまりにも静寂で妙に響くので、気弱になったのか?
薬師岳の下山路でヒカリゴケに遭遇

 

 

 

 

<2日目>早池峰山に登り帰京しました

 

避難小屋を出る

 

4:00起床、朝食をとる。避難小屋を出て、小田越バス停近くの管理員詰所小屋に荷物を置き、早池峰山登山口へ入る。

 

早池峰山を背景に

 

8合目の梯子を慎重に登り山頂手前の広々とした尾根にでると、色鮮やかなショウジョウバカマやコイワカガミが群を成していた。

小田越の早池峰山登山口

 

こちらも木道から始まり樹林帯を歩く。森林限界となる1合目御門口を過ぎると、蛇紋岩がゴロゴロ出はじめ高山植物帯になりました。

 

 

5合目付近は各種の花が咲いていました。

 

ハヤチネウスユキソウが写真を撮るごとに群生になっていく。ちょうど咲きごろ見ごろで、コースタイムをオーバーしてしまいました。5合目付近で各種花が咲き乱れていました。

 

ハヤチネウスユキソウを初め、写真撮影で時間をついやしました。
8合目の長い梯子を慎重に登りました。

 

8合目の梯子を慎重に登り山頂手前の広々とした尾根にでると、色鮮やかなショウジョウバカマやコイワカガミが群を成していた。

 

早池峰山の頂上の三角点が分かりにくい位置にありました。

早池峰山 山頂の三角点です

早池峰山山頂で二つの異なる標高の標識を持って記念撮影。

 

その横に祠には1917mと1913mの看板があり、それぞれを持って証拠写真を1枚。ピーカン眩しさに、避難小屋に入って軽食を摂りました。河原の坊コースは、1年ほど前に大雨により登山道が崩落し通行禁止となり、昨日登った薬師岳を眺めながら、行きと同じルートで下山しました。




薬師岳と早池峰山は、さほど離れてないのに、岩や植生の違いが不思議でした。

 

 管理員詰所小屋に置いた荷物をピックアップし、ビジターセンターのバス停に到着。バスで盛岡駅へ行き、新幹線で帰京しました。

 

ヤマカラマツ ミヤマオダマキ  ハヤチネウスユキソウ
キバナノコマノツメ  ミヤマアズマギク  ナンブトラノオ
ミシマシオガマ   ミヤマキンバイ チシマフウロ
ハクサンチドリ ミネザクラ ミツバオウレン  

 【高橋(美)の感想】

 前から早池峰山のハヤチネウスユキソウを見に行きたいが一人で行くには交通が不便でなかなか実行できずにいた。ツアーに参加するのには気が進まなくて、そうこうしているうちに20165月の大雨でコメガモリ沢筋が崩落して、この河原の坊コースが通行禁止になっていた。

 天候悪化で71日に一旦中止を決めた早池峰山行(7/68、降水確率70%予報)だが、福島岩手を通過する低気圧が実際は房総沖を通過してしまい天候が回復してきた。テントを借り出していないし、自分だけ77日に早池峰山に日帰りで登ってこようかと迷った。75日安達さんから小田越山荘(無人無料)に泊まれば早池峰山に行けますと電話があって、急遽決行に決まった。

 3日間掛ける予定のノンビリ山行が安達さんの提案で2日に圧縮され、12日で薬師岳と早池峰山に登ってしまった。山行初日に薬師岳(石灰岩の山)ではイソツツジや黄緑に光るヒカリゴケを覗き、二日目の早池峰山(蛇紋岩の山)ではハヤチネウスユキソウやミヤマオダマキとか多くの花に出会え、気持ち良く山行を終えた。二日目の気温は高く日差しも強く、栗駒山や岩手山などの山並みはひどく霞んでしまい判然としなかった。冬でないとこの山からの遠望は効かないらしい。念願の山行ができて嬉しいです。安達さん有りがとう。

  

チングルマ マルバシモツケ
ショウジョウバカマ   ショウジョウバカマ 
コイワカガミ イワベンケイ
イワウメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 
































































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