滝が少なくてもダイジョウブ!  

山梨県小菅村 

鶴川・小焼(こやけ)(さわ)右俣

2017109()晴れ 田口・記録 


鶴川の沢は4本目。倒木がヒドクて撤退した沢もあったが、この小焼沢右俣はほとんど倒木はなくてヤブもないので、滝は少なくともそれなりに楽しめた。


小焼沢出合あたりは自由乗降区間内なので、長作観音堂でバスから降ろしてもらう。

 

3分程歩くと小さな木の橋があるので渡り、右岸にある道を進むがすぐに歩きづらくなったので、橋まで戻り沢靴に履き替える。5分程進むと小さな滝が現れ右から越える。さらに5分程行くと1つ目の堰堤。越えやすそうに見える右岸側は崩落が進んでいる。登りと下り用に小さな金属製のハシゴが設置してあり、それを利用して堰堤上に降りる。あとの3つの堰堤は左岸側から簡単に越える。

ガイドブックに出て来るF1(7m)は多段で7m以上あるように見える。登るとなると完全に水を浴びるので、左岸を高巻く。ワサビ田へ続くと思われる道に出るが、このあたりはトラロープや細い針金が設置されていて、結構いやらしい。歩きやすくなった道を行くとF2(7m)らしい滝が下に見えてくる。このまま行く訳にはいかないので、ヘルメットをかぶり“お助けひも”も利用して沢に戻る。

F 1の滝

F 2の滝

 

F2は流れの右から登る。広くなった沢を坦々と歩く。二俣からは若干水量の多い右俣を行くことにする。二俣の周辺には、すでに使われていないワサビ田の跡が所々見える。水が涸れた沢をさらに淡々と歩いて行くと左に歩きやすそうな斜面が見えるので、そちらに逃げる。登山道に出ると何となく高い方に向かう。チョット考えると小焼山とは逆の方向へ向かっていることが解るが、時間に余裕があるので、そのままピークまで登ることにする。


ピークに着くと、近くの木の幹に文字の判別しにくい木の板が掛かっている(カメラで撮り家に戻って大きくしたものを見ると、どうやら神楽入ノ頭だったようである)。戻って鶴峠へ向かう。尾根筋から少し降りた段差のない歩きやすい道を下って行くと、小焼山のピークは通らず鶴峠に着く。

 鶴峠でバスを待っている人はいない。さっそく下山報告。一口分残っていた“くるみとチーズのパン”(今回はコレ1ヶで済む)を食べ、着替えを済ませてバスを待つ。

上野原に戻り、いつものように「一福食堂」へ。 今回の沢は、“老後のためにとっておく”方が良かったのかも・・・・・。左俣をそれにしようかな?!

 

【コースタイム】

高尾7:26==[中央本線]==7:54上野原8:10 ==[バス]==9:10長作観音堂

9:20(発) 9:23木の橋(沢への下降点)9:40 9:45最初の小滝 →9:50  堰堤その1   10:00堰堤その2 10:10堰堤その3 10:15堰堤その4 10:30 F1 10:45下降点 → 10:55 F2 11:25石積の堰堤→11:35二俣(右へ) 13:15登山道(1310)13:20 13:50神楽入ノ頭(1447) 14:05 登山道に出た所 → 14:25向山方面との分岐 → 15:00鶴峠 (着)
15:40乗車==[バス]==16:50 上野原17:59 ==[中央本線]==18:17高尾

 【参 考】
高尾==上野原     324
上野原==長作観音堂  930
鶴峠==上野原     1030

 

 神楽入ノ峰って読めます?

 


































































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