碓氷川水系中木川 小山沢遡行

難関は文字通り冷や汗もの

日程 2018.10.21-22
メンバー L田口・蓬生()

 21日 横川駅から4年前と同じ道を歩いて入渓点近くの河原で幕営。堰堤のバックウォーターは土砂で埋め尽くされていた。流入する水流は細く、ビールを冷やしている間にも干上がってしまった。久々のたき火と星空を楽しむ。

22日 橋の脇から入渓するとすぐに堰堤があり、右岸からこえる。巨岩が至る所にあり、越えるのに結構体力を使う。12m滝は右岸から巻き気味に滝上に出る。沢幅が広がると二俣となり、左の本流へ入る。右俣には2段の滝がかかる。このあたりの水量は細く、GPSで現在地を確認しつつ進む。最大の難関10mチョックストン滝には最近のものと思われる6ミリザイルが設置されていて、ためらうことなく使わせてもらう。ガイドブックには「ホールドが細かいので、少々緊張する。巻くとなると右岸は高く、左岸は難しそう」なので、直登以外の選択はなさそう。緊張どころかずり落ちそうになるのを堪えて、冷や汗もので這い上がった。後続には安全を期してザイルを出した。「初心者でも楽しみながら登れる」ところもあるが、簡単なところばかりではないのが常で、沢遡行の難しいところだろう。この上は忠実に詰めると藪漕ぎなく登山道に出た。相馬岳には行かず、分岐から国民宿舎へと下った。登山道は急傾斜のうえ、数か所の鎖場があり、段差の大きい歩きにくい道だった。

4年前、烏帽子沢に来た時は営業していた国民宿舎は平成283月末日で閉館となっており、入浴できなかった。佐藤氏にはタクシー手配の労を煩わせた。感謝。

 2か月ぶりの山行で、翌日は足だけではなく腕も筋肉痛となった。来季からはより簡単で遡行時間の短いところを探さないとならぬか。 

コースタイム 
B.C. 6:50 6:55小山沢出合 →8:50二俣 → 9:35 CSの滝→10:40登山道 →11:25相馬岳への分岐 → 14:05相馬岳登山口 14:10 B.C. →国民宿舎16:00



巨岩のある滝 遡行図 『上信越の谷』山と渓谷社から
難関CSの滝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






















































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