奥多摩のバリエーションルート
                 小怒田尾根 高黒岩を登る

日 時:2018.10.28
参加者:L渡邊美知子、上野、佐藤、細谷(元会員)

 コース:新宿駅636 ─JR─810武蔵五日市駅─タクシー─千足集落845──直ぐに植林帯の急登──1030高黒岩手前  10451140高黒岩を抜ける 1200高黒岩──1202昼食1234──1250見晴台──1316分岐 尾根を白倉集落を目指す──1446大嶽神社──1453手配のタクシー乗車──武蔵五日市駅 ホリデー快速 五反田駅付近で反省会

9月中旬の集中山行中止の時に運動不足の補いとして美知子さんが考えた奥多摩の候補の一つだった。

今回は前会員の超ベテラン細谷さんを迎えての山行で大変心強い。


檜原村千足集落から細い慰霊碑のある階段を登り尾根に取付きました

 

 武蔵五日市駅からタクシーで檜原村役所を過ぎ、神戸岩手前の白倉集落で下車。ここから細い苔むした階段を登ります。

 標高830mの高黒岩の基部まで植林帯の急登を細い踏み跡を一部の緩みもなくまっしぐら、さすがの上野さんもふくらはぎの裏側が痛くなってきた程の登りでした。

高黒岩まで植林帯の急登が休みなくつづきました。

高黒岩に近づくとゴロゴロした大岩が現れてきます。

 

高黒岩の基部には大きな岩がごろごろと道を現れます。

 

高黒岩の基部の岩場をトラバースするメンバーを上からスリングでサポートとする細谷さん

 

ここから立ちはだかった岩の基部を20m程左に回り込み、美知子さん上野さんが基部の斜めに登る岩に取付きます。覆いかぶさった岩の下のトラバースです。念のため左から登った細谷さんがスリングで介助しました。

 

これを抜けた後は左の垂直に見える岩壁を美知子さんが先頭に岩角、木の根、木にしがみつきながら登り、美知子さんがスリングを木に巻き付けて後続はそれで安全を確保して登ります。3回のスリングの後は高黒山まで、木の枝に岩角に摑まりながら這い上がりました。

なくてもなんとか登れそうですが安心感が違います。美知子さん細谷さん有難うございます。

高黒岩の岩壁、判り難い写真ですが正面中央は細い沢状の急角度の斜面、ルートは画面左側の岩壁を岩角、木の根、木の枝に掴まって這い上がりました。

高黒岩の岩壁を過ぎ、檜原村を見下ろします。

 その後は緩やかな尾根になり高黒山にはあると思った標識もなく過ぎて12時過ぎに昼食です。ここから大岳山、鍋割山を過ぎ、城山から鳩ノ巣駅にはどうやら16時を過ぎそうです。日の短い秋の日です。真っ暗になってしまいます。高黒岩に登った事だし、最短ルートで檜原村白倉集落におりて、タクシーで武蔵五日市におりようと全員一致です。

 

昼食後の行動、富士見台では大岳山からの登山者も多くいました。縦走路での分岐から白倉へ下りる道は整備され、景色も良くなかなか良い道でした。
富士見台にでて漸く、多くの休憩客に混りドイツの人もいて、奥多摩のハイキングコースらしい雰囲気が出てきました。

 

下山口の白倉集落には大岳山に奥の院がある立派な大嶽神社がありました。

途中石碑やらお堂もあり、白倉集落は立派な大嶽神社があり、この村の豊かさを感じました。後で知らべると大嶽神社は大岳山に奥の院があるとの事、なるほど道も整備され社も立派でした。白倉集落から武蔵五日市駅までタクシー、ホリデー快速も利用できて順調に帰京。五反田駅近くで反省会を開き、今後の期待を話しました。(佐藤)

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