武甲山を見ながら奥武蔵の踏み跡薄い道を歩く

二子山〜大机山(三角山)

期 日:2019.02.16

参加者:佐藤達、他会CL宇留野(目黒ハイク)亀井、豊田、小林、奥村、(太田山)、中島、大塚(めぐろ山岳ク)

コース:池袋705─西武池袋線─835芦ヶ久保駅(自己紹介と体操)850910尾根分岐650m地点─1015 750m地点休憩─1036 770m大平山─1059二子山雌岳─1110二子山雄岳─1158大机山への分岐(昼食)12251311大机山─1417林道─1500横瀬駅(着) 

今回の山行、昨年12月に西丹沢を歩いた混成グループと2回目です。勿論リーダーは宇留野さん、地図読み山行が大好き人間です。鴈ヶ腹摺山の気象ハイクを含め3回目の同行です。私は何故か武甲山を始めこの界隈は全く歩いたことがありません。

芦ヶ久保駅を下車すると「さんかくてん」のお馴染みのロープワークの先生中島さんそしてお馴染みのメンバーが顔を揃えました。1名だけスリムな可愛い女性の大塚さん、なんとキックボクシングが趣味とか凄い!!!

芦ヶ久保駅標高305mから20分ほど登り、一般登山道から分かれ地図なき尾根道を登りますがかなり歩かれているようで明瞭な良い道が続いています。先頭はムードメーカーの楽しい小林さん、彼の饒舌な声が聞こえないとパーティーが暗くなるような雰囲気になります。
芦ヶ久保駅から20分いよいよ看板の背後の地図読みの尾根に取付きます。地図を確認するメンバー

二子山のはずれの岩から武甲山と手前中央の尾根から右手に見える尾根がこれから向かう大机山方向です。

大平山770mの手前の開けた場所で休憩。この付近から一般登山道と合流。二子山の雄岳、雌岳の双子峰の樹林帯のなかで展望はなく、ルートからそれた小さな岩から武甲山とこれから歩む大机山へのルートが一望できます。

 

しばらくは快適な小ピークを2ツほど越え、いよいよ地図読みルートへの分岐で昼食です。ルート入り口はやや細い道ですが、大机山までは明瞭な良い道です。木々の間からの横縞模様の武甲山が近づいて来ます。眼下に周辺の石灰採掘現場があちこちに白く点在します。
焼山手前の分岐で昼食を終え、いよいよ踏み跡薄い道を大机山へと向かいます

大机山山頂で参加者全員の記念写真です

大机山からの下山ルートの左斜面側に小さな尾根が何ヵ所も出現します。どれも細々の踏み後がありますが、どのルートも里の集落手前で手強い岩場に難儀するとの情報があります。尾根は急になり、狭い尾根、露岩も交じり緊張した下りになってきました。

40分ほど下ると樹林帯の穏やかな尾根になり踏み跡を辿りながら、最後の地図読みで小さな尾根の分岐を選んで下り、林道に下り立ちました。

ここからは横瀬駅までは盆地状の地形の中に家々が点在する集落の中を縫うように歩きますが、日頃見慣れた国土地理院地図では読みづらい市街地です。

左の双耳峰が二子山、縦走して右の三角の山が大机山、中央の沢筋に向かって下りました。

横瀬町は秩父盆地の一角 武甲山と石灰石の町でした。 リーダーの事前情報でも結構里に下りてからが難しいとの話でした。私自身、事前に描いていたイメージを違う盆地の風景にそして微妙な高度差に戸惑いました。しかしながら要所要所に横瀬駅への道標があり、安心感がありました。途中振り返ると二子山〜大机山への稜線、そして武甲山の雄姿がありました。

横瀬駅付近は三菱マテリアル村というべき石灰の巨大工場ばかりの雰囲気です。横瀬駅は西武線特急停車駅とは思えない田舎駅でした。何故特急が停車するの?

今回の山行、地図読みでは武甲山の存在が地図の方向性を明示して、分かりやすかったけれど私にとって他の会の山好きのメンバーと一緒に歩き、話し、とても良い足慣らしができました。2か月後ぐらいにまた春の地図読み山行を計画しているとのこと楽しみにしています。(佐藤)



























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