河津桜に魅かれ[引かれ]15.2q
2019年2月17日(日)
参加者 L三戸 関山 渋谷 蔦 松下 川田 上原(句) 今堀 日比野 今岡(記)
行 程 新松田8:25発バス→8:35高松山→11:25ビリ堂→12:10高松山山頂着→13:00高松山山頂発→13:30尺里峠→14:20最明寺史跡公園→15:00西平畑公園→15:45新松田駅着
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河津桜と富士山が楽しみな山行です。天気は、予報通り雲が多めです。登山口までは、ミカン畑の農道が続きます。 『背に負いし 重みが嬉しい 蜜柑かな』白梅が咲く中、落ちている夏蜜柑を拾う人、手を伸ばす人、農家の方から頂いた人と蜜柑遊びをしていると、登山口に着きました。なだらかな山道です。 |
『ビリ堂』到着、ここで一休みします。ビリ堂の碑で謂れを読みました。広い場所に、馬頭観音様が祀られています。江戸時代、村の安全や五穀豊穣を願って麓から、順に観音様を建てました。ここ『ビリ堂』は最後になりました。そう『ビリ』なのです。なんとも不思議な命名です。地中深く流れる水が石清水となって湧き出て人々を潤すと、看板にありましたが水は流れていませんでした。 |
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春がまだ遠い花もない山道を進みます。やがて番号付きの階段が続きます。一時青空が顔を出したので、富士山への期待が湧いたのですが、はかなく消えました。山頂近くは、登山道が大分荒れていました。コース取りに迷いました。
高松山
山頂は、広々とした草原状です。先に昼食を始めていると、日比野さんと関山さんの姿が見えてきました。日頃の精進で目標達成です。晴れた日には、富士山が見事に展望でき、まさに絶景ポイントです。
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下りは、しばらく行くと道が平坦になり里歩きとなります。距離は、長いです。
最明寺史跡公園に着くと、早咲きの数種の桜、池の水鳥が迎えてくれます。それは大きな
タイヤが埋め込まれていたり、まるでプラスチックのような花弁の黄色の花があったりで、松田町観光経済課に問い合わせたのですが、わかりません、の回答でした。
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西平畑公園に近づくにつれ、観光地らしくなります。ミニロマンスカーが河津桜のトンネルを走ります。予想よりずっと多くの河津桜、それを引き立てる色鮮やかな菜の花の取り合わせは、長く長く歩いた甲斐ありでした。伊豆の河津桜は、なんとも遠いです。ご家族で訪ねることお勧めします。 |
下山者を ひっそりと待つ 紅椿
覗き見る 閉館まぎわの 吊るし雛
五分咲きの 河津桜に 笑み満開
菜の花の 食欲そそる 葉ぶりかな』
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