地図読み山行 鹿沼 カマドクラ周回コース

期 日:2019.04.20

参加者:L宇留野(目黒ハイク)、「中島・大塚・中村(目黒山学ク・仲間)」、佐藤:記録

タイム:大崎駅624640東京駅651755栗橋804─東武鉄道─834新栃木852─東武鉄道─922板荷駅 自己紹介・準備 938出発─1003柿沢集落(登山開始)─1105鉄塔@─447mピーク─1222鉄塔A─南に進路─12521307昼食─分かり難い分岐が続く─1353鉄塔B─1412カマドクラ前峰510m─下りの岩稜を左に避ける─1445カマドクラ─1515鉄塔C─1600川化山─道薄き急な下りを採石場方向へ─1644立ち入り禁止の標識─50mほど戻り北へ小さい尾根─沢筋を下る  1720集落入口─1743板荷駅到着 1755(発)─東武鉄道─1856栗橋1912JR湘南新宿ライン─2028大崎駅

すっかりお馴染みになった目黒ハイク宇留野氏からのお誘いです。同日に西上州碧岩・大岩の山行企画がありましたが、鹿沼方面の山は何故か初めての為、鹿沼カマドクラの地図読み山行に参加させて頂くことにしました。

スタートの東武線板荷駅から見る採石場と荒々しい岩場です。周回してゴールに近い現場です。

東武鉄道板荷駅はいつも会津や日光方面へ浅草から素通りの際、駅近くの採石場とその上にある厳しい岩肌はいつも気になっていました。交通が大変でなんと3回も乗り換え漸く板荷駅に到着、他の人は4回も乗換えたとの事です。

板荷駅前で自己紹介と準備終了後出発、2kmほど車道を歩き、柿沢集落から藪に突入します。 板荷駅から車道を30分 柿沢集落から山に分け入ります。背後に夕方通る右からカマドクラ、左へ川化山がよく見えます。

鉄塔@前にある岩稜を通過します。

尾根は低山らしく細い踏み跡やの林道の痕跡がありましたが、送電線鉄塔@に近づくにつれ小さい岩場が現れはじめます。




鉄塔@を過ぎ、枯葉の急登を登ると447mピークです。静かな丸い樹林帯の山頂です。

これから鉄塔Aへの道はやや下りの分岐がいくつかありますが、鉄塔Aがよく見え目印になったようです。

鉄塔Aから南下するルートは鉄塔付近で明瞭な西へ行く道に危うく引きずられそうになります。南下するルートは地図なき林道が傍を通り、小さな同じような小峰が連なり、自分自身では明確な地点を特定する事ができません。辛うじて前方にやや高いカマドクラ付近の山々があるため、方向だけは定まりますが、逆コースで歩くと地点特定が、かなり難しいのではないかと感じました。
鉄塔Aから鉄塔Bに向かって南下する稜線、樹林帯の中で小さな山が連続し地点を判別し難い。

カマドクラの前峰を下ったキレットから迂回した岩稜を見上げます。高さ3mほどありました、

鉄塔Bを通過して急な登りを終えカマドクラの前峰510mの山頂を過ぎると突然の岩稜そしてその先の小さなキレットに阻まれました。リーダーは岩稜の左のかなり急な植林帯を下ってキレットを迂回する方法をとりました。キレットを迂回し登りなおして、その場所を確認すると高さ3m程度でしょう。ロープがないとキレットに下り立てないでしょう。

 

平坦なカマドクラ山頂で記念撮影です。

カマドクラ山頂から眼下に鹿沼市街地方面を遠望しました。

カマドクラは西に厳しい絶壁を抱えるものの山頂は平坦で鹿沼の平野部が眼下に素晴らしい眺望でした。カマドクラ山頂から鉄塔Cを過ぎ、川化山までは道も明瞭で順調でした。

 

 

川化山から北に抜ける明瞭なルートから、予定の北東ルートは踏み跡も薄く、地図の表記以上にとても急な悪い道でした。

漸く尾根も緩やかになり採石場が見えてきましたが、無常にも通行禁止の標識がありました。
採石場への尾根は立ち入り禁止の標識がありました。

板荷駅に戻ってきたときは夕闇が迫ってました。

50mほど戻って小さい尾根を下ると尾根はすぐに途切れ沢筋に入っていきます。仕方なくGPSで位置確認すると、尾根ではなく予定ルートの手前の沢に向かっていきます。沢筋には林道跡もあり、行きてを阻まれても左右どちらの尾根も這い上がれそうな感じの為、そのまま沢筋を下りました。ほぼ順調に下り、柿沢集落に戻り、車道を歩いてなんと夕方6時前に板荷駅にたどり着きました。

GPSデーターを確認すると所要時間8時間20分 累積標高登り1418m、下り1437mでした。

一般山行で1400m以上登り、そして1400m以上の下りを記録することは少ないのに鹿沼の低山で記録するとはの感想です。皆様お疲れさまでした。(佐藤)


























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