残雪の粟ヶ岳1292m

山行日 2019.4.20-21 一泊二日

参加者 田口・堤・蓬生()

粟ヶ岳へは加茂市の水源地を登山口とするコースと三条市北五百川口の2つのコースがある。今回は、中間に避難小屋のある後者を選択した。

図は、山と渓谷社発行の『新潟県の山分県登山ガイド16』から転載

20 東三条駅からの路線バスで、終点の八木が鼻温泉へ。「八木が鼻」と呼ばれる岩場が絶景。ここの標高は90m程、登山口へは車道を40分ほど歩くこととなる。バスの時刻表を調べていて、「20日.21日はバス停が移動」の情報に接して、『粟ヶ岳トレラン大会』が開催されることを知った。この大会には海外からも参加者が来るそうだ。場所変更も考えたが、適当なところもなく当初計画通りとなった。

 多くのランナーが行きかう中、重荷で足取りが遅い我々はまるで亀のよう。二合目を過ぎると傾斜が増し、急ぐ必要もないので1合ごとに休憩。5合目手前の水場で水を確保する。避難小屋のある5合目の平坦なところにテントを設置して、今日の行動を終える。

 21 6合目の水場を過ぎると登山道にも雪が現れ始める。気温が高く、アイゼンは必要としない。ほどなくトレラン関係者や足の速い日帰りの登山者が追い越してゆく。8合目がトレランの折り返し点。一旦下る午の背と呼ばれる岩場は、雪のナイフリッジ状となったところで慎重に足を運ぶ。ここからひと登りで山頂である。

 山頂からは360度の眺望で、佐渡島はじめ、展望方位盤には利尻山!!の表示まであった。守門岳はたっぷり雪の衣をまとっていて、いいね、行きたいねの声が上がる。往路を戻ると、トレランの参加者が続々と来ては、あっという間に追い越していく。BCに戻り、撤収が終えるころには関係者も少なくなり、静かな山の姿となった。山麓の日帰り温泉「いい湯らてぃ」で汗を流し、帰途についた。

 

コースタイム

20日 バス停10:35 →登山口11:102合目11:40→三合目12:40→水場13:20

5合目/避難小屋13:50

21日 BC5:356合目6:00865m辺り 6:308合目8:10→山頂8:309:00

BC10:35-11:45→登山口13:20→バス停14:10

 

登山口へ向かう

 

 

 

 

五合目で幕営

 

 

7合目付近から山頂を望む

 

 

 

 

午の背 頂上は左上

 

 

山頂 遠景は守門岳

 

 

 

 

帰路、午の背から8合目へ





inserted by FC2 system