滝子山(寂惝じゃくしょう尾根コース)山行記録
日 時 2019年5月3(金) 参加者 L松下、SL飯嶋、今岡、安達、上原、蔦、関山(記) [往路] JR新宿駅(6:22発)----<中央特快>---(7:05着)JR高尾駅/乗換(7:26発)---<中央線・小淵沢行>---(8:28着)笹子駅 [復路] 初狩駅(16:54発)---<中央線・高尾行>---(17:42着)高尾駅/乗換(17:43発)---<中央快速>---(18:41着)新宿駅) 行 程 笹子駅(8:40スタート)・・・吉久保バス停・・・稲村神社・・桜公園・・・寂惝苑・・・9:20寂惝尾根入口・・・9:40鉄塔・・・9:55林道出合・・・10:50ブナの大木・・・岩場・・・イワカガミの群生地・・・12:20浜立山の分岐・・・ピーク1・・・ピーク2・・・12:40滝子山山頂13:20・・・三角点・・・男坂・女坂分岐・・・4:00檜平・・・水場・・・沢を渡る・・・林道・・・16:00車道(藤沢集落)・・・16:30コンビニ(ロ-ソン)・・・16:35初狩駅
何にもない無人の笹子駅前に予定通りに皆が集結し、飯嶋、松下、今岡、安達、上原、蔦、関山の順に隊列を組んで出発です。駅前の陽当りの良いなだらかな坂を少し下った所の信号を渡ると、甲州名物笹子餅の製造直売所のみどりやがありました。又、甲州街道(国道20号)を東進して行くと笹一と書かれた大きな看板が見えて来ます。日本酒とワインの醸造所です。見学もでき試飲と販売もしているようです。次回は笹子駅を下山駅とした山行を計画し、甲州名物の餅と酒をゲットしたいものだ。この先の吉久保バス停を左に曲がり中央本線のガードをくぐって行くと稲村神社だ。さらに北進して中央自動車道を陸橋で渡ると広々と明るい桜森林公園に着きます。ここには7、8人のグループが登山前の準備をしていて、我々も服装調整などをして寂淌尾根入口に向かった。入口の手前には朽ちた山小屋風の寂淌苑があり、周辺は薄暗く寂淌尾根登山口の道標も無く、誰も足を踏み入れたくないような佇まいです。
ここからはしばらく沢を渡渉したり橋を渡ったりしながら林道に出て、まもなくして藤沢部落に入ると、正面に富士山が見えてきました。そして、芽吹いた新緑といっせいに咲く春の花木がどのお家の庭にも見ることができ、富士山を借景としたその風景にこの集落の品の良さと日本一の富士をこよなく愛する人柄の良さを垣間見ることができたようでうれしくなった。この長閑な山里の風景の中に佇んでいくつかの春の句を詠むことができた。気がつけば皆と遅れをとり、急ぎ国道20号に出て駅近くのローソンに入って皆それぞれに冷たい飲み物を手にして駅に向かった。 今回のアクセスにはJR大人の休日の割引が利用できないため、休日おでかけパスを利用した。(これらは同程度の割引額であったが、京王線を利用した方が多少安価のようである。)新しいアクセス方法を知ることができ、山旅の楽しさが増しました。 恒例の上原三の吟行句をご紹介しましょう。 ・見上ぐれば新緑目に染む滝子山 ・散りツツジ除けて踏みしむ登り坂 ・岩場より仰ぐ富士に風薫る ・お目当ての蕾も見えずイワカガミ ・下り飽きヒトリシズカに励まされ
|
+.