〜 薩摩富士『開聞岳』〜

[日 程]   2019.5.24

[山行者] 上原

[行 程] 8:00開聞駅前スタート-8:30二合目登山口-9:09五合目-9:39七合目-仙人洞-10:42山頂〜ゆっくり昼休憩〜11:35下山スタート-(来た道を戻る)-仙人洞-13:55二合目登山口

 








山形、新潟と出張続きだった週末、仕事を終え最終便で鹿児島空港着。つい数日前に出張で東京に帰省していた娘と現地鹿児島にて再会も慌ただしく、明日の早い出発に備え早めに休む。

 

 





翌朝始発列車でJR開聞駅に
8前着。途中車窓よりすでに開聞岳全容がでぇ〜んと迫る。

円すい形の綺麗な姿を見上げ、駅から徒歩で登山口に到着。

JR開聞駅から車道を開聞岳登山口を目指して歩きました

 

 

2合目からいよいよスタート。関東では1000メートル弱の低山はいくらでもあるが、ここは登山口120mからのスタートにつき標高差約800m。地図を見ると等高線がまるでバームクーヘンのように均等に丸く円を描き、登山道は登山口から南へ時計周りに山頂に向かって蝸牛の形状で渦巻いている。 5合目まではひたすら樹林帯が続き、56合目辺りから徐々に木々の合間からも展望が開け、8合目辺りからは海の景観が素晴らしい。東シナ海方面の展望が良い。この先は巨岩が続き、急坂となり、所々ロープが固定され、ハシゴも設置され、岩場が続き、なかなか登りごたえあり楽しめる。そしてようやく山頂に11前に到着。所要2間強。

 

途中出会えた花は、タツナミソウ、ガクウツギ、ハイノキだった。
ハイノキの花も咲いていました

 

 

登山道脇のタツナミソウ

 

 

 

山頂は見事な景観快晴ではあるが、霞が晴れ渡れば南に屋久島や種子島なども鮮明に見えるはず。大きな良い形の巨岩に腰掛け、薩摩富士と言われる開聞岳の綺麗な三角形のてっぺんでおにぎりを頰張る。

開聞岳山頂からは枕崎への海岸線と東シナ海を一望しました。

 

 

南海の海と空を独り占め。これは最高に美味!風が気持ち良い。山頂に次々訪れる登山者と話してのんびり小一時間ほど過ごす。

 





下山は来た道を下る。巨岩がアスレチックにしばらく続き、下りと言えど気が抜けない。が、一人なので歩調合わせもなく、自己ペースで気ままに歩を進めて予定より早く
14には無事下山。枚聞神社(山頂にはその御神体が安置されている)に無事下山後の御礼参りを済ませる。

 

開聞岳山頂で記念撮影です。遠くに池田湖を臨みます。

 

 

  

 



さて、
 指宿で砂風呂に入りのんびり休むか?、真っすぐ鹿児島市内に戻り、地産地消、薩摩焼酎で黒豚やカツオ、きびなごで一人反省会を楽しむか?嬉しい二者択一に悩みながら駅に向かう。良い山行だった。

開聞岳山頂で鹿児島県全図と開聞岳を印す石板の前で。

 

開聞岳にて感想句

鶯の 鳴き声拙く 枝見やる

山頂で 五月の空を 一人占め

汗拭い 頰張るおむすび 薩摩富士

頂きで 見渡す初夏の 海碧き

道ゆずり 見送る子らに 玉の汗

 


























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