多摩川源流【黒槐沢(くろえんじゅ)沢歩き】

2019年6月22日()

メンバー 渡邉美(L) 桑村(SL) 飯嶋 松平 桐畑 中島(目黒山学ク)

集合 JR塩山駅 8:15タクシー 作場平9:30 入渓点 9:45 二股 黒槐沢 登山道尾根 12:30 水干 笠取山(三角点) 偽山頂14:30 分水嶺  笠取小屋15:30 一休坂 一休坂分岐 16:00作場平 16:30 下山後 塩山駅前 【七福】で反省会 装備:沢登り(日帰り/個人)

インドネシア駐在時代にグヌン会(山会)の仲間が誘ってくれたので現地で何度か行こうと思ったが沢靴もなく、清流とは言い難い熱帯の山中の沢を登る気にもなれず、やったことがなかった沢登りに今回初挑戦。先ずは美智子さんのアドバイスでCARABAN製の沢靴購入からスタートと石井スポーツに出かけたが、<あいにく最近は愛好者が増えてメーカー側でも在庫がなくてごめんなさい>と言われる。急遽○○製の渓流用シューズを買ったが、これで十分。フエルト底って滑らないんですね。びっくり。てなことで急遽揃えた装備一式を抱えて沢登りを初体験。正確には沢歩き。


飯嶋会長のように足袋タイプの沢シューズでもよかったんですね。勉強になりました。

 

今回は山梨百名山 笠取山(1953M)の麓 一ノ瀬川 黒槐沢へ。小雨降る中 作場平を出発し、15分ほどで木橋のかかる入渓点で装備装着。かっこだけは決まったかな(笑) おっかなびっくりで沢歩きを開始。流れは浅いが、所々深い場所もある。こういう時にこそ先にストックで深さを確認するんだということも桑村さんに教わった。ナメ床 ナメ滝という言葉も中島さんに聞いて初めて知った。

黒槐沢のナメを遡行して行きます。

 

小さな滝もいくつか超え、二股の分岐で右手に向かい黒槐沢へ。途中林道が横切ったりしながら、苔の美しい 又流れの間に凛と咲く一輪の「くりんそう」に魅せられながらさらに登って行く。

 

黒槐沢の水辺に咲く「くりんそう」

 

 

視界が拡がり流れが枯れ出すと笹薮となり、左手の土手を直登すると尾根に出て、平坦な丘陵を辿れば登山道に合流。ここで装備を脱いで登山シューズに。ここからは観光登山。

黒槐沢遡行を終え、笹原の登山道へでました。

 

 

先ずは、多摩川の源流でもある水干へ。一滴の水が水干沢、一ノ瀬川、丹波川、奥多摩湖へと流れ込み、その後多摩川となり138KMの長い旅を経て、東京湾にたどり着く原点。

そこから笠取山への分岐まで戻り、急坂を登り笠取山頂上へ。<最近はめっきり体力が落ちてと。。。>が口癖の松平さんは、 やっぱり実は一番余裕で登頂。テント装備を背負った若者と楽しく会話し、本来は一番の眺望が楽しめる偽山頂で一息。

笠取山1953m山頂



急坂を下り、多摩川/荒川/富士川の小さな分水嶺を経由し、笠取小屋へ。さっきの若者達はテント設営真っ最中でした。ここからはのんびり下山し、作場平へ戻る。時間変更した迎えのタクシーもぴったりでした。

多摩川/荒川/富士川の源流地点には小さな分水嶺の碑がありました

 てなことで沢初体験は無事終了。その後はいつもの楽しい反省会。山も楽しいが、こっちも負けずに楽しい。桑村さんご推薦の【七福】へ。甲州名物馬刺しに加え、数々の肴。やっぱり冷えた身体には乾杯のビールもいいが、その後は日本酒がいいですね。

 昨年さんかくてんに入会し、少しずつですが 僕の山行のバリエーションも増えてきました。今回同行頂いた皆さん 又 さんかくてんの会員の皆様にあらためて感謝の意を込めて。山行記録はおしまいです。(桐畑)


























+.





























































inserted by FC2 system