北海道 トムラウシ山 2141.2

日 程 2019715日~16         

参加者 L佐藤 飯嶋 松平 松尾 吉岡 福井 渡辺(綺)

715日 

965mトムラウシ短縮コース登山口8:00---1290mカムイ天上9:35---428mコマドリ沢分岐12:00---1735m前トム平13:30---1760mトムラウシ公園14:30---1970南沼キャンプ場16:00(テント泊)

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雨予報の合間をぬって本日・海の日にトムラウシ登山を決行。残念ながら得津さんと上野さんは体調不良のため不参加で7人での登頂となった。

体調不良で待機することになったお二人に登山口まで車で送ってもらいました。

 

 

短縮コース登山口を8時にスタートする。カムイ天上までの所要時間は80分なのでほぼコースタイム通りで着いた。

 

展望のない尾根上のカムイ天上の道標です。

眺望のない林間コースで悪路悪路の連続、吾妻連峰に引けを取らない悪路だ。

カムイ天上から1時間半このような泥道の連続でした。

 

 

 

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コマドリ沢分岐に近づくにつれ可愛いお花が目につくようになる。一挙に100mの大下りを終えるとコマドリ沢分岐に着いた。

ゆっくりと沢の流れを見ながら休憩とする。長い悪路の林間コースはここで終わり。

泥泥道の後は100mの大下り、漸くコマドリ沢分岐に到着、休憩をし雪渓の登りに備えました。

 

 

 

コマドリ沢の雪渓を登ります

スタートは長い雪渓の登りから。アイゼンは装着せず、一歩一歩慎重に歩を進める。

 

 

1301 雪渓を終わるとゴロゴロした岩くずの道です。

 

 

 

 

 

前トム平付近からはお花畑が出現する。

1334 前トム平の台地上の森林限界地点に立ちます。ここからは這松と岩と湿原と高山植物の道になります。

 

 

 

 

1400標高1820mの岩だらけの小ピークに向かいます。

 

 

1820mの小ピークからトムラウシ公園と呼ばれる湿原と残雪を臨みます。

 

 

 

 

 

1408 上の写真の拡大写真 写真では分からない岩だらけの道を下り、池塘の点在する湿原の間を抜け、左手の湿原を横断して上部に向かいます。

 

トムラウシ公園一帯は個性的な形の岩とお花畑の組み合わせが目を引き美しい自然が広がる。

トムラウシ公園から這松の急斜面を上がると岩と花畑の台地が現れました。

 

 

 

 

1433

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だんだん南沼キャンプ場近づいて来ました。

 

 

 

南沼キャンプ場まで岩々の間に高山植物が群生しています。

 

 

 

 

1531 足を止めて花に見入る皆さん


 

1534 一般的には砂礫に咲いているコマクサが岩の間から顔を出しています。

 

 

 

1553 南沼キャンプ場に近づいて来ました。

 

1時間30分歩いてやっと南沼キャンプ場に到着した。お花畑の中にあるキャンプ場でとても綺麗だ。トイレブースの設置もあり。目の前にはどっしりと存在感いっぱいのトムラウシ山が聳えている。明日はあの岩の頂上アタックだ! 記録:渡辺(綺)

 

霧のトムラウシ山の裾野の南沼キャンプ場でテント【泊】をしました。

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2012 夜は満月にちかい月がでましたが明日はどうなのでしょうか。

 









716日 

南沼キャンプ場5:00出発---トムラウシ山5:35/6:10下山---南沼キャンプ場6:40(テント撤収)7:20出発---トムラウシ公園8:00/8:10---前トム平8:45---コマドリ沢分岐9:50/10:00---カムイ天上11:55---温泉コース分岐11:55---駐車場3:15

 

頂上でご来光を見ようと3時半に起床。しかし外はガスで視界が悪く諦めて朝食を食べてから出発することに。
キャンプ場を出て少し歩くとすぐに岩だらけの登りになった。

 

513トムラウシ山頂への道は岩の間をよじ登っていきます。槍の穂に登る時にに似ています。

 

慎重に登ること30分ようやく頂上に到着。山頂では少し晴れ間が見えるが遠くの山々まではガスで見えない状況、せっかくなので頂上で晴れてくるのを待つことに。

一瞬 青空が見えたトムラウシ山頂上で記念撮影です。

 

 

 

 

トムラウシ山頂からブロッケン現象が見えました。

晴れていれば遥か彼方の大雪、十勝岳が見えるのかなと思いながら写真を撮っていると、お隣のテントの方も頂上に登ってこられていて、その方がブロッケン現象が見えていることを教えて下さる。2度目に出現したブロッケンは虹の輪の中にはっきり自分の影が映っていて神秘的な感じで感動する

時折青空が見え大雪山方面も見えるが、完全に晴れることはなく時間切れとなり下山開始。

606 ヒサゴ沼方面、かねてからの企画は北大雪からの縦走だが残念です。

 

 

テント場までは登ってきた道を下るだけだったが、途中目印の岩を見失い一部トラバースして登山道に戻り無事テント場に到着。

 

岩の積み重なったトムラウシ山を下り、テント撤収に帰ります。


すぐにテントの撤収を行い、720分に下山開始。

雪田が残った南沼キャンプ場を後に高山植物が群生を楽しみながら下りました。

 

 

前日は通り過ぎただけだったトムラウシ公園で休憩し、お花の写真を撮ったり景色を見ながらのんびりする。

 

818 トムラウシ公園

前トム平に向かう途中の岩だらけの登りは前日ほど苦労せず順調に通過し雪渓の上部に到着。前日は登りだったのでアイゼン無しでもスムーズに登れたが下りは滑って下まで行きそうで慎重になる。私は念のためザックに入れておいた軽アイゼンが役に立ち1人苦労せず雪渓を下る。




雪渓が終わるといよいよ最後の100メートルの登りとなるが、疲れてしかもテント泊の荷物を背負っていると予想以上にキツイ。何度も高度計であと何メートルかを確認し、時折ため息も出るが早く終わらせたいと一気に登る。

930

 

急登が終わると今度はぬかるみ道の連続で非常に歩きにくくペースも上がらない。温泉コース分岐に着いた時はやっと終わったと思ったが、その後の駐車場までの道のりも長かった~。結局登山口の駐車場到着は13時過ぎになる。登山口では、途中連絡を入れておいた上野さん、得津さんがお出迎えでほっと一安心。次回は別のコースでまた大雪山、トムラウシ山を縦走したいと思わせてくれる山でした。記録:松尾

 

帰路もドロドロの山道を帰りました。まともに歩ける個所はありません。

 

 

 

北海道山行番外報告
今回の山行、北海道東部の釧路、帯広地方の天候が夏のこの地区独特のオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多くなりました。そういえば2年前の知床山行、天気が良く暑いぐらいの毎日でしたが、帰路釧路地方をドライブするとやっぱり「霧の摩周湖」になっていました。順調にいけば当初計画トムラウシ往復、休養日1日後雄阿寒岳を登る予定でしたが北海道東部の太平洋側は霧や雨が続く、当期の北海道独特の気候に変化なく、予報も少し良くなったり悪くなったりで1週間前から天気予報をにらめっこです。
反して内陸部の旭川側はまずまずの予報が続きました。
北海道この時期の釧路、帯広地方の山行は今後も天気のリスクが高いことを肝に銘じる必要がありそうです。

東京での天気予報はほぼ毎日のように雨が降る予報になりました。当初 宿泊はテントで過ごす予定でした。しかし毎日の雨模様で狭いテントで過ごすの厭の為、ベースなる宿を探しますが一日電話しまくるも、3連休でどこも予約が一杯でとれません。ネットで今度は町や市の施設がないかを調べると新得町の町の広報に「山の交流館とむら」の案内がありました。電話を入れると初日は空いているけど後はダメとの回答でした。とりあえず空港についてトムラウシ登山口に近いところに「雨のテント」張るよりより「山の交流館とむら」に世話になる方が良いと思い予約をします。
後の行動は天気次第ですし、寂しくどこかで雨のテント生活になるかもしれないし、どこかの駅近くの木賃宿に世話になるしかないと想像をめぐらしました。

廃線になったあの有名な「幸福駅」を見学

ファームレストラン野島で昼食です

7月12日 帯広空港で先についていた5人は後発隊が到着する14時まで、空港近くの道の駅をのぞき、「幸福駅」を見学し空港への帰り、田園の真ん中にある「ファームレストラン野島」で昼食しました。

3名と帯広空港で合流し、新得駅近くで買い出しし、更に得津さんと合流して山奥の「山の交流館とむら」に向かいました。
写真にある立派なロッジで快適な一夜を過ごすことができました。

お世話になった新得町営「山の交流館とむら」のロッジ、2日目以降は本館にお世話になりました。

 

7月13日 雨模様でどこの山にも登れそうにありません。今日はどこに泊まろうかと管理人の三上倍美さんに相談すると20畳の研修用の和室があるのでそこを使ったらとの非常に暖かい言葉を頂き、世話になることになりました。
早速ロッジから本館和室に荷物を移動し、さて今日の行動はどうしようとの事で、紹介して頂いたオソウシ温泉に行くことにする。車で新得方面へ戻り途中から左手の山の中をひた走ります。40分程走った渓谷の傍に古ぼけたオソウシ温泉がありました。
名物の秋田犬のお出迎えがあり、内部は古ぼけた温泉です。湯温は25度のぬるめの露天風呂でした。

宿の「山の交流館とむら」に温泉から帰り、明日の天候からコースを検討するが相変わらず明日も十勝釧路地方の天候が悪く、旭川側の天候はまずまずのようで、15~16日は天候が回復する予報の為トムラウシはその両日で登ることにしました。
14日明日の雄阿寒岳は諦め、旭川側に迂回して富良野岳に登ることにしました。

 

お世話になった「山の交流館とむら」の管理人の女性と記念撮影です。普段は簡易郵便局の局長を兼任しています。

北海道へ来て2日目ですが、朝から雨が降ったり止んだり、山奥の秘湯オソウシ温泉で入浴しました。

凄い山奥の「秘湯オソウシ温泉」です。誰も来ないと思ったら、はるばる旭川方面から数名の客がきました。

 

7月14日 ロッジに泊まっていたグループは早朝 雨の中をトムラウシ向け出発しました。  私たちは一旦新得へ南下し迂回して深い朝霧の狩勝峠を越え富良野盆地に入りました。広大な富良野盆地の田園地帯では晴れてきて十勝連峰が良く見えました。順調に富良野岳へ登り、白金温泉で汗を流しました。

しかし白金温泉から十勝連峰の山裾を大回りして富良野盆地へでるに予想外に時間がかかり、途中ステーキハウスで食事をし、買い物をすると「山の交流館とむら」には20時頃になってしまいました。

「山の交流館とむら」で夕食の乾杯です。台所を借りて自炊です。安く済みました。

7月15㈰
前日から便秘気味で腹ぐわい悪く元気の出ない得津さんと朝、熱っぽく検温すると37度近い上野さんはトムラウシ山行に参加せず待機することにしました。
前夜遅かったので起床も遅く、「山の交流館とむら」を7時ごろ上野・得津両氏の運転で出発。トムラウシへの道はドロドロ長い道でした。途中、ロッジを出発し下山してきたグループに会いましたが1日中雨で、雨の中テントで泊まったとの事でした。
トムラウシ一帯は高山植物の宝庫で堪能し、快適な高山植物の真ん中でテント生活を味わいました。

7月16日最終日
待望のトムラウシ山に登る事ができました。下山は相変わらずのドロドロ道には閉口しました。13時に上野、得津両氏が登山口に出迎えてくれ、国民宿舎東大雪荘の想定外の立派な温泉浴場で汗を流し、「山の交流館とむら」によって5日間世話になった部屋をかたずけ、礼をいって後にしました。飯嶋さんは得津さんを新千歳空港を送りながら、もう一日北海道。
他の7名は帯広空港から羽田空港へと戻りました。

新得町営の「山の交流館とむら」が快適な宿泊を9名の大人数に破格の宿泊料で提供して頂き、毎日快適に和気あいあいと過ごすことができました。厚く感謝しております。佐藤


























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