高尾山のイワタバコ

【日 程】2019724

【メンバー】松下(L)上原 川田 矢沢(記)

【行 程】JR高尾駅北口集合8:30発→蛇滝口9:15(蛇滝コース)→蛇滝水行道場9:45着・9:55発→浄心門・3号路経由→高尾山山頂11:40着・12:20発→一丁平12:55着→小仏城山13:25着・13:55発(東尾根コース)→日影15:15着→日影バス停15:43発バス高尾駅16:10

 この時期咲いている「高尾山蛇滝のイワタバコ」を見に行きました。 松下リーダー以外の3名は上り下りとも初めてのコースで、未知の高尾山が知れた山行でした。

高尾駅から南浅川沿いに蛇滝口へ。蛇滝までの林道は平日で人もいなくしっとりした道でした。


初めのイワタバコの花は小川の中の苔石の上に一輪咲いており、可憐な花でした。 蛇滝の水行道場に着くと石垣に沢山のイワタバコの花々が出迎えてくれ、 一歩歩くごとに色も形も違う星形のイワタバコに出会え、蕾も多かったけれど、しばし見とれたり撮影会で賑わいました。

しかし蛇滝を過ぎるとその姿はパタリと見えず、水豊かな岩が棲家なのでしょうね。






所々にギボウシ、ガクアジサイが咲き、何といっても女王のヤマユリが咲き誇っていました。




高尾山頂にて昼食。皆さんからの美味しいおすそ分けを頂いてから、小仏城山へ向け出発しました。 すると?な方に出会い、目を疑うような全体に穴の空きすぎた!タイツを履き、目をそらすのがやっとでした。 



小仏城山での休憩タイムでは、おしゃべりに花が咲き、気を取り直して下山。入り口を迷いながら、高く草が生い茂る道を下りました。地図上は破線のバリエーションルートとなっている東尾根コースです。

 

その途中、草も低くなった所で川田さんに呼び止められ戻ると、セミの羽化真っ最中で、殻から抜け出る姿を見る事が出来ました。 薄緑色の羽や体が透き通るようで小さくて綺麗なセミでした。こんな初めての瞬間を見つけてくれた川田さんありがとう!もうこれだけでこの道を選んで良かったです。





最後の川では、残念ながら?靴を脱ぐこともなく無事渡り、日影バス停に到着しました。初めてのことが幾つもあった楽しい高尾山でした。




「参加者の感想」
松下さん イワタバコ、やまゆりは満開のはずでしたが、少し早かったです。下山は暑いので東尾根コースを。川を渡るのに水量が多く裸足で渡るかと心配しましたが、無事渡れ安堵しました。久々の平日山行でした。
川田さん イワタバコの花を初めて見ましたが、薄紫色のとても綺麗な花でちょうど花の咲き始めでとても綺麗でした。
上原さん 暑さと湿気で思いの他バテましたが、裏高尾蛇滝ルートを知ることができ、また花の姿に励まされた山行でした。
[山行感想句]
梅雨開けず  葉陰でヤマユリ  うな垂れる

清流の  岩場にひっそり  イワタバコ

汗拭い  無言で頬張る  すももかな

蝉の羽化  見守る額に  汗流る

裏高尾  玉紫陽花の  蕾揺る


イワタバコ

日本の本州、四国、九州、沖縄および、台湾などの山地に分布し、湿り気のある岩壁などに群生する。は美しいので山草として栽培もされる。葉柄3 - 15cm で翼がある。葉身は長さ20 cm内外、幅は10 cmと大型で、大きなものになると長さ50 cmほどになることがある。の質は柔らかくてツヤがあり、数枚が根出する。夏の7 - 8月頃、葉の根元から高さ10 cmほどの花茎を伸ばし、散形花序をつけ紅紫色のが咲かせて目立つ。花は直径1 - 1.5 cm程、放射相称で、花冠5裂し雄蕊5個、花冠裂片は紫色。子房上位果実は細長い蒴果2つに割れる。葉は冬には枯れ、新葉が縮んだ冬芽として越冬する。1株に葉が2 - 3枚しかつかないうえ、岩場のため根が生育しにくく、繁殖力が弱い植物である。人間によって葉がすべて採取されてしまったり、根を傷められたりすると、その群生地での絶滅の恐れもある。 『ウィキペディア(Wikipedia)』より


 

 
























































































inserted by FC2 system