徳本峠&小梨平で新年会

日 程: 111日(土)〜113日(月)

参加者: L桑村、SL堤、福井、渡辺綺(会計)、中島(目黒)、松尾(記録)

 (1日目)  釜トンネル入口1125出発→釜トンネル・上高地トンネル出口12:301245大正池→1520河童橋→1530小梨平キャンプ場

雪山山行では珍しく女子会山行となってしまい、新年会用の食糧、テント泊装備を新宿駅で分担する。松本駅までの車窓から見える山は例年に比べて雪が少ないように見える。
松本駅から釜トンネルまではタクシーで1時間程。釜トンネルで準備を整え、ヘッドランプを点け長く暗いトンネルを歩き始める。3連休の初日でお天気も良いということでスノーシュートレッキングの集団が前を行く。釜トンネル、上高地トンネルを抜けると静かな上高地の世界が始まる。
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写真- 1 上高地トンネルを抜けて

 

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15分程歩いて大正池で休憩。前穂高、吊尾根等北アルプスの山々を眺めながらのコーヒーは格別。

大正池から散策路を歩いて田代橋の分岐までくると荷物が重く感じる。

写真- 2大正池から見える前穂高

 

帝国ホテルから林道へ抜け上高地バス停、静かな河童橋を過ぎやっと小梨平キャンプ場へ到着。すぐにテントを設営し、入山の乾杯。新年会のメニューは桑村リーダーお薦めのアヒージョとワイン。雪山山行でこんなにオシャレなメニューは初めてで、しかもお野菜、キノコ、エビ、タコと具沢山でお酒も進み楽しい新年会となる。21時半就寝



 

(2日目) 小梨平キャンプ場7:20出発→840徳本峠登山口→1800m付近12301355徳本峠登山口→1520小梨平キャンプ場





















5時起床。朝食のアヒージョ雑炊を食べすぐに準備をし、720分徳本峠へ向け出発。途中明神岳が見えるビューポイントで写真を撮り徳本峠登山口840分到着。

写真- 3 明神岳をバックに記念撮影

 

 

新年会ボケでワカンを持参せず来てしまったが、登山道にはトレースがなく慌てるも少ない積雪に助けられる。前半は平たんな夏道で順調であったが、途中の分岐で積雪量が少ないので沢コースを選択せずそのまま夏道を行く。
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写真- 4 夏道ルートを行く

1600mを過ぎると徐々に急登となり、夏道からそれると雪にはまり歩き難くなる。1800m付近で急な尾根を登るか沢方面に行くか迷ったが、無理やり尾根ルートに行くも途中でルート間違いに気付き戻ってくると沢を横断したところに夏道があることが判明。ルートを探しながら登るのは楽しいが時間がかかり、1880m付近で12時半となってしまい、徳本峠まではまだ2時間近くかかりそうなので諦めて戻ることにする。

帰りは桑村L、松尾を除いてアイゼンを装着し、1時間半ほどで登山口に戻ってくる。テント場に戻るとさっそく新年会の続きで夕食のきりたんぽ鍋の準備にとりかかる。2日目もお野菜たっぷり鍋にワイン、お酒と盛り上がる。20時就寝。





(3日目) 小梨平キャンプ場820→大正池940→釜トンネル出口1050

5時起床。前日の鍋の残りで手際よく雑炊を作り頂く。その後すぐにテントの撤収を行い、出発までの時間を使いビーコンの使い方を勉強する。初めてビーコンを使った感想は、これで本当に雪崩の中から救助できるのかしらと思うほど電波を発信している場所を特定するのが難しい。結局例会等で使い方をもっと勉強しないと実践は難しいとの結論。

 

820分小梨平キャンプ場を出発。帰りは大正池まで林道を歩くことにする。帝国ホテル近くまでくるとサルの集団に遭遇。子ザルもいて木の芽を食べている様子。
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写真- 5 帝国ホテル付近のサル

 上高地トンネルに入る前に卜伝の湯に電話するとお湯がぬるく営業していないとのことで、タクシーに早めに迎えにきてもらうことにする。

釜トンネル出口には1055分到着。楽しみにしていた卜伝の湯には入ることができなかったが、タクシー運転手が松本駅近くの温泉施設に寄ってくれて汗を流しすっきりしてから松本駅の食堂で反省会。

おいしい新年会メニューを考えて下さった桑村さん、堤さんありがとうございました。冬の静かな上高地テント泊を満喫することができました。

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写真- 6 釜トンネル出口に無事到着

 


























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