冬の百名山 伊吹山1377.3に登る

日 時:2020.1.19  参加者:L得津、上野、長谷川、佐藤(記)

タイム:米原駅7:07─JR東海道線─7:16伊豆長岡駅 タクシー 7:35三之宮神社伊吹山登山口 7:48出発──8:20一合目──9:34三合目──10:20六合目避難小屋──11:05八合目──11:55伊吹山山頂、山頂周遊と昼食12:40出発──13:55五合目──15:35登山口へ下山 タクシーでグリーンパーク山東内の鴨池荘で入浴と食事 タクシーで米原駅へ19:00解散


伊吹山は幼小の時、四国に東海道線で往復する度に、母よりあの山が伊吹山だと教えられた思い出の山です。
さんかくてんの気象ハイクの際も野尻講師から冬のシベリア高気圧が伊吹山を抜けて伊豆付近に雲をつくるとの講義。

そんな伊吹山もいつか登りたいとの山でしたが、近年頂上近くまで車で行け、興ざめでしたが得津さんから声を掛けられ、そうか冬なら車も行けず歩いて登る絶好の機会です。京都に用事のあった長谷川さん、目の手術から回復した上野さん、そして芦屋の得津さんと合流して伊吹山を目指すことにしました。

得津、上野、佐藤の男性3名は前夜米原駅前のいつもの東横インに泊まり、駅前の食堂で前祝です。

翌朝、米原駅で京都からきた長谷川さんと合流、2駅先の近江長岡駅からタクシーで三之宮神社前の伊吹山登山口へと向かいました。この4名は11月の奥鬼怒の集中山行以来の集合です

 

登山口で上野さん指導のストレッチをして登山開始です。


 

登山口からは5合目までの登山道は旧スキー場の宿泊施設やリフトの鉄塔が残るひろびろとした草原を登ります。

近年は温暖化の影響か雪が極端に減ったとの事、そういえば伊吹山付近で新幹線や東名高速がストップした話はあまり聞かれなくなりました。

五合目まではスキー場の草地を登りました。遠くは琵琶湖です。

 

3合目付近のスキー場跡地から伊吹山を望みます。


 

五合目付近から見る伊吹山も山頂部に雪が少し見えるもののアイゼンは不要のようです。持参して雪の伊吹山を楽しもうの計画も残念です。

 

五合目からの上部は壁のような急斜面をジグザグに登りました。

 

 

五合目から上部は壁をジグザグに這うような登山道です。積雪が多い時は雪崩れが発生しそうな急斜面が頂上付近まで続きます。

整備され、歩き易い道です。皆さん快調に歩きました。


登るにつれ琵琶湖が眼下に広がり、鈴鹿山脈、関ヶ原が良く見えます。8合目の最後の登りに差し掛かるとさすがに雪解けで登山道がドロドロです。

8合目の雪解けのぬかるみを登りました。

 

 

 

9合目の頂上部は雪があり、漸く冬の伊吹山との感じです。

 

急斜面を終え、雪の残る九合目です

 

 

標高差1150m以上はある割には歩き易く予定通り山頂へきました。頂上部は冬期閉鎖中の山小屋、店が数件、冬のたたずまいです。

伊吹山山頂で記念撮影です。

 

山頂の大展望 白山連峰を見ました。

山頂からは西に琵琶湖が広がり北東に白山連峰、東に北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスそして南に鈴鹿山脈とまさに360度の大展望です。皆大満足の景色を楽しみ、山小屋の前で風をさけながら昼食を食べ、下山にかかります。 

山頂からの大展望 琵琶湖の左 沖島、右 竹生島を見ました。

 

下りは琵琶湖を見ながら、麓の箱庭のような点在する集落を見ながらの下山でした。五合目で山行前日の1月18日は得津さんの誕生日だったとの事で長谷川さんが京都で購入したチョコケーキの誕生祝を美味しく頂きました。15:30下山し、ぬかるみで汚れた登山靴を洗い流し、タクシーでグリーパークへ立ち寄り温泉と食事でくつろぎました。米原駅までタクシー、解散。7分後に来た新幹線に飛び乗り2時間後の21:00に品川駅に着きました。

 

山頂直下のドロドロ道を慎重に下りました。

 

交通機関は奥多摩の帰りよりも楽でした。宿題だった伊吹山も登れ、天候に恵まれ大展望を満喫できた楽しい登山でした。新年の登山としては皆さんそれぞれに満足のスタートをきれようです(佐藤)


























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