白山・北縦走路から 日 程:2020年7月17日(金)〜20日(月) 参加者:飯嶋(L)福井(SL)堤・川田・三戸・渡辺綺 7月17日(金) 曇り時々雨 品川駅6:34発(ひかり631号)→名古屋駅8:18着→岐阜バス(名古屋白川郷線)8:50発 白川郷11:30着→白川郷ゲストハウスKEI(宿泊) 当初予定していた富山、金沢側からの白川郷へのバスのアクセスが、8月までほぼ運休していることが15日わかり、名古屋からバスで白川郷に向かう事になりました。バスの時間を確認していた所、運休が判明したもので、判らずに出発していたらどうなっていた事か(コワ〜イ)すぐに別ルートを考えて手配までしていただきリーダーの飯嶋さんには感謝です。 貸切状態のバスで白川郷に到着しましたが、人がいない。こんな白川郷見た事ない! ![]() 良いような寂しいような、静かな白川郷を散策出来ました。 今日のお宿のゲストハウスKEIも貸切で、リーズナブルなお値段で(何と1泊おひとり様2,520円)綺麗な居心地の良い所でした。白川郷に来た時はおススメのお宿です。
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7月18日(土)雨時々曇り 出発6:45→三方岩岳駐車場着7:20→出発7:45→三方岩岳展望台8:58→三方岩岳9:12→鶴平新道分岐10:27→野谷荘司山10:59→もうせん平11:41→妙法山13:30→シンノ谷15:41→ゴマ平避難小屋18:09→就寝20:00 白山白川郷ホワイトロードが7時開通の為、出発時間が6:45と遅めになった。 当初、リーダー念願の鶴平新道を行く予定でしたが、宿から登山口の馬狩まで林道歩き1時間30分で疲れてしまい無理では無いかという事で、三方岩岳登山口から登る事になりました。このコースだと鶴平新道からいくよりも更に1時間30分短縮ですし、ゴマ平避難小屋までの長い距離を考えると私たちの脚力では良い選択でした。 ![]()
天気予報では、7時から晴れマークでしたが、やはり山の天気は登山口から雨具を着けての出発となりました。
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途中、雨が止み、刈り払いしたばかりの枝を踏みながら登るとササユリが登山道に沿って咲いていました。 |
![]() 日本300名山の三方岩岳までは、地元の方も良く登っているようです。 |
そこから先は北縦走路に繋がるのでなかなか登る人はいないようです。野谷荘司山で刈り払いをしてくれていた作業員の方に会いました。妙法山までは刈り払いをするとの事。 やっとの思いで小屋に着き、水場で水を補給し、ずぶ濡れの衣類を着替え、ホット一息つきました。各自、持参の食料を食べ、明日は濡れた衣類とぐちゃぐちゃの靴で歩くのかと暗い気持ちになりましたが、横になると疲れもありすぐ寝てしまいました。 |
7月19日(日) 待望の晴れ!! 3:30起床 5:00小屋発 6:30三俣峠 8:40うぐいす平 8:50地獄のぞき 10:15北弥陀ヶ原 11:55お花松原 13:50大汝峰分岐 14:50室堂山荘着 17:00夕食 20:30就寝 夢見心地の耳に“星が見える″の声が届く。小屋は高湿ながら適温で快適な一晩を過ごした。乾いた服を再び昨日着ていた濡れた物に替えなくてはならない。雫が落ちないだけましかしら。各自持参のおかゆやスープで朝食後、予定より1時間早く出発。しょっぱなにこの先はジャングルかと思うほどの大倒木!先頭の福井さんは、跨いだり、払いのけたり何とか通過。 ![]() |
朝一番に150mの急登を頑張れば標高2000m付近の緩やかな散歩道が続く。今日も日光キスゲロード、きぬがさ草ロード、白山シャクナゲロードです。太陽を浴びた花々の饗宴の中を歩ける幸せを噛みしめる。皆口々に、リーダーの日程選びの適切な事を誉めそやしました。 |
![]() 地獄覗きでは、北方から見る白山の、地肌がそげた荒々しい姿を見ました。花の山と言われる白山ですが、死と再生の聖地として崇められている山です。 |
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そして私達もついに天国に到着!北弥陀ヶ原からお花松原まで点在する地塘と、今を盛りの白山コザクラ、イワカガミの可憐なピンク。チングルマ、アオノツガザクラの白、くるまユリが派手なオレンジでアクセントをつける。私が今まで出会った中でも1,2を争う大お花畑でしょう。今日、この時を待っていたかのように花々が咲き誇っています。昨日の苦労が報われました。しかも出会った人がたった二人。静かな山に私達の感嘆と喜びの声が響きました。 |
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7月20日(月) 霧雨 本降り 小降り 晴れ 6:45室堂発 8:20甚助小屋 10:35別当出会
甚之助小屋の前は大勢の人が休んでいた。飯嶋さん、三戸さんは昨年の南からのコースエピソードを懐かしく語っていました。コース難度は北に軍配、天候難度は南に軍配だそうです。今日は大勢の登山客に会い、やっと白山らしく感じる。
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