足慣らしと温泉付き山行第3

高芝山〜大菩薩の湯

日 時:2020.09.10(木)  参加者:L佐藤、上野

タイム:新宿駅集合550─京王線─634高尾624749塩山駅─タクシー─805玉宮バス停 820準備して出発─903林道手前の東屋─1025 1200m地点 これより防火帯の急登─111036 1330m地点で昼食─1147送電線鉄塔──1240高芝山標高1540m山頂─高芝山東峰─1400一般登山道分岐─1413送電線鉄塔─1501介山記念館─1526大菩薩の湯 1640(発)バスで塩山駅へ                   

登山口の小倉山周辺は23月のザゼンソウで有名です。(借用画像)


95日〜9日までの5日間の予定だった立山〜薬師岳〜折立までの久しぶりの北ア山行が台風の余波で前日に中止となりました。残念 北アルプスの空白地帯がまた埋められません。

運動不足に輪をかけてはと思い上野氏を誘って温泉山行第3弾です。まずは温泉の「大菩薩の湯」を選んでから登山コースを選ぶことから始まり、結局大菩薩方面は選ばす。青梅街道の反対側にある高芝山1540mに登ることにしました。登山道のマークは全くありません。高芝山の近くは林道もあるし、送電線も走っているので何とか道らしきものはあるだろうとの考えです。



整備された上条峠への道は気持ち良い

塩山駅をおり、タクシーで塩山市郊外に出た時、車窓右手に山裾を送電線で腰ベルトにしたようなピラミッド型をした鋭角な山が見えます。あれが高芝山に違いない、山頂が開けていたら甲府盆地の先に富士を見渡す人気の山になったのとの思いです。タクシーで15分、すぐに玉宮バス停に到着。ここは2月〜3月は小倉山山麓の座禅草で有名なところである。

小倉山への散策道を横目に見てまずは林道の通っている上条峠駐車場を目指す。

林道の通っている上条峠にある駐車場は整備され、ゴルフ場のような明るい場所でした。


ここから登山道のない藪に足を踏み入れ高芝山を目指す。


尾根筋の林の中は明瞭な道が続いていました。

この押し迫ってくる防火帯の道の上部の岩で苦戦しました。


押し被さるような防火帯の岩交じりの尾根が目の前です。

標高1320mまでの僅かな距離ですが今回の山行のハイライトです。尾根を登るにつれ傾斜は増し岩が覆いかぶさってきます。さすがの上野さんも最後の岩に登りはロープを出して引っ張り上げてくれとの声。岩の間を4〜5m引き上げ、やれやれ暑くて難儀な場所でした。

岩の間を高芝山山頂を目指しました

岩稜帯を過ぎてから送電線鉄塔へやや下り。尾根から林道へ下るロープを確認したあと、樹林帯の中の岩稜を上り詰めると全く展望のない高芝山1540mに到着。

展望のない高芝山山頂で記念撮影

ここからは送電線鉄塔へやや下り。林道へのロープを確認したあと、樹林帯の中の岩稜を上り詰めると全く展望のない高芝山1540mに到着。ここからの急な下山はルートと方角が難しそうですが、慎重に下って無事コルに到着、高芝山東峰からの南下する下山道は地図に記載があるものの全く分かりません。地図を見、磁石を見て尾根を探し下山していきます。大菩薩の湯までの南下する尾根道も2か所のチェックポイントを確認、送電線鉄塔を過ぎれば迷うところはありませんでした。

気持ち良い下山道を大菩薩の湯を目指しました。

道は不鮮明ながらも樹林帯の中の尾根は歩き易く、順調に介山記念館に到着しました。

ここで小雨が降り始めましたがすぐに止み、青梅街道の車道を大菩薩の湯まで歩きました。

大菩薩の湯の玄関は人気もなく閑散として休みかと思いましたが、奥に人がいます。厳重な体温チェック、名前と住所を記入し、脱衣かごも消毒された個人専用のものを使いました。人数制限もあります。閑散とした大菩薩の湯でしたがぬるめのお湯は気持ちよくゆっくり汗を流し、バスで塩山駅に向かいました。

勿論 今日も誰一人会うこともなく、のんびりと暑さを避けた樹林帯の中を地図を見ながら足慣らしを楽しみました。さてさて足慣らし温泉付き軟弱山行第4弾はどこにしようか思案中です。(佐藤)







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